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日本のノウハウ導入したバングラデシュ総合病院オープン

バングラデシュ・ダッカ市で6月18日、「イーストウエスト医科大学病院事業」により設立されたシップインターナショナル病院のオープニングセレモニーが行われた。政府の担当大臣からお祝いのビデオメッセージが寄せられたほか、関係者、日本大使館から伊藤大使、JICAに中澤理事らが臨席した。
同事業は、新型コロナウイルス禍で当初の計画が変更されたが、医療・介護分野で幅広く事業を手掛けるシップへルスケアホールディングスの中核企業グリーンホスピタルサプライが参画し、日本の病院経営、医療現場のノウハウが導入されている。

ロシア富裕層の国外流出進む 22年に1.5万人予測

ロシア富裕層の国外流出が止まらない。英国の民間コンサルティング会社は、2022年に資産100万ドル(約1億3,000万円)以上を持つ富裕層が、ロシアから国外に1万5,000人移住するとの予測を公表した。ウクライナ侵攻に伴う欧米諸国による対ロシア経済制裁が強まる中、人材や富の流出が顕著になっている。日本経済新聞が報じた。

ジェイテクト CO2排出量半減,生産性向上機種開発

ジェイテクト(本社:愛知県刈谷市)は6月21日、半導体製造装置や電動車などの部品を切削加工する工作機械の新機種、横型マシニングセンタ「FH5000シリーズ」を開発したと発表した。
従来品と比べ、二酸化炭素(CO2)排出量を最大50%削減でき、環境負荷の低減につなげる。また生産性でも従来比、切削量1.2倍、生産性を13%向上させたほか、主軸剛性36%、機会剛性20%のそれぞれ向上を実現している。

アルプスアルパイン 工場メーター管理で凸版印刷と連携

電子部品のアルプスアルパインは6月20日、凸版印刷と共同で工場内のガスや水道などのメーターを遠隔で自動検針できるシステムを開発したと発表した。アルプスアルパインが開発した磁気センサーで読み取ったメーターの数値を凸版印刷のデータ収集・分析のシステムで”見える化”する。凸版印刷の工場内データを収集するシステムの中に、メーターの数値を集める機能が新たに加わった。

6社が新千歳空港などで水素利活用モデル構築で調査

三菱商事など6社が6月20日、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より、「新千歳空港を中心とした地域における水素利活用モデル構築に関する調査」を受託したと発表した。事業期間は2022年度を予定。関係者へのヒアリング、文献調査を通じて、電力等ほかのエネルギーと比較した場合の水素の役割・有効性を明確化し、新千歳空港内の水素需要の最可能エネルギー由来の水素で賄う可能性を検討する。
三菱総合研究所、北海道電力、北海道エアポート、レンタルのニッケン、東芝エネルギーシステムズを含めた6社が参画する。

クールジャパン機構 累損拡大で統廃合視野 財務省

財務省は6月20日の財政制度審議会の分科会で、官民ファンドの海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)について、累積損が改善されない場合の対応策として、統廃合も視野に検討する方針を示した。同機構の累積赤字は309億円に上っている。
今秋をめどに組織の見直し案をまとめるが、成果が上がらなければ組織の統廃合を念頭に置き、道筋を整理するとしている。

出光とJERA 伊勢湾地区で水素供給網構築を検討

出光興産とJERAは6月16日、伊勢湾地区における水素供給網構築していくことで覚書を締結したと発表した。
多くの産業が集積する伊勢湾特は将来、水素の大規模な受け入れ・供給拠点となるポテンシャルがある。同地区で事業を手掛ける両社が、水素のサプライチェーン構築に向け、拠点整備、輸送手段に関する技術および経済性の分析・供給ネットワークの構築で連携する。