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NTTデータ 介護施設向け見守りロボットサービス開始

NTTデータ 介護施設向け見守りロボットサービス開始

NTTデータ(東京都江東区)は6月14日から、介護施設向け見守りロボットサービス「エルミーゴ」の提供を開始する。このサービスは高齢者のベッドサイドに設置したセンサーとロボットが連動し高齢者の状態検知、介護スタッフへの通知、ロボットからの声掛けを行うことができる。
これにより、介護スタッフの負担軽減および質の高い介護サービスの提供に寄与する。また見守り機能に加えて、コミュニケーション機能も兼ね備え、ロボットとの会話によって高齢者のコミュニケーションを促進させることができる。
月額制のサービス利用型で、機材の標準構成はロボット5台、センサー各5台、パソコン1台。

民泊届け出いぜん低調 観光立国へ出直し迫られる

民泊届け出いぜん低調 観光立国へ出直し迫られる

住宅宿泊事業法(民泊新法)が6月15日から施行され、民泊の新たな時代に入った。ただ、新法での営業届け出は6月8日現在、全国で2700件余りと、これまで民泊サイトで掲載されていた件数からみるとケタ違いに少ない。
民泊の本格解禁で、不足している宿泊施設の受け皿とし、2020年に訪日外国人旅行客4000万人達成を掲げ、観光立国へ弾みをつけたかった日本政府には強烈な逆風となっている。
これまで民泊ビジネスに関わってきた事業者の中にも、年間営業日数が180日までや自治体が独自に条例で定める厳しい規制も加わり、届け出をためらうケースが少なくない。したがって、新ルールのもとでの民泊ビジネスは早急な出直しが迫られている。

ポーラ 生涯勤務可能に、定年後再雇用の制限撤廃

ポーラ 生涯勤務可能に、定年後再雇用の制限撤廃

ポーラ・オルビスホールディングス(HD)傘下のポーラ(東京都品川区)は6月14日、働き方改革の一環として定年再雇用の年齢上限を撤廃すると発表した。これにより、本人に意欲があれば年齢を気にすることなく、生涯にわたり働き続けられるようになる。
ポーラの定年は60歳で、現在は再雇用されれば65歳まで働ける。今回の発表で7月からは、約940人在籍するすべての正社員を対象に年齢上限を撤廃する。現在、再雇用で働いている社員約60人も対象に含む。
化粧品関連業界では2017年4月に、ファンケルが年齢上限をなくしている。

バングラのインフラ整備に総額2003億円の円借款供与

バングラのインフラ整備に総額2003億円の円借款供与

国際協力機構(JICA)は6月14日、バングラデシュの首都ダッカで同国政府との間で、6事業に総額2003億7100万円を限度とする円借款貸付契約に調印した。
今回調印した事業は港湾開発、橋梁建設、都市交通整備、発電プラントなどインフラ整備が主対象。事業と借款金額は以下の通り。
①マタバリ港開発事業(26億5500万円)②ジャムナ鉄道専用橋建設事業(第一期)(372億1700万円)③ダッカ都市交通整備事業(5号線)(73億5800万円)④ダッカ都市交通整備事業(Ⅲ)(792億7100万円)⑤マタバリ超々臨界圧石炭火力発電事業(Ⅳ)(673億1100万円)⑥保健サービス強化事業(65億5900万円)の6件。

万博誘致へBIE総会で最後のプレゼン 山中教授がスピーチ

万博誘致へBIE総会で最後のプレゼン 山中教授がスピーチ

フランスのパリで6月13日、BIE(博覧会国際事務局)の総会で、2025年万博開催都市に立候補している3カ国・都市による事実上最後となるプレゼンテーションが行われた。プレゼンはロシア・エカテリンブルグ、アゼルバイジャン・バクー、そして日本・大阪(関西)の順で行われた。
大阪への誘致を目指している日本は、万博のテーマとして掲げている「いのち輝く未来社会のデザイン」にふさわしい、iPS細胞の開発でノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授が、1970年の大阪万博時の体験を踏まえたスピーチ。また若い世代を代表して京大生(女性)がスピーチ、そして経済産業省の世耕弘成大臣のライバル2都市を意識したスピーチなどで構成。会場をピカチュウが案内する形で紹介し、安倍晋三首相もビデオメッセージで登場した。
また、会場には大阪府の松井知事、大阪市の吉村市長、経団連の榊原会長、関経連の松本会長らが顔をそろえ、まさしくオールジャパンの色合いが濃いプレゼンテーションとなった。最後はバイオリンと和太鼓で演出、和やかで楽しいプレゼンだった。今回のプレゼンだけの印象では日本が一歩リードの形勢だが、ライバル2都市は初めての誘致をアピールし、同情票?を集めそうなだけに予断は許さない。
総会では11月23日に開かれる次回のBIE総会で2025年の万博の開催地を決めることが発表された。BIE加盟170カ国のうち、49カ国を数えるアフリカ諸国の取り込みを巡って、今後激しいロビー活動が繰り広げられることになりそうだ。

