「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

北陸新幹線 敦賀ー新大阪延伸「5条件」順守を 財政審

財務省は10月28日、財政制度等審議会の部会を開き、北陸新幹線の敦賀ー新大阪の延伸を巡り、建設工事の着工判断には費用を上回る投資効果など「着工5条件」を順守するよう提言した。着工の5条件は①安定的な財源の確保②収支採算性③費用を上回る投資効果④営業主体となるJRの同意⑤沿線自治体の同意。北陸新幹線は、政府が事業費の一部を負担する整備新幹線の一つ。

ドジャース 4年ぶりWS制覇に王手 大谷は強行出場

ドジャース2連勝の後を受け、ニューヨーク・ヤンキースタジアムで10月28日(現地時間)行われたワールドシリーズ(WS)第3戦は4−2でドジャースが勝ち、初戦から3連勝とし、2020年以来4年ぶりのWS制覇に王手をかけた。
第2戦の7回に二盗を狙った際に左肩を亜脱臼。出場が危ぶまれていた大谷は痛み止めを服用、テーピングを施して出場した。打撃成績は3打数無安打1得点、1四球、1死球だった。

小泉進次郎氏 選対委員長を辞任 与党過半数割れで引責

自民党の小泉進次郎選挙対策委員長は10月28日、衆院選で自民、公明両党が過半数議席を割ったことを受けて、石破首相(自民党総裁)に辞表を提出、受理され役職を辞任した。小泉氏は「掲げていた(目標の)結果が出なかったら、執行部で選挙の責任を負うべき選対委員長が責任を取るのは当たり前のこと」と述べた。

フリーランス新法 11/1施行 報酬不払いや不当な減額防止へ

国内のフリーランス約257万人に対する取引条件の明示義務などを定める「フリーランス新法」が11月1日施行される。報酬不払いや不当な減額、ハラスメントの防止などを目指しており、発注する企業側も対応を迫られる。フリーランスを巡っては口約束の発注や買いたたきなどのトラブルの多発が指摘され、大半が立場の弱いフリーランスが泣き寝入りせざるを得ない状況にある。

第30回のテーマ「30年の光」ルミナリエ 25年1/24~2/2

阪神大震災の犠牲者を追悼する光の祭典「神戸ルミナリエ」の組織委員会は10月25日、2025年1月24日〜2月2日に開催される第30回のテーマを「30年の、永遠に輝く希望」とすると発表した。同委員会は「これからも街や人の心を照らし続ける」との願いを込めたとしている。
会場は前回と同様に、神戸市中央区の東遊園地、旧外国人居留地、神戸港のメリケンパークの3カ所で分散開催(一部有料)する。

サッカー天皇杯決勝は神戸vsG大阪 関西勢対決に

サッカーの第104回天皇杯全日本選手権大会の準決勝は10月27日行われた。いずれもJ1同士の対戦で、神戸は2−1で京都に勝ち、2019年スペイン代表イニエスタを擁して初優勝した2019年度大会以来の決勝進出を決めた。G大阪延長線の末、横浜Mを3−2で破り、4大会ぶりの決勝に進んだ。関西勢同士の決勝は1953年度大会(全関学ー大阪クラブ)以来。決勝戦は11月23日、国立競技場で行われる。

第170回天皇賞 ドゥデュースV G14勝目 直線で豪脚披露

競馬の第170回天皇賞(秋、G1,芝2000m)は10月27日、東京・府中市の東京競馬場で行われた。道中、最後方2番手につけた2番人気のドゥデュース(武豊騎乗)が直線、大外から豪脚を披露、次元の違う末脚を発揮、鮮やかに先行馬をすべて差し切り、ゴールを駆け抜けた。同馬は昨年の有馬記念に続くG14勝目を挙げた。武騎手は保田隆芳氏に並ぶこのレース最多の7勝。友道康夫調教師(栗東)はこのレース初勝利。
2着にタスティエーラ、3着にホウオウビスケッツが入った。休養明けの1番人気のリバティアイランドは13着に沈んだ。

関西・北陸交流会 北陸新幹線 大阪まで早期延伸に期待

関西と北陸の交流を促そうと、JR西日本が主催する「関西・北陸交流会」が10月25日、大阪市内で開かれた。関西経済連合会の松本正義会長は北陸新幹線の「(金沢から)敦賀までの開業による盛り上がりを全線開通の弾みとするため、関西での機運醸成に努めたい」と述べた。出席者からは大阪までの早期全線開通を期待する声が上がっていた。交流会は2013年に始まり、今回で11回目。敦賀延伸後では初。

関空国際線 ほぼコロナ前水準に回復発着最大 週1,353便

関西エアポートは10月24日、2024年冬の関西空港の国際線旅客便ダイヤ(10月27日〜2025年3月29日)を発表した。発着便数はピーク時に週1,353便となり、コロナ禍前の2019年冬(1,409便)とほぼ同水準まで回復する。中国方面の回復は遅れているものの、韓国便の伸びがカバーする。韓国便は、2024年冬は366便と2019年冬に比べて58%増となり、夏ダイヤを含めて過去最高となる。一方、中国便は456便と2023年冬の1.6倍に増えるものの、2019年冬に比べ24%減にとどまる。中国便は北京や上海の都市部に偏っており、地方の回復が遅れている。

与党過半数割れ 自民大敗, 立民大幅増, 国民躍進 衆院選

第50回衆院選は10月27日投開票された。自民党は「政治とカネ」の問題を受けて大敗し、公明党を合わせた与党で総定数の465の過半数(233議席)に届かなかった。この結果について石破首相(自民党総裁)は「非常に厳しいご審判をいただいたと認識している。謙虚に厳粛に受け止めている」と語った。そのうえで、野党の協力を得て自民中心の政権を維持する考えを強調した。
立憲民主党は公示前から議席を大幅に増やした。国民民主党も議席を4倍に増やした。反面、公明党、日本維新の会、そして共産党も議席を減らした。