トヨタ 2月世界販売77万台で過去最高 国内5割増 2023年3月31日アジア-産業つなぐfujishima トヨタ自動車が3月30日発表した2月の販売・生産・輸出実績によると、世界販売は前年同月比10%増の77万台だった。前年実績を上回るのは3カ月ぶりで、2月としては過去最高となった。国内では、半導体不足や新型コロナウイルスの影響が大きかった前年の反動増もあって、15万台となり53%増えた。
伊藤忠,レゾナック 使用済みプラ・繊維の循環で協業 2023年3月31日アジア-産業, 資源・リサイクルつなぐfujishima 伊藤忠商事(本社:東京都港区)とレゾナック(本社:東京都港区)は3月29日、使用済みプラスチック・繊維の循環事業で協業する覚書を締結したと発表した。レゾナック川崎事業所のプラスチックケミカルリサイクルプラントを活用、循環型プロジェクトで使用済みプラスチック・繊維を混合したリサイクル固形原料をレゾナックに供給し、低炭素アンモニアなどの化学製品に生まれ変わらせる。これにより、廃棄物の社会課題を解決するとともに、循環型社会の実現に貢献していく。
スズキ 交換式バッテリーで電動スクーターの実証 2023年3月31日アジア-産業つなぐfujishima スズキ(本社:静岡県浜松市)は3月29日、㈱Gachaco(ガチャコ)とともに、電動二輪車用交換式バッテリーのシェアリングサービスを活用した電動スクーター「e-BURGMAN」で実証実験を、4月より東京都内で実施すると発表した。実験期間は4月から6月。バッテリーはリチウムイオン電池。航続距離は44km。使用台数は8台。 今回の実証実験は、交換式バッテリーを用いた原付き二種の電動スクーターに対する評価および改善要望を把握することが目的。東京都城南エリア(目黒区、品川区、大田区、港区)のガチャコ交換式バッテリーステーションが設置されている地域を中心に行う。
ホンダ 自転車を電動アシスト化「SmaChari」開発 2023年3月31日アジア-産業, 新システムつなぐfujishima ホンダ(本社:東京都港区)は3月29日、自転車に取り付ける電動アシストシステム「SmaChari(スマチャリ)」を開発したと発表した。スマチャリは、スマートフォンアプリと自転車に取り付ける電動アシストユニットで構成され、様々なタイプの自転車を電動アシスト化・コネクテッド化することが可能。 スマチャリ搭載第一号となる自転車はワイ・インターナショナルが9月に発売する予定。スマチャリ搭載商品「RAIL ACTIVE-e」で22万円(税込)。5月から受注開始する予定。
みずほFG,LINE「LINEバンク」の開業断念を発表 2023年3月31日アジア-産業つなぐfujishima LINE(本社:東京都新宿区)とみずほフィナンシャルグループ(FG)(本社:東京都千代田区)は3月30日、共同で開業を目指してきた新銀行「LINEバンク」の設立中止を決めたと発表した。中止の理由について「安全・安心で利便性の高いサービス提供にはさらなる時間と追加投資が必要」とし、「顧客の期待に沿うスムーズなサービスの提供が現時点では見通せないとの見解に至った」と説明している。今後、設立準備会社の解散、清算手続きなどを進める。
マックス 鉄筋結束ワイヤ専用「タイ第3工場」竣工 2023年3月31日アジア-産業つなぐfujishima ホッチキスなどのオフィス機器や、建築・建設用工具を手掛けるマックス(本社:東京都中央区)は3月28日、鉄筋結束ワイヤ専用工場として「タイ第3工場」を竣工し、3月16日に竣工式を開いたと発表した。 第3工場の所在地はタイ・チョンブリ県WHAイースタン・シーボード工業団地内。平屋鉄骨造、建物面積4,800㎡。投資額約17億円。3月より稼働開始する。 鉄筋結束機需要の伸びに応え増築した。これにより、同事業の一層の成長に向け、グローバルに安定的な供給体制が整った。
EU 35年以降もエンジン車容認で合意 合成燃料限定で 2023年3月30日アジア-産業つなぐfujishima 欧州連合(EU)は3月28日開かれたエネルギー相理事会で、2035年にゼロ・エミッション車以外の新車販売を原則禁じることで正式に合意した。ただ、内燃機関(エンジン)車の新車販売をすべて認めないとしていた当初案を修正し、温暖化ガス排出をゼロとみなす合成燃料の利用に限り販売を認めることになった。 エンジン車の全面禁止により、限られた期間内で当該関連業界の雇用の受け皿の確保は難しいとの自動車業界の主張を受けたドイツ政府の意見を踏まえ、エンジン車の部分容認に方針転換したもの。
JFEエンジ 台湾 大型LNG基地設備300億円工事受注 2023年3月30日アジア-産業つなぐfujishima JFEエンジニアリング(本社:東京都千代田区)は3月28日、台湾の国営石油ガス会社、台湾中油股份有限公司(以下、CPC)より、液化天然ガス(LNG)受入プロセス配管設備建設工事の設計・調達・建設・試運転助勢(EPCC)を受注したと発表した。 受注金額は約300億円(税込)。工期は2023年1月〜2025年5月の予定。同工事はCPCが桃園市観塘工業区に建設中の第三LNG受入基地で、LNG受入設備を海岸から沖合1.2kmに建設するもの。
JBIC 印 太陽光発電事業に民間と150億円を協調融資 2023年3月30日アジア-国際交流, アジア-産業つなぐfujishima 国際協力銀行(本部:東京都千代田区、以下、JBIC)は3月27日、インドの国営企業SJVN Limited(以下、SJVN)との間で、融資総額150億円(うちJBIC融資分90億円)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。これは、三菱UFJ銀行および山陰合同銀行との協調融資により実施するもの。また、JBICは民間金融機関の融資部分に対し、保証を提供する。 SJVNは、インド政府やヒマーチャル・プラデシュ州などが出資参画し、インド電力省が管轄する国営企業で、水力発電、再生可能エネルギー発電事業、送電事業を手掛けている。
LIFULL マレーシア・クアラルンプールに開発拠点 2023年3月30日アジア-産業つなぐfujishima 事業を通して社会課題解決に取り組む、LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区)は3月28日、3月にマレーシアの首都クアラルンプールに新たな開発拠点を設立したと発表した。LIFULLグループにおける海外開発拠点は、2017年に設立したベトナム・ホーチミン市に続く2拠点となる。本社、ベトナム、マレーシアの間の開発拠点の連携をさらに強化し、LIFULLグループの中長期に向けた開発力の拡大を目指していく。