大阪府の吉村知事は8月28日、新型コロナウイルスの感染拡大で、病床がひっ迫しつつある状況を踏まえ、大阪市住之江区の国際展示場「インテックス大阪」に、1,000床程度を備えた臨時の患者の受け入れ施設、「野戦病院」を設置する方向で調整に入ったことを明らかにした。「大阪大学医学部附属病院に相談させてもらっている」とし、「コアになる医療従事者の方などのご協力をお願いしたい」と述べた。そのうえで、「課題山積だが、とにかくやってみる。自宅で亡くなる方を1人でも減らすことが最大の目標だ」としている。
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大阪府 デパート地下食料品売り場入場者半分以下に要請
大阪府は8月18日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、酒類を提供する飲食店などへの休業要請をはじめとした従来の措置に加え、デパート各社に対し地下の食料品売り場への入場者を、通常の半分以下にするよう要請するなどの新たな措置を決めた。政府が大阪などに出されている緊急事態宣言について、8月20日から兵庫や京都などを追加したうえで、期限を9月12日まで延長することを受けたもの。
吉村知事は「大阪の感染状況は、1日の感染者数が連日過去最多を更新するなど非常に厳しい。今後も感染が拡大していく可能性は高く、感染者数そのものを減らすことと、早期の治療介入で重症化を防ぐことを最後までやっていくことが重要だ」としている。