「アジア」カテゴリーアーカイブ

ピーチ 2/20以降3月末まで搭乗予約客に無料PCR検査サービス

LCC(格安航空会社)のピーチ・アビエーションは2月20日以降、関西空港と成田空港を出発する便の利用者を対象に、事前に無料でPCR検査を受けられるサービスを始める。対象となるのは国内31の路線のうち関西空港と成田空港を出発する23路線の利用客で、2月20日から3月末までに搭乗する場合、希望すれば無料でPCR検査が受けられる。
検査費用はピーチ・アビエーションや大阪府などが全額負担する。利用者の負担はキットの運送料だけで済む。

大阪・関西万博に7カ国と2機関が参加を表明 井上担当相

井上万博担当相は2月9日、2025年の大阪・関西万博について、これまでに7カ国と2つの国際機関が参加の表明があったことを明らかにした。参加表明があったのはイエメン、ギリシャ、ジブチ、トルクメニスタン、バングラデシュ、ブータン、マリの7カ国と、イーター国際核融合エネルギー機構(ITER)、太陽に関する国際的な同盟(ISA)の2機関。

大阪府 緊急事態宣言解除要請を当面見送り 医療体制ひっ迫で

大阪府は2月9日、新型コロナウイルス対策本部会議で緊急事態宣言の解除要請を当面見送る方針を決めた。8日に解除要請を判断する独自基準を満たしたが、医療体制がひっ迫した状態が続いているとして、専門家から早期の解除要請に慎重な意見が相次いだため。
府は①直近1週間平均の新規感染者が300人以下②重症病床使用率が80%未満-の2つの独自基準を設けており、いずれかを7日連続で満たした場合、専門家の意見を踏まえて判断するとしていた。8日時点で平均感染者数が185人と、7日連続で300人を下回り基準に到達していた。

国際シンポ3/3 オンライン開催 EXPO2025で世界的な課題解決を

日本貿易振興機構(ジェトロ)と2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博」に向けた共創の取り組みの一環として、3月3日に国際シンポジウムをオンライン開催する。
コロナ後の未来社会を見据え、「未来社会の実験場」の大阪・関西万博の機会を最大限活用し、大阪・関西地域が気候変動・環境問題・飢餓・経済格差等の世界的な課題解決にどのように貢献できるかを検証する。
第1部の基調講演でコロナ後の未来社会を予測。大阪・関西万博の果たす役割・意義について考察する。第2部前半のプレゼンではスタートアップ企業との共創事例を報告する。後半のパネルディスカッションでは、大阪・関西の産学官の「共創」の場としての魅力や取り組み、今後の可能性を国内外に発信する。
経済産業省近畿経済産業局が共催、京都府、大阪府、兵庫県、京都市、大阪市、神戸市、関西経済連合会、関西経済同友会、京阪神の商工会議所などが後援する予定。

大阪府内20年刑法犯罪6万8,372件で過去最少 特殊詐欺いぜん高水準

大阪府警察本部によると、2020年に大阪府内で起きた刑法犯罪は6万8,372件で前年より1万6,300件(19.3%)減り過去最少となった。新型コロナウイルスの流行に伴い、外出機会が減ったためとみられる。
犯罪の種類別にみると、窃盗が4万9,392件で1万5,313件(23.7%)減少したほか、詐欺や横領などが3,452件で350件(9.2%)減った。また、殺人や強盗、放火などが5,531件で90件(14.0%)減った。
一方、特殊詐欺については被害額が2020年1年間で22億円を超えた。2021年1月でもすでに2億円を上回るなど、いぜんとして高い水準にあり、警察は引き続き注意するよう呼び掛けている。

関西の新型コロナの累計倒産173社 大阪100社 飲食が最多

帝国データバンクのまとめによると、新型コロナウイルスの影響で業績が悪化して倒産した関西の企業は2月5日正午時点で、2020年2月からの累計173社となった。
府県別では、東京都に次いで全国で2位の大阪府が100社で最多、以下、兵庫県44社、京都府12社、滋賀県10社、奈良県4社、和歌山県3社だった。業種別では飲食店が34社が最多、次いでアパレル・雑貨30社、食品27社、ホテル・観光13社となっている。

球春!センバツ32校が決定 初出場10校 3/19から観客入れ開催

日本高野連は1月29日、第93回選抜高等学校野球大会の選考委員会をオンラインで開き、一般選考28校、21世紀枠4校合わせ出場32校を決めた。京都国際(京都)、専大松戸(千葉)、上田西(長野)、柴田(宮城)など10校が初出場する。
組み合わせ抽選会は2月23日。大会は観客を入れ、3月19日から13日間(雨天順延、準々決勝翌日と準決勝翌日の休養日各1日を含む)、阪神甲子園球場で開催される。
近畿からは京都国際、天理、智弁学園、市和歌山、大阪桐蔭、神戸国際大付、東播磨の7校が選ばれた。

大阪府 令和3年度当初予算案にコロナ対策で1,700億円見込む

大阪府は、令和3年度の当初予算案に新型コロナウイルス対策費として、病床のさらなる確保など医療体制の拡充や、ワクチン接種体制の整備などにおよそ1,700億円を盛り込む方針を固めた。
主な内訳は病床のさらなる確保に1,033億円、医療資機材の確保や供給に係る経費として42億円、重症患者の治療を専門に行う「大阪コロナ重症センター」の整備や運営に37億円、医療従事者の勤務手当の補助に20億円などを盛り込んでいる。
このほか、相談・検査体制の整備や充実に381億円、自宅で療養する人への配食サービスなどに19億円、ワクチンの接種体制の整備に6億円を計上している。

秀吉期の大坂城 築城当時の石垣公開 大阪市教委が発掘

大阪市教育委員会などは1月26日、大阪城の地下に埋まっていた豊臣秀吉による築城当時の石垣の一部を報道陣に公開した。石垣は過去2回の発掘調査で確認。大阪市が2023年春のオープンを目指す常設展示施設の建設に向けて、2020年3月から本丸東部の一角を発掘し、南面部分を初めて掘り出した。
今回発掘されたのは1984年の調査で発見され、埋め戻されていた石垣で、築城当時の1583年ごろに築かれたとみられる。天守閣がある本丸中心部の「詰野丸」南東角の石垣で、高さ約6m、南面幅約6.9m、東面幅約7.7mを掘り出した。その結果、1615年の大坂夏の陣で焼けたとみられる痕跡が見つかったほか、近くから豊臣期のものとみられる金箔が押された瓦も出土した。
豊臣秀吉が築いた大坂城は大坂夏の陣で落城。その後、徳川幕府が豊臣期の石垣の上に盛り土をして埋め立て新たに築城。現存する石垣などは徳川期に再建されたもの。