大相撲夏場所は5月26日、東京・両国国技館で千秋楽が行われ、新小結の大の里が堂々と12勝目を挙げ、初優勝を飾った。幕下付け出しで初土俵から所要7場所での賜杯獲得は輪島(元横綱)の同15場所を大幅に更新する史上最速の快挙。大の里は石川県津幡町出身、23歳。身長192cm、体重181kg。
大の里は初の殊勲賞と2場所連続2度めの技能賞、新入幕で西前頭14枚目の欧勝馬は10勝5敗で初の敢闘賞をそれぞれ受賞した。
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競馬の日本ダービー 9番人気のダノンデサイルが制覇
競馬の3歳馬クラシック3冠レースの第2弾、第91回日本ダービー(東京優駿、G1、2400m芝、18頭出走、うち1頭取り消し)は5月26日、東京都府中市の東京競馬場で行われた。9番人気の伏兵、ダノンデサイル(横山典弘騎乗)が2分24秒3で優勝、G1初勝利を飾るとともに、1着賞金3億円を獲得した。横山騎手はこのレース3勝目で、56歳での勝利は最高齢での制覇記録となった。安田翔伍調教師は中央G1初勝利。ダノンデサイルの単勝は4,660円だった。
このレース、3、4番手の好位内側につけたダノンデサイルは、最後の直線、残り300m付近で最内から先頭に躍り出ると、確かな末脚を繰り出し、ゴールを突き抜けた。2馬身差の2着には皐月賞場で1番人気に支持されていたジャスティンミラノ、さらに1馬身1/4差の3着に7番人気のシンエンペラーが入った。牝馬史上4頭目の栄冠を目指したレガレイラは5着に終わった。
世界の平均寿命 新型コロナで約2歳短縮 WHO統計
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高齢者の定義「5歳引き上げ」を,リスキリング推進を提言
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クマ狩猟 市街地でも可能に 環境省が法改正方針
環境省の専門家検討会は5月23日、2023年度に過去最多の人的被害が出たクマ対策について、一定の条件下で市街地での銃猟が可能となるよう鳥獣保護管理法の改正を柱とする対応方針案を議論した。その結果、法改正を目指す見通しとなった。検討会は夏ごろに方針として正式に取りまとめる予定。
環境省によると、現行法ではクマが市街地に現れた場合、ハンターらが銃猟できるのは警察官が警察官職務執行法に基づき命じた場合などに限られている。このため、クマによる人的被害の恐れが生じている場合、特例的に市街地での銃猟を認めるべきだとしている。
全国に広がる2023年度のクマに人的被害は、把握できる2006年度以降で最多の198件、219人に上っている。