経済協力開発機構(OECD)は12月10日、31カ国の16〜65歳を対象に実施した「国際成人力調査」(PIAAC)の結果を公表した。社会生活に必要な能力を測る調査で、日本は3つの分野のうち、「読解力」と「数滴思考力」がいずれも2位。今回新設された「問題解決能力」は1位で、日本はトップレベルの成績だった。2回目となる今回は2022〜2023年に行われ、約16万人が参加。日本は5,165人が参加した。
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マイナ保険証 救急患者の医療情報 同意なしに閲覧可 開始
厚生労働省は12月9日、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」を利用し、意識不明に陥った救急患者らの医療情報を、本人の同意なしに病院が閲覧できるシステムの運用を始めた。処方薬や手術歴などを救急医らが把握し、的確で迅速な治療につなげることで、救命率の向上や後遺症の軽減を目指す。
新システムでは、意識不明や会話が困難などで意思確認ができない場合、医師が救命や回復のために必要と判断すれば、本人の同意なしに閲覧できる。救急用にまとめた情報も確認できる。厚労省は2025年度、マイナ保険証を利用する患者の電子カルテ情報を、医療機関同士で共有する仕組みを導入する方針だ。ただ、現状では医療機関や薬局でのマイナ保険証の利用率は2024年10月時点で15.67%にとどまっている。