国連は6月20日、スーダン正規軍と準軍事組織、即応支援部隊(RSF)の戦闘が、18日に始まった72時間の停戦が終わりに近づく中、スーダンで戦闘により家を追われた避難民の総数が250万人を超えたと明らかにした。
グランディ国連難民高等弁務官は同日、ケニアの首都ナイロビで、スーダン国外に逃れた難民は50万人を超え、国内では200万人が家を失っている」とし、「銃声を止めない限りスーダンの人々の大量脱出は続く」と警告している。AFP通信やロイター通信などが伝えた。
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コロナ禍で人員削減した企業の6割が現在人手不足 補充叶わず
東京商工リサーチのまとめによると、コロナ禍で全国の企業の6,071社のうち約1割(構成比9.8%、599社)が人員削減を行い、このうちの61.5%(312社)が現在、人手不足に陥っていることが分かった。
コロナ禍で人員削減を実施したか?について、「希望退職の実施」「退職勧奨」「整理解雇」「補充採用の停止」の4項目で聞いたところ、いずれか一つを実施(599社、9.8%)していた。この中で最も多かったのが「補充採用の停止」で311社、、次いで「退職勧奨」106社、「整理解雇」96社、「希望退職の実施」86社と続いた。
業種別では観光業や冠婚葬祭業などに代表される「その他の生活関連サービス業」が構成比45.1%でトップ。次いでアパレル小売の同40.0%、印刷・同関連業の同33.7%が続いている。
警察庁 認知症の22年行方不明者1万8,709人 10年でほぼ倍増
警察庁のまとめによると、2022年に全国の警察に認知症やその疑いがあり、行方不明者として届け出があったのは前年比1,073人(6.1%)増の延べ1万8,709人に上ったことが分かった。統計を取り始めた2012年以降で最多を更新した。この結果、2012年の9,607人から10年でほぼ倍増した。
都道府県別では兵庫が最多の2,115人、大阪1,996人、埼玉1,902人が続いた。2022年に生存して所在が確認されたのは2021年以前に届け出された人を含め1万7,923人。確認までの期間は77.5%が受理当日で、99.6%は1週間以内だった。一方、491人は事故などで亡くなっていた。
なお、認知症以外を含む行方不明者の総数は前年から5,692人増え、延べ8万4,910人だった。過去最少だった2020年から2年連続で増加した。