care のすべての投稿

2025年のロボットの世界市場は8.3倍の15兆円規模に

2025年のロボットの世界市場は8.3倍の15兆円規模に

富士経済(東京都中央区)の各種ロボット市場の分析・調査によると、2025年の各種ロボットの世界市場規模は2017年比8.3倍の14兆9553億円、このうち業務・サービスロボットの世界市場は同4.4倍の5兆7497億円にそれぞれ拡大する見込みだ。
様々な業界で業務効率化、自動化、省力化、また物流・搬送用・家庭用などで人手不足解消や作業員の負担軽減などを目的に導入が進んでいる。 中でも業務・サービスロボットではパワーアシストスーツが128億円と3.8倍に拡大するほか、ドローン、無人ヘリなどの需要が急増する見込み。
富士経済は業務・サービスロボット29品目、ソフトウェアロボット7品目、ロボット関連サービス4品目の国・地域別の市場動向について、現状を分析し、将来を予想した。

サンケン電気 インドネシアでUPS製造販売事業開始

サンケン電気 インドネシアでUPS製造販売事業開始

サンケン電気(本社:埼玉県新座市)は、インドネシア現地法人サンケンインドネシアを通じて、現地の有力企業スカイ・エナジー・インドネシア社と提携し、「メイド・イン・インドネシア」のUPS(無停電電源装置)を、インドネシアで全国展開する。
今年度中に生産を立ち上げ順次、生産数量を引き上げていく予定で、3年後の2020年度にインドネシアでの年間売上高10億円を目標としている。
今回のパートナー、スカイ・エナジー・インドネシア社は太陽光パネル関連の販売ネットワークに強みを持つ会社で、インドネシア最大の国産バッテリー・メーカーのニプレス社のグループ企業。

三菱自 ベトナム・ダナン市に電動車提供、共同研究の覚書

三菱自 ベトナム・ダナン市に電動車提供、共同研究の覚書

三菱自動車はベトナム中部のダナン市商工局にプラグインハイブリッドEV「アウトランダーPHEV」2台、EV「i-MiEV(アイ・ミーブ)」2台および急速充電器2台を提供し、現地で記念式典を開催した。
1月に締結したベトナム商工省との覚書に続き、同社はダナン市とも電動車の普及や共同研究を目的とした覚書を締結した。電動車は同市や近郊にある世界遺産の街、ホイアン市など観光地への周遊に活用される。
同社は今後、ダナン市と電動車によるCO2削減効果や観光地における電動車両の効果的な活用について共同研究を行っていく。

カジノ回復でマカオ2017年のGDP4年ぶりにプラス

カジノ回復でマカオ2017年のGDP4年ぶりにプラス

2017年のマカオの実質GDP成長率は9.1%と、2013年以来4年ぶりにプラスに転じた。名目GDP総額は4042億マカオ・パタカ(約5兆2546億円)、1人当たりGDPは62万2803マカオ・パタカとなった。
カジノ分野のサービス輸出が前年比16.4%増と、前年(マイナス4.6%)から21.0ポイント上昇した。また観光分野も同15.4%増と前年(5.9%)から9.5ポイント上昇した。2017年の四半期別の実質GDP成長率をみると、第4四半期まで6四半期連続でプラスとなった。

「変なホテル」台湾に上陸 台北に1号店オープン

「変なホテル」台湾に上陸 台北に1号店オープン

台湾のホテルチェーン大手の洛碁実業(グリーンワールドホテルズ)はこのほど、日本の旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)がハウステンボス(長崎県佐世保市)などで展開するホテル、ロボット接客で省力・省人化を徹底した「変なホテル」の海外1号店を正式にオープンした。
洛碁は2017年3月にHISの子会社が買収、今回の省人化、ロボット接客ホテルの展開、第一弾となったもの。

