近鉄バス(本社:大阪府東大阪市)は2月15日、大阪府内の2路線で電気で動くEVバスを初めて導入することになり、東大阪市役所で出発式が開かれた。導入されるのは中国のEVメーカー、BYDが製造した25人乗りの小型バス2台で、1回3時間の充電でおよそ200km走行できるという。
近鉄バスがEVを導入するのは初めてで、来年度さらに5台程度を導入するなど車両のEV化を進めていきたいとしている。EVバスは17日から、東大阪市の八戸ノ里駅前と市立東大阪医療センターの区間と、大阪市の近鉄上本町駅やJR桃谷駅前とを結ぶ路線に導入される。
関西では阪急バスが2021年10月から大阪大学のキャンパス間を結ぶ区間で、京阪バスが2021年12月に4台のEVバスを、同じ中国製EVバスをそれぞれ導入している。
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大阪知事 国に”高齢者を守る対策に力点を”要望 入院の7割が70代
大阪府の吉村知事は2月15日、山際新型コロナ対策担当相とオンラインで面談し、国の基本的対処方針を、高齢者を守る対策により力点を置いた内容にするよう要望した。この中で吉村氏は「府内で入院している人の70%以上が70代以上の方で、亡くなる方も多くが高齢者だ。高齢者をどう守るかが非常に重要になっている」と述べた。
そのうえで、「まん延防止等重点措置」延長の際は、①高齢者施設で感染者が出た場合には重症化予防のための治療ができるようにすること②高齢者施設での面会は原則、禁止すること③医療体制のひっ迫に対応するため、医療従事者が濃厚接触者となっても無症状で毎日の検査が陰性であれば、待機期間をなくすこと-などを要望している。
これに対し、山際担当相は「高齢者をどのように守り切るかという危機感は共有している。対処方針で変えなければいけないところがあれば変えるし、運用の部分でやるべきことがあれば、相談しながらやりたい。大阪のひっ迫した状況を緩和できるよう力を入れたい」と答えた。
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大阪天満宮の「梅まつり」 今年も盆栽などの展示のみ
学問の神様、菅原道真が梅をこよなく愛したことから、毎年この時期に開かれる、大阪天満宮(所在地:大阪市北区)で春の訪れを告げる恒例の「梅まつり」が開催されている。例年は「梅酒大会」など様々な催しが開かれるが、今年は昨年に続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、梅の木の盆栽などの展示だけが開かれている。
境内ではおよそ60鉢が展示され、このうち樹齢およそ100年の「八重野梅」は、花びらが重なって咲くことからその名がつけられていて、訪れた人らは幾重にも重なった白い花に見入っていた。また、樹齢およそ80年の「古金欄」は荒々しい幹に鮮やかなピンク色の花が連なって咲き、その幹と可憐な花とのコントラストの妙で映える。「梅まつりは」2月28日まで。