滋賀県が10年ぶりに開発・誕生した近江米の新品種「きらみずき」の来年度からの本格生産を前に6月4日、滋賀県野洲市の水田で三日月知事が子どもら40人と一緒に田植えをして新品種をPRした。きらみずきは、夏の暑さに強く、風にも倒れにくいうえ、甘みがあり、味が濃いのが特徴。
今年、試験的な栽培として県内でおよそ300トンが生産され、10月中旬ごろに県内のスーパーなどで試験販売される予定。三日月知事は「生産者や食べた人たちの声を聞きながら、ぜひ滋賀、びわ湖を代表するブランドに育てていきたい」と話していた。
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大阪観光局 インバウンドは今夏にもコロナ前水準回復を予測
大阪観光局は5月23日、大阪府を訪れるインバウンド(訪日外国人)数が今夏にも新型コロナウイルス禍前の2019年水準に回復するとの見通しを示した。大阪観光局によると、2023年1〜4月の大阪のインバウンド数は245万人で2019年の6割の水準。国別にみると、中国がコロナ前の2019年のわずか9%にとどまっているが、ベトナムは122%、シンガポールは115%、米国は104%といずれも上回っている。今後は既存の主要市場だけでなく、中東や欧州のベルギー、スペインなどの新たな市場開拓も進める。
大阪観光局は、大阪のインバウンド1人当たりの消費額を2019年の12万円から、2030年には15万円に引き上げる目標を掲げている。