「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

大谷38号 メジャー7年目で全30球団から本塁打を記録

米大リーグは8月17日、各地で試合が行われ、ドジャースの大谷翔平選手は自身のメモリアルアーチを放った。大谷はセントルイスでのカージナルス戦に「1番・指名打者」で出場し、五回に4試合ぶりの38号ソロを放ち、メジャー7年目で全30球団からの本塁打をマークした。この試合で2盗塁も決めて今季37盗塁とした。

アラン・ドロンさん死去 88歳『太陽がいっぱい』など

フランスの俳優アラン・ドロンさんがフランス中部ドゥシ−の自宅で亡くなった。88歳だった。フランスメディアによると、親族が8月18日、明らかにした。「親族に囲まれて安らかに亡くなった」という。
1960年代から1990年代ごろ、アラン・ドロンさんは、”二枚目スター”の代名詞存在だった。1935年パリ郊外生まれ。17歳で志願してインドシナ戦争に従軍。1957年、カンヌ国際映画祭を訪れた際、スカウトされ、同年映画デビューした。代表出演作に『太陽がいっぱい』(1960年)、『地下室のメロディー』(1963年)などがある。

インドネシア新首都・ヌサンタラで独立79年記念式典

インドネシア政府は8月17日、カリマンタン島で建設中の新首都・ヌサンタラで独立79年を祝う記念式典を開いた。同式典にはジョコ大統領と、11月に就任するブラボウォ次期大統領が並んで出席した。政府の公式行事に新首都が使われるのは初めて。
中長期的かつ段階的に進められる首都移転計画の行政機能の移管がスタートした形。式典後、ジョコ大統領は「(群島で構成される)インドネシアはすべての地域が平等である必要がある」とし、首都移転を通じて地方経済を活性化すると強調した。

4〜6月期GDP 年換算初の600兆円突破も成長の実感乏しい

内閣府が8月15日発表した2024年4〜6月期の名目GDP(国内総生産)速報値は年換算で初めて600兆円を突破した。500兆円を達成してから32年ぶりに新たな大台に乗せたが、諸物価上昇による”水ぶくれ”の側面が強く、成長の実感には乏しい。
物価変動の影響を除いた実質GDPは2四半期ぶりのプラス成長だった。GDPの半分以上を占める個人消費は5期ぶりのプラスに転じ、設備投資や輸出を押し上げる要因にもなった。

古都の夜空照らす「京都 五山送り火」4.7万人が見守る

お盆に迎えた先祖の霊を送り出す「京都 五山送り火」が8月16日夜、京都市街を囲む、東山区、左京区、北区、右京区の山々で、地元住民らでつくる各地区の保存会の手で行われた。
東山の如意ヶ嶽で午後8時に大文字の「大」の字に火が灯り、以下、5分間隔で「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の順で文字や形に点火され、盆の京都の夜空を赤々と照らした。市街地の中層ビルの屋上や鴨川沿いはじめ眺望の利く場所で市民や観光客らは年に1度の宗教的な伝統行事、”火のショー”を見守った。警察によると、今年は昨年より2万人以上多い、およそ4万7,000人が訪れた。

終戦の日 5,000超える大阪旧陸軍墓地で平和祈る万灯会

終戦から79年の8月15日、太平洋戦争の戦没者などが眠る大阪・天王寺区の旧真田山陸軍墓地で、5,000を超える墓がろうそくの灯りで照らされる万灯会が開かれた。地元の人やボランティアなどおよそ100人が参加した。午後7時ごろ、次々と灯籠に明かりが灯されと市内外から訪れた人たちは、縁(ゆかり)の墓に手を合わせ、平和への祈りを捧げた。
同墓地は明治4年に設置された国内最大で最古の陸軍墓地で、西南戦争から太平洋戦争までの戦没者1万3,300人余が眠っている。

三重県 タイ・バンコクに東南アジア展開の企業支援拠点

三重県は8月19日に、東南アジア地域に進出する県内企業の支援拠点をタイ・バンコクに開設する。名称は「三重県アセアンビジネス展開サポートオフィス」。野村総合研究所の現地法人に業務を委託して運営する。現地の政治・経済などの情報を提供するほか、展示会や商談会への出店を支援する。