関西、大阪(伊丹)、神戸の関西3空港をを運営する関西エアポートが5月25日発表した4月の関西国際空港の国際線旅客数は、前年同月比20倍の112万7,115人だった。新型コロナウイルス禍前の2019年4月の52%まで回復した。国際線旅客数のうち、外国人旅客数は前年同月比27倍の96万417人と全体の約85%を占めた。韓国、台湾の旅客便発着回数がコロナ禍前の7割まで回復したが、中国は2割にとどまっている。
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はしか感染者すでに7人 人の往来増え感染拡大の恐れ
国立感染症研究所が5月23日発表した速報値によると、今年のはしかの感染者数が5月14日時点で7人となった。2021、2022年はコロナ禍の外出自粛もあって、それぞれ1年間で6人にとどまっていたが、今年はすでにこれを上回った。都道府県別では東京都で3人、茨城県、神奈川県、新潟県、大阪府でそれぞれ1人となっている。
はしかはアジアなどで流行しており、国内でも4月にインドから帰国した男性の感染が確認されたほか、同じ新幹線に乗車していた2人の確認されている。アフターコロナで人の往来が増えていることから、今後さらに拡大する恐れがある。
はしかは、発熱やせき、発疹が出るウイルス性の感染症で、免疫を持たない人が感染するとほぼ100%発症し、肺炎や脳炎を引き起こして重症化したり、死亡するケースもあるという。専門家は抗体検査やワクチン接種を呼び掛けている。
大阪観光局 インバウンドは今夏にもコロナ前水準回復を予測
大阪観光局は5月23日、大阪府を訪れるインバウンド(訪日外国人)数が今夏にも新型コロナウイルス禍前の2019年水準に回復するとの見通しを示した。大阪観光局によると、2023年1〜4月の大阪のインバウンド数は245万人で2019年の6割の水準。国別にみると、中国がコロナ前の2019年のわずか9%にとどまっているが、ベトナムは122%、シンガポールは115%、米国は104%といずれも上回っている。今後は既存の主要市場だけでなく、中東や欧州のベルギー、スペインなどの新たな市場開拓も進める。
大阪観光局は、大阪のインバウンド1人当たりの消費額を2019年の12万円から、2030年には15万円に引き上げる目標を掲げている。