ローム(本社:京都市右京区)は11月1日、産業機器や民生機器などの検出用途に最適な厚膜シャント抵抗器「LTR100L」を開発したと発表した。抵抗材料の見直しと端子温度ディレーティングの適用により、厚膜シャント抵抗器の3264サイズ(3.2mm×6.4mm)では業界最高の定格電力4Wを達成している。
LTR100Lは2021年9月より月産100万個の体制で量産(1個200円:税抜)を開始している。生産拠点は前工程、後工程ともにROHM Electronics Philippines,Inc.(フィリピン)となる。
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シノケンG インドネシアで投資一任運用サービス開始
シノケングループ(東京本社:東京都港区)は11月1日、傘下で、インドネシアでアセットマネジメント事業を展開する、現地法人PT.Shinoken Asset Management Indonesia(SAMI)が投資家と投資一任契約を締結し、運用サービスを開始したと発表した。
SAMIが今回開始するのは、KPD(正式名称:Kontrak Pengelolaan Dana)と呼ばれ、投資一任契約に基づき、投資家とファンドマネジャー間で決めた投資方針に従って運用を行うという、投資家の嗜好に沿ったテーラーメードな運用サービス。規模の大小を問わず、法人でも個人でも、また単独でも複数でも取り扱いが可能で、様々なニーズに柔軟に対応、カスタマイズできるのが特徴。
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川崎重工 環境負荷低減へ沖縄電力に二元燃料エンジン発電設備
川崎重工は11月1日、定格出力12MWのデュアル・フューエル(二元燃料)エンジン発電設備2基をい沖縄電力宮古第二発電所に納入したと発表した。同発電設備は国内で初めて事業用発電用途で導入された、天然ガスと重油の両方を燃料に使用できる発電設備。同社は設備の設計、機関・発電機・煙突・配電開閉装置・制御装置の供給および据付、土木・建築工事からなる発電所建設工事一式をフルターンキー方式で請け負い、引渡しを完了した。
沖縄電力が今回導入したデュアル・フューエルエンジン発電設備では、主燃料として天然ガスを使用した場合、従来比でNOxの排出を約80%、CO2排出を約20%、SOxの排出を約99%削減し、環境性能に優れた運用を実現する。また、長期貯蔵が容易な重油でも運用が可能なため安定した電源供給が可能。