トランプ米大統領は7月22日、関税措置を巡る交渉で日本と大規模な貿易協定を締結したことを明らかにした。
この要点は①新たに米国内で数十万人規模の雇用を創出する、自動車、半導体、エネルギー分野で日本から5,500億ドル(約80兆円)の巨額の民間投資を受け入れる一方、②日本に対する25%の相互関税を15%に引き下げる③25%課せられていた自動車関税を元々の関税と合わせて15%とするーーの3点。
このほか日本はコメ農家保護の立場から、コメについて輸入総量を増やすのではなく、関税のかからない77万トンのミニマムアクセス米の枠内で、米国からの輸入割合を実質的に拡大し、輸入量を増やす。
「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ
トランプ米政権 26年末に再びユネスコ脱退を通知
参院選 女性当選者は過去最多42人, 当選割合初の30%台に
日本列島に熱波襲来 7/23から帯広・北見で38〜40度も
参院選投票率58.51% 50%台後半は15年ぶり 6.46㌽上昇
自民党総裁 石破首相が続投表明 政策ごとに野党との合意形成
はやぶさ2採取のサンプルから”太陽系最古の岩石”発見 北大
保育園倒産・廃業3年連続で増 25年上半期22件で最多パース
帝国データバンクによると、2025年1〜6月(上半期)に発生した「保育園」運営事業者の倒産(負債額1,000万円以上、法的整理)や休廃業、解散のよる施設閉鎖は計22件に上っている。前年同期の13件から7割増となり、これまで最多だった2024年(31件)の件数を上回って、通年で過去最多を更新する可能性がある。
2019年10月以降、政府による幼児の保育の無償化のスタートほか、「子ども誰でも通園精度」の実施により保育園利用のハードルが下がり、ニーズは高まっている。他方で9割近い自治体で待機児童数がゼロになるなど、直近では保育施設の増加や、想定を上回るスピードでの少子化により、入園を希望する児童の獲得競争が激化している。