韓国の複数メディアは9月23日、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)のトップ、ハン・ハクチャ(韓鶴子)総裁が4件の容疑で逮捕されたと伝えた。特別検察官は、教団の影響力を拡大するためにユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領の周辺に近づこうと、教団幹部に指示して大統領の妻に高級ブランドバッグなどを贈ったとみており、今後の捜査の行方に関心が集まっている。
韓国メディアは、今回の嫌疑について、ハン総裁はいずれも関与を否定したと伝えている。
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今年のイグ・ノーベル賞に農研機構の”シマウシ”受賞
ノーベル賞のパロディーとしてユニークな研究に贈られる今年のイグ・ノーベル賞の受賞者が9月19日発表された。受賞したのは日本の農研機構(農業・食品産業技術総合研究機構)の研究員らのグループ。研究テーマは”シマウマ”ならぬ”シマウシ”。
同グループでは、シマウマが体のしま模様によって血を吸うハエからの攻撃を防いでいるとする研究結果に着目。家畜の黒毛の牛にペイントで白黒の模様を描いて、サシバエやアブを防ぐ効果があるかを調べた。
その結果、しま模様を描いた牛は何も描かなかった牛に比べて、足や胴体に付いたハエの数が半分以下に減った。このほか、首振りや足踏みなどハエを追い払う動作も減ったという。
グループでは、この結果を応用することで、牛のストレスの軽減につながるだけでなく、虫刺されによる感染症を防ぐための殺虫剤の使用も減らせるとしている。