パーソルキャリア(所在地:東京都千代田区)のまとめによると、4月の中途採用(転職)求人倍率は、前月比0.04ポイント低い2・21倍だった。過去最高だった3月を下回ったものの、観光関連業界を中心に人手不足感が強く、引き続き高水準にある。同社の転職サービス『doda(デューダ)』に登録する求人数を転職希望社数で割って算出したもの。
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セントラル硝子 中国でリチウムイオン電池用LiPF6濃縮液で合弁
セントラル硝子(本社:東京都千代田区)は5月25日、中国の化学メーカー、広州天賜高新材料股份有限公司(所在地:広東省広州市)の100%子会社、九江天賜高新材料有限公司(所在地:江西省九江市)との間で、リチウムイオン電池用LiPF6濃縮液(LiPF6:六フッ化燐酸リチウム)の製造を手掛けるため、合弁会社を設立すると発表した。
新会社「天賜中硝(九江)新材料有限公司(仮称)」(所在地:江西省九江市)の資本金は4億5,000万人民元で、出資比率は九江天賜高新材料有限公司65%、セントラル硝子35%。2023年8月設立予定。
LiPF6濃縮液の独自製造法を持つセントラル硝子は、電解液大手メーカー、天賜グループとの合弁事業を通じて、電解液の主原料のLiPF6濃縮液の低コストかつ安定調達を目指す。
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3社が次世代バイオディーゼル燃料使用し西鉄バスを実証運行
スターフライヤー(本社:福岡県北九州市)、西日本鉄道(本社:福岡市、以下、西鉄)、ユーグレナ(本社:東京都港区)の3社は5月24日、次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を使用した西鉄バスの実証運行を、6月から行うと発表した。実証期間は6月1日から11月30日まで。
3社は西鉄が運行する路線バスの燃料に、ユーグレナ社の「サステオ」を試験的に導入し、スターフライヤーの運航する福岡空港へ乗り入れる路線で実証運行する。
サステオは持続可能性に優れたバイオマス原料を使用した燃料で、既存のディーゼルエンジンに加工処理などを行わずに、そのまま使用できることが特徴。原料である植物や藻類が成長過程で光合成する際のCO2を吸収するため、燃料を使用した際に発生するCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されている。