文部科学省の全国の公立小中学校のバリアフリー状況の調査によると、車いす利用者のトイレを設置している学校は、大阪府の96.4%の全国トップを筆頭に、近畿2府4県はいずれも全国平均の65.2%を上回った。
また、校舎の玄関から教室までの段差をスロープで解消している学校は、滋賀県の96.5%を筆頭にいずれも全国平均の57.3%を上回った。このほか、エレベーターを設置している学校は滋賀県、兵庫県、大阪府はそれぞれ、全国平均の27.1%を上回った。文部科学省は2020年5月、全国2万8,000校余りを対象に設置・設営状況を調査した。
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日本の20年自殺者数3.7%増の2万919人 11年ぶり増加
警察庁のまとめによると、2020年に自殺した人は速報値で2万919人で前年比3.7%増えた。自殺者は10年連続で減少していたが、増加に転じた。自殺者数が前の年より増加するのは、リーマン・ショック直後の2009年以来、11年ぶり。新型コロナウイルスが影響している可能性があるとして分析を進めている。
男女別では男性が1万3,943人で前年比135人減った一方、女性は6,976人で388人増え、過去5年間で最も多くなった。子どもの自殺も目立っていて、小中学生と高校生を合わせて440人は、2020年11月時点の集計で過去最多となっている。
都道府県別では東京都が2,237人で最も多く、次いで大阪府が1,379人、神奈川県が1,245人、埼玉県が1,181人、愛知県が1,173人などとなっている。