留学生520人が本国で足止め 東京の日本語学校の教員不足で

留学生520人が本国で足止め 東京の日本語学校の教員不足で

関係者らによると、4月に入学予定だったミャンマー、モンゴルなどアジア地域からの留学生約520人が、日本語学校の不備で東京入国管理局が在留資格を認定せず、学生らは入学できないまま、本国で足止めとなる事態が続いている。
この不祥事は、日本語学校の東京国際交流学院(所在地:東京都八王子市)で教員不足が発覚したためという。同学院の学生の定員は約1200人で、多摩地区では最大規模。法務省に告示基準ではこの規模の日本語学校は21人の専任講師が必要だが、同学院はこれを満たしていなかった。また、告示基準では1クラスの人数を20人以下としているが、これを上回るケースが複数あったという。

春日若宮おん祭 10月パリ「ジャポニズム2018」で披露

春日若宮おん祭 10月パリ「ジャポニズム2018」で披露

奈良・春日大社に伝わる伝統行事「春日若宮おん祭」が10月にパリで開かれる日本文化を紹介する「ジャポニズム2018」で披露されることになった。
催しでは時代装束をまとった行列が練り歩く「おん祭」の主要な行事の一つ、「お渡り式」が再現されるほか、祭りで演じられる舞楽や能などが披露される予定。春日若宮おん祭は、春日大社に平安時代から続く五穀豊穣や国の安泰を願う祭りで、国の重要無形文化財に指定されている。
ジャポニズム2018は、エッフェル塔近くの施設などで10月17~27日まで行われ、期間中、おん祭のほか、徳島県の「阿波おどり」、兵庫県の「淡路人形浄瑠璃」など全国の行事や文化が紹介される。

マツオカコーポレーション アジアの生産増強へ投資強化

マツオカコーポレーション アジアの生産増強へ投資強化

縫製大手のマツオカコーポレーション(広島県福山市)は、2017年12月の株式上場による資金調達を受け、今後も引き続きASEAN(東南アジア諸国連合)やバングラデシュへの投資を強化する。今期もバングラデシュ、ミャンマー、ベトナムでの工場新設や拡張を進めている。
生産依存度の高い中国で労務費が高騰し、事業採算を圧迫しているためで、今後は中国の比率を引き下げASEANやバングラデシュへのシフトを加速させる。現在の国別の生産比率は中国が約75%を占め、バングラデシュとミャンマーがそれぞれ約10%、ベトナム約5%となっている。

辰野金吾事務所設計の旧駅舎 地域の憩いの場に

辰野金吾事務所設計の旧駅舎 地域の憩いの場に

大阪・堺市にある南海本線浜寺公園駅の旧駅舎が4月15日から地域の憩いの場として活用されることになり同日、関係者や地域住民100人以上が集まり、記念のセレモニーが行われた。
この旧駅舎は、東京駅など著名な公共施設の設計を数多く手がけた建築家、辰野金吾氏の事務所が設計して明治40年に建てられ、国の登録有形文化財にもなっている。110年以上の歴史を経て2016年1月、鉄道の高架事業に伴って閉鎖された。
しかし、地域では長い間親しまれた駅舎を解体せず保存しようと、30㍍離れた場所へ移動する作業が行われ、15日から活用が始まったもの。建物のうち駅員が使っていた部屋は、カフェや図書室として生まれ変わったほか、待合室として使われていたスペースは旧駅舎の写真や絵画などが展示されている。

「国宝 春日大社のすべて」展 国宝・重文など224件

「国宝 春日大社のすべて」展 国宝・重文など224件

奈良・春日大社ゆかりの文化財を集めた展示会「国宝 春日大社のすべて」が4月14日から奈良国立博物館で始まった。6月10日まで。
展示会は、春日大社の創建1250年を記念して、奈良国立博物館などが開いているもので、平安時代を中心に国宝57件、重要文化財47件を含む合わせて224件が期間中、一部を入れ替えながら展示される。
このうち例えば国宝「金地螺鈿毛抜形太刀」は、鞘(さや)の部分に螺鈿(らでん)細工が施され、ガラスを使ってすずめを追う猫の様子がいきいきと表現されており、螺鈿細工の巧みさ・きれいさに目を見張らされる。