「アジア」カテゴリーアーカイブ

オリックス劇的サヨナラ 2年連続で日本シリーズへ

プロ野球日本シリーズは10月15日、2年連続でヤクルトとオリックスで争われることが決まった。セ・リーグは14日、阪神に3連勝して4勝(レギュラーシーズン優勝のアドヴァンテージの1勝含む)し、日本シリーズ進出を決めたヤクルト。
これに対しパ・リーグは前日、ソフトバンクに敗れ、王手をかけたまま迎えたオリックス。
4回、吉田正尚の2ランホームランで先制、試合を有利に進めながら7回、デスパイネに同店2ランホームランを浴び、大接戦となった。しかし9回二死、ニ、三塁で中川圭太がソフトバンクのクローザー、モイネロからレフト前へタイムリーヒットを放ち、試合を決めた。

「大阪パビリオン」建設費40億円膨らみ府・市が補正

2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の大阪府・大阪市などが出展する「大阪パビリオン」建設費が当初見積もりから約40億円増え、115億円となることが10月11日、明らかになった。このため、この追加負担分を府と市は折半し、それぞれ約20億円を補正予算案に盛り込むことになった。
大阪パビリオンは、府・市や経済界などが共同で万博から25年後の大阪の生活をテーマに出展。透明な屋根の上には水が流れ、内部には風が吹き抜けるようにする特徴的な形状に仕上げられる計画となっている。

大阪府 新型コロナの「警戒解除」病床使用率改善

大阪府は10月11日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、感染状況を判断する独自の基準「大阪モデル」について、「警戒」を意味する黄信号から「警戒解除」を示す緑信号に引き下げることを決めた。大阪府下の新規感染者数や病床使用率の改善を受けた措置で、緑信号は7月10日以来、約3カ月ぶり。府によると、病床使用率は10日までの1週間にわたり20%を下回っている。

近畿8月の有効求人倍率1.20倍 5カ月連続で上昇

厚生労働省が9月30日発表した8月の近畿2府4県の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.02ポイント上昇し1.20倍だった。求人数は前月比微減となった、求職者数が2.3%減り、結果的に倍率を押し上げた。
主要産業の新規求人数をみると、教育・学習支援業を除くすべての産業が前年同月比でプラスだった。製造業は13.3%増、行動制限のない夏休みで人手確保へ需要増を見込んだ宿泊業・サービス業は7.8%増だった。
一方、総務省が同日発表した近畿の8月の完全失業率(原数値)は2.8%で、前年同月比0・4ポイント改善した。完全失業者数は4万人減の31万人だった。

関西広域連合 秋の行楽シーズンの感染防止対策を

関西の自治体でつくる関西広域連合は9月23日、大阪市北区で各県知事ら出席のもと対策本部会議を開き、秋の行楽シーズンにおける新型コロナウイルスの感染が再び拡大しないよう対策の徹底を呼び掛けた。
日本政府は10月11日から、全国を対象にした国内の観光支援策「全国旅行割」や、インバウンドの本格的な復活に向け入国者数制限の撤廃、個人旅行、ビザ(査証)なし渡航の解禁を発表しており、行楽シーズンには人の密集機会の大幅な増加が予想される。このため、人混みを避けるほか、早めにワクチン接種を受けるよう呼び掛けている。

大阪「岸和田だんじり祭」3年ぶり通常開催

大阪府岸和田市の伝統行事「岸和田だんじり祭」が9月17日、18日、岸和田・春木両地区で開催された。だんじり祭は新型コロナウイルスの影響で、2020年は終戦直後の1945年以来75年ぶりに中止され、2021年も両地区の一部町会が参加を見送り、観覧の自粛を呼び掛けつつ行われており、制限のない通常開催は3年ぶり。
3年ぶりに戻ってきた、躍動感あふれるだんじりに、あちこちから観客の掛け声が飛び交う。勢いをつけたまま街角を直角に曲がる”やりまわし”に大きな歓声が沸き起こり、威勢のいい笛・太鼓の音が街に戻った。

関西企業7〜9月期業況 3四半期連続マイナス

大阪商工会議所と関西経済連合会は9月16日、会員企業の経営・経済動向調査の結果を発表した。これは7〜9月期の自社業況について判断指数(BSI、「上昇」と回答した割合から「下降」と回答した割合を差し引いた値)で回答してもらったもの。
全体ではマイナス4.1と、3四半期連続でマイナスとなった。4〜6月期に比べてマイナス幅は3.9ポイント縮小したが、原材料価格の高騰や円安などが影響し、中小企業のマイナス幅は拡大した。大企業は8.3と2四半期ぶりにプラスに転じたが、中小企業はマイナス14.1とマイナス幅は6.8ポイント拡大した。
調査は8月中旬から9月初めに両団体の会員企業1,548社を対象に実施し、297社から回答を得た。

関西41商工会議所 万博機運醸成へ作業部会初会合

大阪など、福井県を含めた関西2府5県、41商工会議所は9月15日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の機運醸成に向けて、ワーキンググループの初会合を開いた。
会合では博覧会協会から①会場内で開く催事に参加する業者の募集を来年度以降始める②会場内の店舗などでグッズや土産物を販売する業者を募集する−などの説明があった。このほか、開幕まで2年となる2023年4月に記念事業を行うことや、中小企業向けに万博関連の情報提供を強化していくことを確認した。

大阪府 オミクロン対応ワクチン接種9/26から開始

大阪府はオミクロン対応のワクチン接種について、4回目の接種対象となっている高齢者などについて、9月26日から府の「心斎橋接種センター」で開始することになった。
対象者は当面、3回目のワクチン接種から5カ月以上経過した①60歳以上の人②60歳未満で基礎疾患がある人③医療従事者や高齢者施設の従事者−などで、9月16日からインターネットで予約の受け付けを始めるという。