京都・祇園祭「鉾建て」始まる 市内四条通など中心部で 2023年7月11日アジア-社会, 歴史くらぶつなぐfujishima 京都市下京区の四条通など中心部で7月10日、祇園祭の前祭(さきまつり)の山鉾巡行(17日)で都大路を進む5基の鉾を組み立てる「鉾建て」が始まった。この日、組み立てが始まったのは毎年巡行の先頭を進む長刀鉾、函谷鉾、月鉾、鶏鉾、菊水鉾の5基。「縄がらみ」と呼ばれる、釘を一切使わない伝統技法を用い組み立てられる。14日までに前祭に参加する鉾・山合わせ23基が立ち並ぶ。また、後半の後祭(あとまつり)では鉾・山合わせ11基が立ち、24日に巡行する。
5月国際収支 経常黒字2.4倍の1兆8,624億円 貿易赤字縮小で 2023年7月11日アジア-社会つなぐfujishima 財務省が7月10日発表した5月の国際収支統計(速報)によると、海外とのモノやサービスなどの取引状況を表す経常収支は1兆8,624億円だった。黒字は4カ月連続で、前年同月の2.4倍になった。 輸出額は、中国の景況回復が遅れていることから2.8%減の7兆2,412億円で、27カ月ぶりに減少に転じた。輸入額は、資源高の一服により10.2%減の8兆4,279億円だった。その結果、貿易収支は1兆1,867億円の赤字と前年同月から赤字幅は7,524億円に縮小した。
米大リーグ メッツ千賀 オールスターに初選出. 1年目日本人8人目 2023年7月10日アジア-社会つなぐfujishima 米大リーグの今年のオールスターゲーム(現地時間7月11日、シアトル)に新たにメッツの千賀滉大投手が選出された。大リーグ機構が7月8日、ナショナルリーグの先発投手部門で選ばれていたカブスのストローマン投手の代替選手として初選出されたと発表した。 大リーグ1年目の日本選手がオールスターに選ばれるのは野茂英雄さん、イチローさん、松井秀喜さんらに続いて8人目で、2014年に当時ヤンキースに所属していた田中将大投手以来9年ぶり。千賀投手はここまでチームで唯一、規定投球回数を投げて7勝5敗、防御率3.31、113奪三振の成績を残している。
近畿1〜6月倒産31%増の1,011件 負債総額61%増の1,569億円 2023年7月10日アジア, アジア-社会つなぐfujishima 東京商工リサーチのまとめによると、近畿2府4県の2023年1〜6月の倒産件数は、前年同期比31%増の1,011件に上った。1〜6月の倒産件数が1,000件を超えるのは2020年以来。負債総額は61%増の1,569億円だった。年上半期としては3年ぶりに1,500億円を上回った。 新型コロナ禍での資金繰りを支援する実質無利子・無担保の融資制度「ゼロゼロ融資」の返済期限を迎える企業が増え、休業協力金の支給もなくなったことで破綻増につながった。産業別では大阪府、兵庫県で飲食業を中心とするサービス業の倒産が増えた。
韓国政府 処理水放出は国際基準に合致 独自の検証結果公表 2023年7月9日アジア-社会つなぐfujishima 韓国政府は7月7日、東京電力福島第1原子力発電所の放射性物質トリチウムを含む処理水の海洋放出処理計画について、国際原子力機関(IAEA)などの国際基準に合致し、韓国の海域に及ぼす影響はほとんどないとの見解を示した。韓国独自の検証結果として発表した。
規制委 東電福島原発処理水設備に”終了証” 放出準備整う 2023年7月9日アジア-社会つなぐfujishima 原子力規制委員会は7月7日、東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出に関し、関連設備の使用前検査の合格を示す”終了証”を東電に交付した。これにより、政府が8月にも始める予定の放出に向けた安全性の評価作業をすべて終えた。
処理水放出「国境越えた影響はほとんどない」IAEA事務局長 2023年7月9日アジア-社会つなぐfujishima 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は7月7日、東京電力福島第1原子力発電所処理水の海洋放出を巡って都内で記者会見した。グロッシ氏は、中国など一部の国が海洋放出に反対していることに対し、「希釈して海中に分散されるので国境を越えた影響はほとんどない」と語った。 また、処理水に含まれるトリチウムについて、「基準値を下回っており、無視できるほどの量だ」との認識を示した。そして、IAEAは放出開始後も福島原発に職員を置き、監視を続けるとしている。
飲食業の1〜6月倒産 過去最多 79%増の424件 コロナ関連倍増 2023年7月8日アジア-社会つなぐfujishima 東京商工リサーチのまとめによると、1〜6月の飲食業の倒産が前年同期比79%増の424件に上り、1〜6月として過去30年間で最多を更新した。これまでの最多は2014年1〜6月の419件だった。新型コロナ関連の支援金の終了に加えて、電気料金や原材料費の高騰などが重荷となり、資金繰りが悪化した。 倒産件数の約7割にあたる288件が新型コロナ関連によるもので、前年同期の約2倍に膨らんだ。人手確保が進まず 売り上げが戻らない中、”ゼロゼロ融資”の返済も始まり、資金繰り悪化による倒産のさらなる増加は、今後も避けられないようだ。
全国知事会 マイナ総点検「早急に工程明示を」政府に要請 2023年7月8日アジア-社会つなぐfujishima 全国知事会の平井伸治会長(鳥取県知事)は7月6日、河野太郎デジタル相と面会し、マイナンバーカードに他人の個人情報が誤ってひも付けされていないか総点検する作業について、早急に具体的な作業工程やスケジュールを示すよう要請した。点検作業に伴う費用の財政支援も求めた。
福岡市 脱炭素へ燃料電池トラックで学校給食配送 全国初 2023年7月7日アジア-社会, 新システムつなぐfujishima 福岡市は7月5日、脱炭素への取り組みの一環として、水素燃料電池(FC)を搭載した学校給食配送トラックを導入すると発表した。このFCトラックは10分間の水素充填で、約260km走行できるという。FCトラックの積載量は2.5トン。まず市内の中学校などの給食配送向けに1台投入。2023年度中に3台体制に増やす。給食配送にFCトラックを用いるのは全国初とみられる。6日から配送業務を開始する予定。 FCトラックはトヨタ自動車やいすゞ自動車などが参画する「コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ」(CJPT)が開発した。