JR西日本、阪急、阪神、京阪、南海など関西の鉄道各社は大晦日の深夜から元日早朝までの終夜運転を2年連続で行わないと発表した。一方、近鉄は2年ぶりに実施を決め、対応が分かれた。
終夜運転を行わないのは、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が広がりつつある中、初詣、年越しイベントが重なることで、感染リスクが高まると判断した。
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大阪府「ワクチン・検査パッケージ」12月中に受付開始へ
大阪府は「ワクチン・検査パッケージ」の実施に向けて、制度を活用する飲食店の受付を12月中に開始する方針。これはワクチンの接種証明や検査での陰性証明を示すことで、行動制限を緩和するもので、新型コロナの感染が再拡大した場合でも、経済社会活動との両立を図る必要があるとして導入される。飲食店の場合、利用者がワクチンの接種証明か検査での陰性証明を示せば、会食の人数制限などがなくなることになっている。
対象は、感染対策が取られていることを示す「ゴールドステッカー」の認証店に限りことにしていて、登録が済めば「ワクチン・検査パッケージ」が利用できる飲食店であることが分かるよう、新たなステッカーを交付するという。
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パナソニック 顔認証とAR活用の観光実証を大阪・道頓堀で実施
パナソニック(本社:大阪府門真市)とパナソニックシステムソリューションズジャパン(本社:東京都中央区)は12月6日、アフターコロナにおける安心・安全な観光の実現と観光地の回遊を促す新しい取り組みとして、非接触・顔認証技術とAR技術を活用した実証実験を12月7日から12月26日まで、大阪・道頓堀商店街(所在地:大阪市中央区)で実施すると発表した。
今回の実証実験ではコロナ禍での地域経済の落ち込み売り上げ減少などの課題に対する地域振興策として実施する。道頓堀商店街の「飲食」「物販」「エンタメ・伝統芸能」「アクティビティ・体験」という4つのジャンルから同実証実験に参加する合計17店舗(顔認証決済は12店舗)にスマートフォン向けアプリを提供。アプリを利用することによって、非接触で安心・安全な顔認証決済・スタンプラリーの体験と、バーチャル商店街、ARフォトウォーク、みんなの投稿などのサービスによる道頓堀商店街への興味喚起や回遊促進を図る。