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ホンダ 中国のカーシェアリング事業で提携

ホンダ 中国のカーシェアリング事業で提携

ホンダの中国現地法人、本田技研工業(中国)投資有限公司(以下、HMCI)は、カーシェアリング事業会社、リーチスター社(本社:北京市)への出資契約を締結した。
リーチスター社は、中国IT業界大手ニューソフト傘下のニューソフトリーチ社(本社:上海市)の子会社。ホンダとニューソフトリーチ社は、2018年に中国で発売を予定している電気自動車(EV) でも協力関係を結んで開発を進めており、戦略的パートナーシップのもと、カーシェアリング事業にも協業領域を広げることで、中国における電動化車両の普及とともに、移動と暮らしの進化を目指す。

南通帝人が中国江蘇省から新制度の「排汚許可証」取得

南通帝人が中国江蘇省から新制度の「排汚許可証」取得

帝人グループの中国におけるテキスタイル製造・販売拠点、南通帝人有限公司(江蘇省南通市)が、新たな排出申請基準を満たした事業所の証として、江蘇省より「排汚許可証」を取得した。江蘇省所在の化繊企業としては初の取得となる。
この排汚許可証は、中国の第13次五カ年計画により、従来は地方行政による独自基準で運営されていたものが、省と市の環保部門が審査して国家環保部が確認する制度となり、環境アセスメント、汚染物の総量コントロール、処理費用の徴収、および環境基準などの統一が図られたことに伴い、9月29日より新たに施行されたもの。

B-EN-G 比でITサービス会社と会計パッケージを拡販

B-EN-G 比でITサービス会社と会計パッケージを拡販

東洋ビジネスエンジニアリング(東京都千代田区、以下、B-EN-G)のシンガポール現地法人Toyo Business Engineering Singapore Pte.Ltd.は、フィリピンで企業向け基幹業務システム構築を中心としたITサービス提供で15年の実績を持つN-PAX Philippines,Inc.(フィリピン・マニラ)と、海外拠点向け次世代会計基盤システム「mcframe GA」の販売・導入に関するパートナー契約を締結し、フィリピン市場で同システムの拡販を目指す。
両社は今後3年間にフィリピン国内で20件の同システムの導入を目標に掲げている。今回の協業により、同システムの販売ネットワークはASEAN主要国すべてをカバーすることになる。

近畿の景気 26年ぶり高水準 日銀短観

近畿の景気 26年ぶり高水準 日銀短観

日銀大阪支店が発表した企業短期経済観測調査(短観)によると、近畿の企業の景気判断は平成3年11月以来、26年ぶりの高い水準となった。日銀の短観は3カ月に1度行われ、近畿2府4県では1460社余の企業を対象に、今回は11月中旬に行われた。
具体的にみると、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた値は、全産業でプラス15㌽と前回に調査を3㌽上回って2期ぶりに改善し、平成3年11月以来の高い水準となった。
製造業はプラス18㌽と非鉄金属や電気機械、鋼鉄などが好調だったことで、前回調査を5㌽上回り7期連続で改善した。非製造業はプラス13㌽と、卸売りや運輸・郵便などが好調だったことで、前回の調査を2㌽上回り、2期ぶりに改善した。
また、同時に行われた人手不足調査で、今回は全産業でマイナス29㌽と、前回の調査よりマイナス幅が2㌽大きくなり、さらに人手不足が深刻化したことを示した。

ブリヂストンと東京医科歯科大 シニアの健康増進に歩行装置

ブリヂストンと東京医科歯科大 シニアの健康増進に歩行装置

ブリヂストンは東京医科歯科大学生体材料工学研究所と共同で、シニアの健康増進に寄与する歩行トレーニング装置の開発を開始した。
この装置は体に装着した空気圧式ゴム人工筋肉で、システム制御技術により歩行動作をアシストまたは負荷を与えるもの。
すでに試作機が完成しており、2018年には実用化に向けた実証実験を開始する予定。

