第一工業製薬(本社:京都市南区)は10月2日、国立大学法人広島大学(所在地:広島市)との共同研究でセルロースナノファイバー(CNF)複合磁性粒子の開発に成功したと発表した。研究用試薬や診断薬の開発への展開を目指し、11月からサンプルワークを開始する。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
千代田化工 植物による有用タンパク質の量産技術開発へ
花王 タイのCPグループと協業基本合意書を締結
UCCが世界初”水素焙煎”製品を量産化 10月から限定販売
コメ兵HD ブランド品リユース業のRs-JAPANを子会社化
『夕刊フジ』25年1月末で休刊 55周年で夕刊紙の役割終えた
パナソニック 蛍光灯 27年生産終了 70年の歴史に幕 LEDに注力
製造業景況感横ばい, 非製造業は2四半期ぶり改善 日銀短観
日銀が10月1日発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、大企業・製造業がプラス13で、前回6月調査から横ばいだった。また、大企業・非製造業のDIは6月から1ポイント改善のプラス34で2四半期ぶりの改善だった。
大企業・製造業は、全16業種のうち8業種が改善した。電気機械が10ポイント改善してプラス11、造船・重機等が9ポイント改善してプラス23だった。悪化した業種は7業種で、自動車が5ポイント悪化してプラス7、鉄鋼が5ポイント悪化してマイナス5だった。
大企業・非製造業は、全12業種のうち5業種が改善した。小売が9ポイント改善してプラス28、宿泊・飲食サービスが3ポイント改善してプラス52だった。悪化した業種は6業種で、対個人サービスが11ポイント悪化のプラス18、通信が5ポイント悪化のプラス35だった。
業況判断DIは、景気が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」と回答した割合を差し引いて算出。今回の対象企業は約9,000社。