東洋インキSC ミャンマーに製造・販売子会社設立

東洋インキSC ミャンマーに製造・販売子会社設立

東洋インキSCホールディングス(本社:東京都中央区)は、ミャンマーでの本格的な事業展開・拡大を目的として、ヤンゴン市ティラワ経済特区に製造・販売会社を設立する。
新会社「TOYO INK MYANMAR CO.,LTD.」の資本金は650万米ドルで、東洋インキSCホールディングスグループが全額出資する。パッケージ用リキッドインキおよび接着剤、商業印刷用オフセットインキの製造・販売を手掛ける。2018年7月新会社を設立する予定。

中国の1~5月新車販売5.7%増の1179万台

中国の1~5月新車販売5.7%増の1179万台

中国自動車工業協会の発表によると、5月の中国の新車販売台数は前年同月比9.6%増の228万7700台で、3カ月連続で前年同月を上回った。この結果、1~5月累計では前年同期比5.7%増の1179万2400台となった。この内訳は乗用車が同5.1%増の990万8000台、商用車が同9.1%増の189万1700台だった。
一方、自動車の生産台数は5月が前年同月比12.8%増の234万4400台、1~5月累計では前年同期比3.8%増の1176万8000台となっている。

ドン・キホーテ シンガポール新業態2号店6/14オープン

ドン・キホーテ シンガポール新業態2号店6/14オープン

ドン・キホーテ(本社:東京都目黒区)グループの海外事業持株会社Pan Pacific International Holdings Pte.Ltd.(本社:シンガポール)は、「DON DON DONKI(ドンドンドンキ)100AM店」を6月14日、シンガポールの商業施設「100AM」内にオープンする。
DON DON DONKIは、店内ほぼすべての商品を日本製もしくは日本市場向けの商品でラインアップする。”ジャパンブランド・スペシャリティストア”をコンセプトとした東南アジア仕様のドン・キホーテグループ新業態として、2017年12月にシンガポール中心部の商業施設「オーチャードセントラル」内に1号店をオープンした。
今回オープンする2号店は、地域住民や近隣の企業に勤務する人々に普段使いの店舗として利用してもらえるよう、品質にこだわった生鮮食品(青果・鮮魚・精肉・惣菜)や加工食品の構成を強化する。

両備HD ミャンマーに最先端の冷蔵・冷凍物流倉庫完成

両備HD ミャンマーに最先端の冷蔵・冷凍物流倉庫完成

両備ホールディングス(本社:岡山市北区)はこのほど、ミャンマー・ヤンゴン市のティラワ経済特区に約3万7000平方㍍の4温度帯の冷凍・冷蔵倉庫を含む大型の物流倉庫が完成したと発表した。同社のこの種の物流倉庫は、ベトナムのホーチミン市に続いて、アジアの最新鋭・最先端のコールドチェーンネットワーク第2弾だ。
4温度帯のうち常温倉庫は約1万4000平方㍍、定温倉庫は1160平方㍍(2室)、冷蔵倉庫は1523平方㍍(3室)、冷凍倉庫は1901平方㍍(3室)。車両バースは40カ所(1・2階各20カ所)。

高齢ドライバーの安全運転講習会 滋賀県東近江市

高齢ドライバーの安全運転講習会 滋賀県東近江市

滋賀県東近江市で高齢ドライバーを対象にした安全運転の講習会が開かれた。この講習会は、高齢ドライバーの操作や判断ミスにより事故が多発していることを受け、警察などが高齢ドライバーの注意喚起を促すため行っているもので、今回は70~80歳の高齢者6人が参加した。
参加者は首の動きや足の動きを測定するセンサーを体に取り付けて、実際の道路を運転し、自動車教習所の指導員が左右の安全確認が正しくできているか?、交差点で一時停止を守っているか?などをチェックした。テスト走行の後、守られていなかった点や不十分だった点などを指摘され、参加者らは反省していた。
警察によると、昨年滋賀県内で起きた交通事故のうち、高齢ドライバーの事故の割合は17.6%と過去最高に上っているという。同県警察本部では、講習で現在の実力を確かめ、十分認識してもらい、安全運転につなげたり、免許の自主返納について考えるきっかけにしてほしいとしている。