与謝蕪村の”遊び心”伝わる、未知の8句見つかる

与謝蕪村の”遊び心”伝わる、未知の8句見つかる

「春の海 ひねもすのたり のたりかな」「菜の花や 月は東に 日は西に」などの句で知られ、俳画にも特異な才を発揮した江戸中期の俳人、与謝蕪村(よさぶそん、1716~1783年)が詠んだ未知の8句が見つかった。清泉女学院大の玉城司客員教授が京都市の古美術商から入手した資料で判明した。
句には、蕪村のひいきの芸者2人の名を組み合わせた名前が記され、一緒に軸装された弟子の松村月渓の画の文章が”種明かし”している。縦22.6㌢、横33㌢の紙に「昨非(さくひ)評十題」として、計10句が記されている。署名は「雛糸(ひな・いと)」。
その事情を説くのが月渓の画(縦19.2㌢、横31.4㌢)の文章。蕪村を指す「夜半翁(やはんおう)」が「昨非をだまして、その日の「座の」笑いを取ろうと、わざと下手な字で下手な句を詠んだ」との内容を説明するとともに、芸者の「小ひな」と「小糸」の2字を「かりそめに、たわむれの名(雛糸)」にしたと明かしている。句自体の評価はさておき、これらの経緯から蕪村の”遊び心”がたっぷり伝わってくる。

JICA インド灌漑施設改修事業に212億円の円借款

JICA インド灌漑施設改修事業に212億円の円借款

国際協力機構(JICA)は12月13日、インド・デリーで同国政府との間で、「アンドラ・プラデシュ州灌漑・生計改善事業(フェーズ2)(第一期)」を対象として212億9700万円を限度とする円借款貸付契約に調印した。
同事業は、アンドラ・プラデシュ州(以下、AP州)で老朽化した約16万㌶を対象とする灌漑施設を改修し、生産農家組織に対する包括的な営農体制構築を支援することにより、灌漑面積の拡大、農業生産性の向上および農家のマーケティング能力強化を図り、対象地域の農家の生計改善および農業のバリューチェーンの構築に寄与するもの。
事業実施期間はAP州水資源局、事業の完成予定時期は2024年12月。

エーザイ「アリセプト」中国でアルツハイマーの適応追加の承認取得

エーザイ「アリセプト」中国でアルツハイマーの適応追加の承認取得

エーザイ(本社:東京都文京区)はこのほど、「アリセプト(R)」(一般名:トネぺジル塩酸塩)について、中国で高度アルツハイマー型認知症に関する適応追加の承認を取得したと発表した。この結果、アリセプトは中国で軽度から高度までアルツハイマー型認知症に関する幅広い適応を持つ初めての治療薬となった。
中国におけるアルツハイマー型認知症の患者数は約600万人と推定されている。今後高齢化の進展に伴い、認知症患者数の大幅な増加が予想されている。

トヨタ 30年めどに「電動車」半分の550万台まで引き上げ

トヨタ 30年めどに「電動車」半分の550万台まで引き上げ

トヨタ自動車の豊田章男社長は12月13日、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などの「電動車」を2030年をめどに、全販売台数の半分にあたる550万台まで引き上げる方針を明らかにした。
電動車には水素で走る燃料電池車(FCV)、ハイブリッド車に外部からの充電機能を追加したプラグインハイブリッド(PHV)も含む。豊田社長によると、2030年ごろの販売台数のイメージはEVとFCV合わせ100万台、HVとPHV合わせ450万台、電動車全体で550万台としている。

帝人 タイTPLへの主要銘柄の生産移管 グローバル拠点に

帝人 タイTPLへの主要銘柄の生産移管 グローバル拠点に

帝人(本社:大阪市北区)は、2014年から構造改革の一環として進めてきたテイジン・ポリエステル(タイランド)(本社:タイ・バンコク、以下、TPL)への、国内工場からポリエステル繊維の主要銘柄の生産移管が、TPL創立50周年を迎えたこのほど完了したと発表した。
帝人フロンティア(本社:大阪市北区)のグループ会社、TPLはこれにより帝人グループのポリエステル繊維の戦略的なグローバル生産拠点としてスタートを切ることになる。