京成電鉄 韓国・空港鉄道と企画乗車券を相互販売
成田国際空港~東京都心を結ぶ京成電鉄(本社:千葉県市川市)と、仁川国際空港~ソウル市内を結ぶ空港鉄道(本社:仁川広域市)は6月1日から、両社が発行するお得な企画乗車券を相互に販売する。
これは両社が相互誘客を図ることを目的に、京成電鉄が発行する「スカイライナークーポン」と空港鉄道が発行する「直通列車乗車券」を協力して相互に販売するもの。両社は6月1日から8月31日まで共同キャンペーンを実施する。
首飾りした人骨出土 群馬県渋川・金井下新田遺跡
群馬県埋蔵文化財調査事業団は5月29日、古墳時代後期の金井下新田遺跡(渋川市金井)で、首飾りをした人骨が見つかったと発表した。古墳以外の遺跡で首飾りをした人骨が出土する例は極めて少なく、同県内では隣接する金井東裏遺跡に次いで2例目。
この人骨について専門家は、祭祀(さいし)行為に携わる地位の高い人物で、金井東裏遺跡で出土した甲(よろい)を身に着けた人骨と同族だった可能性がある-とみている。
人骨は5世紀後半と推定される竪穴建物跡で発見された。10代とみられ、性別は不明。歯と上腕、大腿部と推定される骨が残り、首の位置から勾玉(まがたま)あ管玉で構成される首飾りが出土した。
このほか、同事業団は地上に直接建築した「平地式建物」の炭化した屋根、鍛冶遺構とみられる建物跡などが見つかったことも明らかにした。
国際貨物輸送のUPS 中国・順豊控股と合弁設立
UPSと中国S.F.エクスプレスの親会社、順豊控股(以下、順豊)は5月26日、合弁会社の設立および国際輸送サービスの開発と提供に共同で取り組む計画を発表した。
当初は中国から米国への輸送を対象とするが、将来的には他の仕向け先にもサービスを拡大する計画だ。両社は今回の合意を通じ、両社の補完的なネットワークやサービス、ポートフォリオ、テクノロジー、ロジスティクスの知見を相互に活用する。
合弁会社は、世界最大かつ最速の成長率を誇る中国の小口貨物輸送市場で1万3000カ所を超えるサービス拠点を持つ順豊の広範なネットワークの強みとUPSの220以上の国や地域をつなぐ世界最大規模の統合されたグローバルネットワークを結び付けることになる。
UPSは世界最大のエクスプレス貨物輸送会社、順豊は中国大手のエクスプレス輸送会社で、中国全土をカバーする広範なネットワークと包括的なサービス体制を持ち、中国の小口貨物市場で最も高いブランド認知度を誇る。
ベトナム初の地下鉄 日本企業がシールドで工事開始
ベトナムで初めてとなる、日本企業による地下鉄工事が同国最大の都市ホーチミン市で始まった。
同1号線工事は、ホーチミン市と郊外の19.7㌔㍍を高架と地下トンネルで結ぶもの。歴史的な建造物が多い中心部では景観を守りたいとのベトナム側の意向もあり、地下を通すことになった。中心部の2.5㌔を地下、残りの17.2㌔を高架でつなぐ。地下3駅、地上11駅の合わせて14駅が建設される予定。
1号線の総事業費およそ2400億円のうち、これまでに1500億円余りの円借款が認められ、2020年11月の開業を目指して工事が進められている。今回のすべての工事を清水建設など日本の大手ゼネコンが受注している。
地下鉄部分の工事は円筒型の掘削機「シールドマシン」で地中を掘り進めながら、掘削機の内部でトンネルの壁を組み立てる「シールド工法」が採用される。同工法が使われるのは東南アジアではインドネシアに次いで2番目。
日本の農業視察へベトナムから代表団 和歌山県訪問
日本の農業を視察するため、ベトナムから前の国家主席チュオン・タン・サン氏を団長に自治体幹部など40人の視察団が5月29日、和歌山県庁を訪れ、仁坂知事と意見を交わした。
一行を迎えた仁坂知事は「和歌山県が誇る農業の最新施設を見てもらい、今後もさらに協力関係を深めたい」とあいさつした。これに対し、ベトナム側は「発達した農業技術を勉強して持ち帰り、将来的には日本企業からの投資を期待したい」とアピールしていた。
一行はこの後、県の果樹試験場などを視察し、6月2日に帰国するまで兵庫、岡山両県なども訪れる予定。
和歌山県とベトナムは2015年、農業分野の技術指導やベトナムへの企業の進出などに関する覚書を交わしている。