パナソニックHD 10月に早期退職募集 構改へ1万人規模 2025年9月29日アジア-産業つなぐfujishima パナソニックホールディングス(HD)が、傘下の白物家電を手掛ける事業企業で10月に1万人規模の早期退職募集を実施することが9月25日、分かった。応じる社員には退職金を割り増しする。割増額は55歳前後が最も高くなるように設定し、最大で数千万円を上積みする。同社が5月に明らかにした2025年度に計画していた人員削減を軸とする構造改革の一環。
税関で押収大麻1〜6月で1㌧超え 半年間で過去最大に 2025年9月29日アジア-社会つなぐfujishima 財務省関税局によると、今年1〜6月に全国の税関で押収された大麻は前年同期の8倍余り増えて1,332kgに上り、半年間の押収量としては統計開始以降、最大となった。6月にベトナムから海上貨物に隠されていた1トン余の乾燥大麻が押収されたことで、全体の押収量が増えた。 なお、今年1〜6月の半年間に全国の税関が空港や港で摘発した覚醒剤や大麻など不正薬物の押収量は2,073kgで前年同期と比べおよそ33%増えた。
ふるさと納税 岡山県総社市など4市町を除外 費用上限違反 2025年9月28日アジア-社会つなぐfujishima 総務省は9月26日、ふるさと納税を巡る法令違反があったとして、岡山県総社市、佐賀県みやき町、長崎県雲仙市、熊本県山都町の計市町を除外すると発表した。4自治体の指定の取り消しは9月30日付。これにより4市町は今後2年間、寄付者にふるさと納税に伴う税制上の優遇措置を提供できなくなる。
万博アンゴラ館工事 一六八建設を無許可請負容疑で送検 2025年9月28日アジア, アジア-社会つなぐfujishima 大阪府警は9月26日、一六八(いろは)建設(本社:大阪市鶴見区)を国や大阪府の必要な許可を得ないまま大阪・関西万博アンゴラ館の内装工事を請け負い、工事を進めたとして、社長、従業員をあわせ4人と、法人を建設業法違反容疑で書類送検した。 一六八建設は1月下旬から2月上旬にかけて、およそ1億2,000万円で工事を請け負った。大阪府警は8月、社長の自宅など12カ所を捜索して関係資料を押収するなど捜査を進めていた。一六八建設の社長は「許可を申請中で、手続き中であれば工事を請け負えると考えていた」と説明している。
トヨタ「ウーブン・シティ」開業, 街全体が実証実験場 2025年9月28日アジア-産業, 新技術・新開発つなぐfujishima トヨタ自動車が建設した次世代都市「ウーブン・シティ」(所在地:静岡県裾野市)が9月25日、開業した。ウーブン・シティ全体の敷地面積は約30万㎡。トヨタの子会社、ウーブン・バイ・トヨタが都市の主な開発を担う。 街全体を実証実験場に、トヨタグループや三角企業ら計20社で始動した。参画企業と人工知能(AI)や自動運転、ロボットなど新たな技術やサービスを開発する。2026年以降に、一般市民も実証実験に加わり、第1期エリアには最終的に約300人が居住する計画。 25日に開業したのは第1期エリア(約5万㎡)で、居住施設や実験施設など計14棟。居住施設には同日からトヨタ関係者ら数世帯が入居を始めた。
オリオンビールが東証上場 初値は公開価格の2.2倍 2025年9月28日アジア-産業つなぐfujishima オリオンビール(本社:沖縄県豊見城市)は9月25日、東京証券取引所プライム市場に上場した。沖縄に本社を置く企業で7社目、製造業では初の上場。市場では午後、公開価格(850円)の2.2倍となる1,863円を付けた。
「トランプ大統領は反撃を支持している」ゼレンスキー氏 2025年9月28日アジア-社会つなぐfujishima 米国のニュースサイト「アクシオス」は9月25日、ウクライナのゼレンスキー大統領の「ロシアがエネルギー施設を攻撃した場合には、トランプ大統領は我々がロシア国内エネルギー施設などへ反撃することを支持している」とのインタビュー記事を報じた。そして、米国から追加で長距離兵器が供与されれば、ロシアへの攻撃に使用する可能性があると強調した。 また、ゼレンスキー氏は「私の目標は戦争を終結させることだ」と述べ、ロシアによる軍事侵攻が終われば大統領を辞任する用意があるとの考え方を示した。
大阪公立大 森之宮キャンパスオープン”ヒガシ”の拠点 2025年9月27日アジアつなぐfujishima 大阪市の森之宮に9月24日、大阪公立大学の新たなキャンパス、森之宮キャンパスがオープンした。約1万9,000㎡の広大な敷地に学生や教職員など約6,000人が利用する予定で、教室や研究施設だけでなく、一般の人も利用できる最大26万冊を収容できる図書館も併設されている。また、大阪城を一望できる展望テラスも設けられている。 同キャンパスは大阪の新たな集積拠点、ヒガシエリアとして開発が進められ、今回のオープンを機に、”キタ”と”ミナミ”に次ぐ拠点に次ぐ大阪の”ヒガシの拠点”、”知の拠点”として成長できるのか、注目が集まっている。
JICA「ホームタウン」認定交流事業撤回方針を言明 2025年9月27日アジア-国際交流つなぐfujishima JICA(国際協力機構)の田中明彦理事長は9月25日、国内の自治体をアフリカの国の「ホームタウン」に認定する交流事業を撤回する方針を明らかにした。同交流事業を巡り、誤った情報に基づく当該の4つの自治体(山形県長井市、千葉県木更津市、新潟県三条市、愛媛県今治市)への抗議などが相次ぎ、過度な負担が続いていることを重く受けとめ、対応を決めた。すでに4つの自治体に説明し、いずれも撤回への理解は得られているとしている。 ただJICAでは、国際交流事業は日本が国際社会で信頼を獲得するうえで長期的な投資だとして、引き続き交流事業は続けていくことにしている。
熱中症搬送者数9.9万人余で過去最多, 半数以上が高齢者 2025年9月27日アジア-社会つなぐfujishima 総務省消防庁のまとめによると、全国で熱中症により病院に搬送された人の数が今年5月から9月21日までの速報値で9万9,573人に上った。これは2008年の調査開始以降で過去最多となった、2024年5月から9月までの9万7,578人をすでに2,000人近く上回っている数値。 搬送された人のうち、「死亡」したのは116人、入院が必要な「重症」や「中等症」が合わせて3万6,274人、「軽症」が6万2,874人だった。年齢別にみると、65歳以上の高齢者が5万6,910人と半数以上を占めたほか、18歳以上65歳未満が3万3,788人、7歳以上18歳未満が8,348人、7歳未満が527人だった。