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日機装 台湾プラスチックと紫外線LED事業で合弁

日機装 台湾プラスチックと紫外線LED事業で合弁

日機装(東京都渋谷区)と連結子会社、日機装技研は台湾プラスチックグループ(FPG)との間で、紫外線LED事業で合弁会社を設立することで合意した。
合弁新会社「台塑日機装股份有限公司」(台湾・雲林県斗六市)の資本金は設立時40億円相当額の台湾ドル、段階的に80億円相当額へ増資する予定。出資比率は日機装51%、FPG49%。2017年7月設立予定。深紫外線LEDチップおよび同チップを活用した器具・装置の製造・販売を手掛ける。

日本製紙 インドで紙器加工事業に参入 最大手買収

日本製紙 インドで紙器加工事業に参入 最大手買収

日本製紙はこのほど、インド最大の紙コップメーカー、Plus Paper Foodpac Private Limitedとの間で、同社の発行済み全株式の取得について合意した。2017年1月末までに取得を完了する予定。日本製紙グループの紙器加工事業の海外展開としては、先ごろ新工場が竣工したベトナムに続く取り組みとなる。
今回買収した企業の所在地はインド・ムンバイ市で、資本金は2億8400万インドルピー(約4億8400万円)で、売上規模は約10億円。同社は本社がムンバイで、2工場(インド北部、西部)、1営業所(デリー)の体制。

技研製作所 カンボジアにサイレントパイラー初納入

技研製作所 カンボジアにサイレントパイラー初納入

技研製作所(本社:高知市)はこのほど、カンボジアのプノンペン・プレキャスト・プランツ社向けに油圧式杭圧入引抜機「サイレントパイラーSA100」を初納入した。同機は現在、首都プノンペンで市内の下水道コンクリート管増設工事で活用されている。
カンボジアでは2002年ごろから、日本のODA(政府開発援助)を活用した都市部でのインフラ整備が進められており、急速に都市化が進む中、今後も圧入工法の採用が増加すると見込まれているという。

三菱重工 タイ合弁会社のエアコン生産体制を増強

三菱重工 タイ合弁会社のエアコン生産体制を増強

三菱重工業グループの三菱重工サーマルシステムズ(東京都港区)は、タイの合弁企業で家庭用および業務用エアコンの生産・販売を手掛けるMitsubishi Heavy Industries-Mahajak Air Conditioners Co.,Ltd.(略称MACO社)の生産体制を増強する。
組み立て・部品製造を行う第1・第2工場の設備を拡充するとともに、第3工場と電装工場を新設して、それぞれ2018年初めに操業開始する。2020年度には生産個数を2015年度比30%増の270万個まで増やす計画。

淡路・舟木遺跡で大型鉄器工房跡 国内最大級か

淡路・舟木遺跡で大型鉄器工房跡 国内最大級か

兵庫県淡路市教育委員会は1月25日、弥生時代後期の舟木遺跡(淡路市舟木)から大型の鉄器工房跡を確認したと発表した。遺跡中心部から鉄製品57点と工房を含む竪穴建物跡4棟が見つかった。
同市教委は、同遺跡全体の鉄器工房の規模が、南西約6㌔にある国内最大級の鉄器生産集落で国史跡の五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡(淡路市黒谷)をしのぐ可能性があるとしている。
舟木遺跡は約40㌶の大規模な山間地集落遺跡。これまでに約5700平方㍍を調査し、弥生時代後期の竪穴建物跡10棟や土器、中国鏡の破片が出土しているが、鉄器工房は確認されていなかった。
今回出土した鉄製品の明確な使途は分かっていないが、鍛冶に関連したものと、工具とみられる針状のものなどがある。鉄の加工に使った台石や砥石など石製工具42点や祭事用と考えられる弥生時代終末期(3世紀初頭)の土器も出土した。
同市教委は、建物跡は鉄器生産工房と、鉄工具を使用した何らかの生産工房で、大規模な工房群の存在も想定できるとみている。

丸紅 タイ電力庁から複合火力発電所建設を受注受注

丸紅 タイ電力庁から複合火力発電所建設を共同受注

丸紅はドイツのシーメンスおよび同グループの現地法人と共同で、タイ電力庁(EGAT)からサウスバンコク複合火力発電所建設案件を受注した。出力は約1200MW、総受注額は約600億円。
これはバンコク近郊のムアン地区、チャオプラヤー川沿いに位置する現在稼働中の旧式火力発電所を、高効率で環境負荷が小さい複合火力発電所にリプレースするもの。設計・調達・土木・据付工事・試運転までを手掛けるフル・ターンキー契約で、2019年の完工を予定。
丸紅、シーメンスグループは過去10年間にタイで同規模の案件を計4件を共同受注している。また、丸紅の50年にわたるタイにおける発電所受注実績は今回を含め合計約1万1000MWとなり、タイの総発電容量の約30%に達する。

日立 タイに昇降機のアジアトレーニングセンター

日立 タイに昇降機のアジアトレーニングセンター

日立製作所と日立ビルシステムは、アジア地域の昇降機事業に携わる技術者向け教育施設として「アジアトレーニングセンター」をタイ・チョンブリ県に新設し、1月25日から運用を開始した。これを機に両社はアジア地域における昇降機の施工・保全業務、レベルを一層向上させ、同時に技術人材の育成を加速させる。
同センターは鉄骨造地上7階、乾徳面積864平方㍍、延床面積3785平方㍍、エレベーターシャフト(6台分)、エスカレーター設置スペース(2台分)、安全研修室、教室2室などを備えている。

JICA 世界観光機構と協力覚書 途上国の観光政策支援

JICA 世界観光機構と協力覚書 途上国の観光政策支援

国際協力機構(JICA)はこのほど、観光を通じた国際協力への貢献に向けた連携を促進・強化することを目的として、世界観光機構(UNWTO)と協力覚書を締結した。
今後、両者は開発途上国における観光政策、戦略の立案、組織能力強化等に関する共同支援を行う予定。

技研製作所 バングラデシュODAで橋梁工事受注

技研製作所 バングラデシュODAで橋梁工事受注

技研製作所(本社:高知市)のグループ企業、技研施工(本社:高知市)はバングラデシュでのODA(政府開発援助)案件で圧入工法による橋梁の基礎工事を受注、今年1月から着工する予定。
これは首都ダッカと同国第2の都市チッタゴン間の国道1号線上に位置するカチプール橋、メグナ橋、グムティ橋の既存3橋を改修し、既存橋に並行して第2橋を新設する工事。
車線の拡幅に加え、橋脚の洗堀や耐震対策を実施して安全性を高めることで、交通量の増加に対応し、同国経済全体の活性化に貢献することを目的として実施される。橋梁の基礎工事は日本の独自技術、鋼管矢板井筒基礎構造が採用され、橋げた下部を同社の圧入工法により構築することで、約7カ月の短工期で施工する。

アソビュー 台湾最大手旅行会社と業務提携

アソビュ- 台湾最大手旅行会社と業務提携

日本最大の遊びのマーケットプレイス「asoview!」(アソビュー)を運営するアソビュー(本社:東京都渋谷区)は、台湾最大手の旅行会社、雄獅旅遊(ライオントラベル)と業務提携し、台湾を含む中華圏の訪日観光客への体験プラン販売を1月25日から開始した。
台湾を含む中華圏から日本を訪れる旅行者数は年々増加し、2016年には約800万人に達した。長期休暇となる春節(旧正月)時期にはとくに人気が集中し、2016年には春節期間を含む1カ月間で約50万人に上った。1月28日(土)から始まる2017年の春節時期も、ますます増加することが予想される。