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郵船ロジ マレーシアでコールドチェーン新会社設立

郵船ロジ マレーシアでコールドチェーン新会社設立

郵船ロジスティクスのマレーシア法人、TASCO BERHAD(以下、TASCO社)は7月12日、マレーシアでコールドチェーン事業を展開する会社「TASCO YUSEN GOLD COLD SDN BHD(以下、TYGC社)」を設立したと発表した。
TASCO社は、マレーシア国内でコールドチェーン事業を展開するGOLD COLD Transport Sdn Bhd社(以下、GCT社)とMILS Cold Chain Logistics Sdn Bhd社(以下、MCCL社)の買収手続きを、それぞれ2017年7月と2018年6月に完了している。
今回TASCO社は、コールドチェーンサービスのさらなる拡大を図るため、事業を一元管理する子会社TYGC社を設立し、GCT社とMCCL社を傘下に置いた体制での運営を開始する。

三井不動産 上海市初の地下鉄駅再開発事業、商業施設を運営

三井不動産 上海市初の地下鉄駅再開発事業、商業施設を運営

三井不動産(本社:東京都中央区)は、中国・上海市閔行(ミンハン)区で、上海地下鉄1号線蓮花路(レンファールー)駅に直結する「(仮称)上海蓮花路駅ビル商業施設」の事業化を決定した。施設の開業は2020年を予定。
同事業は上海市の地下鉄を保有・運営する上海申通地鉄集団(上海メトロ)との共同事業となる。上海市初の地下鉄駅再開発事業として、上海メトロ子会社「上海広漣置業有限公司」が既存駅舎を解体して再開発を行う。
地上5階・地下1階建て、延床面積約5万平方㍍の駅施設のうち、商業施設部分(延床面積約3万1000平方㍍、約90店舗)を三井不動産グループが一括借り上げし、海外における同社グループ初の駅ビル商業施設として運営する。

ホメロスの古代叙事詩「オデッセイ」の粘土板発掘

ホメロスの古代叙事詩「オデッセイ」の粘土板発掘

ギリシャ文化省によると、ギリシャ西部オリンピアで古代の詩人ホメロスの叙事詩「オデッセイ」の一部が刻まれた粘土板が発掘された。この粘土板は3世紀ごろのものとみられ、ギリシャで発見された最古のオデッセイの記録の可能性があるという。
ギリシャとドイツの研究チームが、ゼウス神殿の近くで遺跡発掘の作業中に発見した。24歌で更生される長編叙事詩のうち、第14歌の一部が記されていた。複数のメディアが報じた。

NEC インドの大容量光海底ケーブルの供給契約締結

NEC インドの大容量光海底ケーブルの供給契約締結

NECは、NEC Technologies Indiaを通じて、インドのチェンナイとアンダマン・ニコバル諸島を結ぶ大容量光海底ケーブル敷設プロジェクトのシステム供給契約を締結した。契約先はインド国営通信キャリア、バラート・サンチャル・ニガム。
この光海底ケーブルシステムは、チェンナイとアンダマン・ニコバル諸島のポートブレアほか7地点を結ぶ総延長距離は約2300kmとなる。同システムには毎秒100ギガビットの最新の光波長多重伝送方式が採用される。

TIS インドネシアのIT大手Anabatic社との協業強化

TIS インドネシアのIT大手Anabatic社との協業強化

TISインテックグループのTIS(本社:東京都新宿区)は7月12日、持分法適用会社のインドネシア証券取引所上場の大手IT企業PT Anabatic Technologies Tbk(本社:インドネシア・ジャカルタ、以下、Amabatic社)が発行した転換社債型新株予約権付社債(以下、社債)を取得し、グローバル事業の推進を強化すると発表した。
今回のTISによる社債取得は、TISとAnabatic社の協業関係をより強固なものとし、両社でさらにASEANの現地企業や日系企業に対して有益なITサービスの開発、提供を推進していくことを目的としている。

インドネシアの基地局実証事業がJCMプロジェクトとして登録

インドネシアの基地局実証事業がJCMプロジェクトとして登録

NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)とKDDIがインドネシアで取り組んでいる「トライブリッド基地局実証事業」が、温室効果ガス排出削減・吸収を促進する二国間クレジット制度(JCM)のプロジェクトとして登録された。
この実証事業は時間帯や天候に応じて、商用電力、太陽光パネルによる発電および深夜電力により蓄電池に充電された電力を効率的に活用する携帯電話基地局(トライブリッド基地局)をインドネシア国内の20カ所に導入し、最大約80%の温室効果ガスの排出削減効果を実証することを目指している。

モードメディアJ シンガポール企業とインバウンド事業を共同展開

モードメディアJ シンガポール企業とインバウンド事業を共同展開

モードメディア・ジャパン(本社:東京都中央区)と、シンガポールを拠点とするCLOZETE Pte Ltd(以下、Clozette)は7月10日、2018年7月から東南アジアの流行に敏感な女性たちをターゲットに、日本企業向けにインバウンド・アウトバウンド事業を共同展開していくことで合意したと発表した。
今回の合意には、モードメディアが運営するGLAMと、Clozette社が運営するClozetteを中心に情報発信を行い、インフルエンサー、ソーシャルメディア、コンテンツを使用した広告商品の販売を共同で行っていくことが含まれている。

クレディセゾン 中国フィンテック企業、信用宝に出資

クレディセゾン 中国フィンテック企業、信用宝に出資

クレディセゾン(本社:東京都豊島区)は、東南アジアにおける事業展開を加速させる戦略的事業パートナーとして、中国のフィンテック企業「信用宝金融信息服務(北京)有限公司」(本社:中国・北京市、以下、信用宝)に出資した。
これにより、中国事業を拡大させるとともに、同社が持つ多面的かつ膨大な情報に基づく先進的な与信技術を活用することで、個人信用情報を保有しない顧客層への新たなスコアリングモデルを確立し、近隣アジア諸国でのコンシューマーファイナンス事業を加速させていく。

西田幾多郎の多数の直筆ノート見つかる

西田幾多郎の多数の直筆ノート見つかる

「善の研究」などの著書で知られ近代日本を代表する哲学者、西田幾多郎(きたろう、1870~1945年)の遺族宅で、西田直筆の多数のノートが見つかった。
石川県かほく市の西田幾多郎記念哲学館などが、修復とともに読み解きを進めており、専門家はノートの修復や読み解きが今後の哲学研究のモデルになると指摘している。
西田は、西洋思想と東洋思想を融合させた独自の哲学体系をつくり、当時の知識人や若者に大きな影響を与え、「京都学派」の中心となった。

豪雨犠牲者の7割超が60歳以上「災害弱者」浮き彫り

豪雨犠牲者の7割超が60歳以上「災害弱者」浮き彫り

朝日新聞社のまとめによると、西日本を中心に大きな被害に見舞われた豪雨災害で、7月12日時点で年齢や死亡した状況が明らかになっている141人のうち、60歳以上が100人に上り、7割を超えたことが分かった。
年代別でみると、60代が25人、70代が37人、80代が29人、90代が9人だった。30~50代は34人、10代、20代はそれぞれ1人。そのほか3~9歳が5人となった。この結果、犠牲者のうち60代以上の割合が約71%に達し、「災害弱者」とされる高齢者の実態が浮き彫りになった。