ユーグレナ(本社:東京都港区)、理化学研究所微細藻類生産制御技術研究チームは6月27日、マレーシア工科大学、マレーシア日本国際工科院の研究チームとの共同研究により、マレーシアの泥炭地で採取した微細藻類の中から、脂質を生産する耐酸性の新規藻類、テトラスティココッカスの同定・単離に成功したと発表した。
テトラスティココッカスは酸性および弱アルカリ性のpH条件下で高い増殖率を示し、炭素数が16から18の長鎖脂肪酸を多く蓄積することを確認した。
この研究成果は学術雑誌『Journal of Applied Phycology』(2022年5月22日付)に掲載された。
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5月転職・中途採用求人倍率1.85倍 専門職人材増加
パーソルキャリア(本社:東京都千代田区)がまとめた5月の中途採用求人倍率は、前月比0.01ポイント高い1.85倍だった。医薬品の管理職やITエンジニアなど専門職の求人が増えている。この倍率は同社の転職サービス「doda(デューダ)」に登録する求人数を転職希望者数で割って算出したもの。転職希望者数は前月比1.1%増え、求人数も1.4%増えた。
求人数は全13業種のうち10業種で前月を上回った。業種別にみると、「メディカル」が前月比2.1%増えたほか、「人材サービス」も1.9%伸びた。例年5月は転職希望者が増加傾向にある。今年は行動制限がなくなり、在宅時間が減少したことで、増え方が緩やかだった。
6月以降も求人ニーズは旺盛になるとみている。ただ、原料高の影響を受けている企業では、中途採用をストップする動きも出てくる可能性がると指摘している。
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非正規雇用の給与・待遇「上げた」企業5割超え
マイナビ(本社:東京都千代田区)が全国の20〜69歳の男女を対象に実施した「非正規雇用の給与・待遇に関する企業調査によると、直近半年間でアルバイトの給与を「上げた」企業の割合は50.8%と半数を超え、前年より10.8ポイント増加した。
業種別では「ホテル・旅館」が64.0%で最も高くなり、前年比で28.2ポイント増えた。次いで「飲食・フード」で、17.6ポイント増え58.8%だった。
正社員と非正規社員の待遇差の是正について、「改定済み」の状況は「基本給」が最も高く、大企業で50.8%。同一労働・同一賃金の導入から1年が経過した中小企業では30.7%という結果となった。
コロナ禍で変化した採用基準の内容は「シフト変動に柔軟に対応できるか」がトップで56.3%だった。給与を引き上げた理由は「人材確保が難しくなったため」が42.1%と最も高く、前年より3.1ポイント増加した。
調査は、非正規雇用のアルバイト、派遣社員、契約社員、嘱託を対象に実施。2021年12月〜2022年5月に、採用業務に」携わった人に聞いた。調査は今回が4回目。