エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O、本社:大阪市北区)は8月18日、グループの阪急阪神百貨店8階「GREEN AGE(グリーンエイジ)」のオープンと紳士服洋品売場の改装にあたり、環境装飾や什器の一部で進めた大阪産木材活用の取り組みが、大阪府の「CO2森林吸収量・木材固定量認証制度」の第一号に認証されたと発表した。
脱炭素社会の実現に向け、森林は大気中の温室効果ガスの吸収源としての役割のほか、森林から供給される木材は炭素を長期的に貯蔵が可能で、建築物等への利用は「第2の森林づくり」と呼ばれている。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
東京23区の7月分譲マンション賃料0.8%高で2カ月ぶり最高更新
農水省 23年一番茶・荒茶生産で静岡県が主産地でトップ
中国・恒大集団が米NYで破産法適用申請 負債総額48兆円
7月首都圏マンション平均価格55.8%高の9,940万円 過去最高
不動産経済研究所(本社:東京都新宿区)のまとめによると、7月の首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)の新築マンションの1戸あたりの平均価格は、前年同月比55.8%高の9,940万円となり、7月単月としては過去最高だった。このうち東京23区は同84.8%高の1億3,340万円。23区で売り出された物件の約半数が1億円を超え、全体価格を引き上げた。
首都圏の発売戸数は同14.2%増の2,591戸で、9カ月ぶりにプラスに転じた。地域別にみると、東京23区が同49.3%増の1,542件と全体をけん引した。初月の契約率は74.8%と好・不調の目安である70%を2カ月ぶりに上回った。23区はは同21.2%上昇し81.5%と高水準だった。
阪急電鉄 新大阪ー関西空港の直通運行を検討 31年連絡線開業で
凸版印刷 水素エネルギー市場へ独自方式で電極部材の生産参入
凸版印刷(本社:東京都文京区)は8月17日、水素エネルギー市場への参入に向けて、世界初となる独自の製造方式による、触媒層付き電解質膜(CCM)/膜電極接合体(MEA)の生産設備を高知工場(所在地:高知県南国市)へ導入したと発表した。これにより、高性能、高品質なCCM/MEAの量産が可能となり、8月より販売開始する。
CCM/MEAは、水素を製造する水電解装置、水素の貯蔵や運搬に関する電解槽、そして水素を利用する燃料電池において中核となる重要な部材で、水素社会の実現には不可欠なエネルギー変換デバイス。同社は今後、同事業の成長とともにCCM/MEA設備の増強を図り、2028年に同事業で年間売上高100億円を目指す。