「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

小池都知事 職員の働き方改革で来年度から「週休3日」導入

東京都は来年度からフレックスタイム制を活用した「週休3日」を導入する方針だ。小池知事は12月6日、「働き方に選択肢ができるので職員それぞれのニーズに応じた働き方をしてもらい、定着していくことを期待する」と述べ、働き方改革の一環として定着を目指す考えを示した。
都は来年度から、4週間で155時間の総労働時間を確保すれば、1週間の中で休暇を1日取得できるようにする。同様の制度は今年度から、茨城県や千葉県などで導入されている。

神戸アイセンター 初のiPS網膜移植「先進医療」申請へ

神戸市立神戸アイセンター病院は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)からつくった網膜の細胞を移植する治療を、厚生労働省に早ければ2025年1月にも入院や検査の費用に公的保険を利用できる「先進医療」として申請することが分かった。認められればiPS細胞を使った細胞移植治療では初となる。
神戸アイセンター病院のチームは、「網膜色素上皮不全症」の患者の目に、iPS細胞からつくった網膜色素上皮細胞を、髪の毛ほどの太さのヒモ状に加工して移植する治療法の開発を進めている。

尹大統領弾劾案 不成立 与党「戒厳令」謝罪で一転, 結束

韓国国会(定数300)は12月7日夜の本会議で、野党6党が提出した尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の弾劾訴追案の採決に臨んだ。直前までは与党内の一部が同調すると見込み、可決、成立が有力視されていたが、保守系与党「国民の力」の議員の大半が議場から堆積したため、訴追案は不成立となった。これにより、尹氏の大統領職は継続する。
尹氏が同日午前、国民向けに発表した談話で、戒厳令宣布を謝罪し、「法的、政治的な責任問題を回避しません」との、任期途中での辞任を示唆したことを受け、与党は訴追案への反対で結束した。ただ、野党は11日にも臨時国会を開いて改めて、弾劾訴追案を採決する構えで混乱は続きそうだ。

学生バイト年収「103万円」引き上げで合意 自公国税調

自民、公明、国民民主3党の税制調査会長は12月6日、「年収103万円の壁」の見直しを議論する3回目の協議で、親が所得税の「特定扶養控除」という減税措置を受ける要件となる子供の学生アルバイトの年収を、現行の103万円から引き上げることで合意した。
ただ、与党と国民民主の隔たりは大きい。国民民主は、本人の非課税枠103万円についても、所得税が原則一律で適用される「基礎控除」などを75万円引き上げ、178万円とするよう求めている。これに対し与党は、物価上昇率に基づき、引き上げ額を10万円程度とする案などを想定。引き上げ時期についても、与党が準備期間を確保すべきだと主張したのに対し、国民民主は2025年からの実施を求めている。

中山美穂さん死去 54歳 自宅浴槽で発見 アイドルから俳優へ

歌手で俳優の中山美穂さんが東京都渋谷区内の自宅で亡くなった。54歳だった。警視庁渋谷署によると、中山さんは12月6日午前、自宅の浴槽で倒れているのを所属事務所の従業員に発見された。駆け付けた医師が、その場で死亡を確認した。中山さんはこの日、大阪市内でコンサートが予定されており、待ち合わせ場所に姿を見せず、不審に思った従業員が自宅を訪れた。
中山さんは「ミポリン」の愛称で親しまれるトップアイドルから、本格俳優へ脱皮。1985年、テレビドラマ「毎度おさわがせします」でデビュー。その後も「ママはアイドル!」や「君の瞳に恋してる!」などに出演。1992年にはNHK大河ドラマ「信長」に、豊臣秀吉の妻・ねね役で出演。1998年には木村拓哉さんと共演、「眠れる森」では殺人事件に巻き込まれる女性の苦悩を好演した。
歌手としては1985年に「『C』」でデビューし、日本レコード大賞の最優秀新人証を受賞。「MAKU MAKUさせて」「ただ泣きたくなるの」などの曲を大ヒットさせた。2025年は40周年記念のコンサートが、全国20都市以上で予定されていた。

10月実質賃金2.6%増の29万3,401円 3カ月ぶりマイナス脱却

厚生労働省がまとめた10月の勤労統計調査(速報値、従業員5人以上の事業所)によると、名目賃金から物価変動の影響を除いた実質賃金は最低賃金の引き上げによる賃上げが広がり3ヶカ月ぶりにマイナスから脱却した。名目賃金を示す現金給与総額は前年同月比2.6%増の29万3,401円だった。
実質賃金は5月まで26カ月連続でマイナスが続いた後、6〜7月は賞与の押し上げによりプラスに転じた。ところが賞与の効果が薄れた8月から再びマイナスになっていた。

10月の実質消費支出 1.3%減の30万5,819円3カ月連続マイナス

総務省がまとめた10月の家計調査によると、2人以上世帯の物価変動の影響を除いた実質消費支出は、前年同月比1.3%減の30万5,819円だった。マイナスは3カ月連続。設備修繕・維持費用を含む住居が10.7%減で、最も支出を押し下げた。被覆および履物は13.7%減となった。異例の気温の高い日が続き、秋冬物の衣服が落ち込んだ。教養娯楽も3.0%減となった。とくにスポーツ用ウエアが16.4%減少した。

秋篠宮ご夫妻 トルコ大統領を表敬訪問 100周年記念式典

トルコを公式訪問中の秋篠宮ご夫妻は12月4日、首都アンカラの大統領府でエルドアン大統領を表敬訪問された。5日は空路で最大都市イスタンブールに移動。同日夜のトルコと日本の外交官系樹立100周年を記念する式典に臨まれた。
宮内庁によると、4日は大統領に「外交関係樹立100周年を機に2国間の友好親善関係の増進を願う」という趣旨の天皇陛下のメッセージを伝えられた。大統領も両国関係の発展を願う言葉を述べ、歓迎した。夕刻にはご夫妻で大統領主催の晩さん会に臨まれ、和やかの雰囲気の中、約1時間にわたって談笑された。5日の記念式典で秋篠宮さまは「両国のつながりが、未来へ向けて今以上に強くなることを祈念します」とあいさつされた。

移植医療体制 法施行後初の抜本見直し 改革案を了承 厚労省

移植医療体制が1997年の臓器移植法施行後初の大幅な改革が行われる見通しとなった。検討を進めてきた厚生労働省の臓器移植委員会は12月5日、移植希望者が移植を受ける施設の複数登録を可能にし、臓器斡旋期間の日本臓器移植ネットワーク(JOT)から業務の一部を新設法人に移行する最終案を了承した。今年度中にJOTのシステムを整備し、当面は登録できる施設を2カ所までとする。
国内の臓器移植の待機患者は今年10月末現在で約1万6,500人いる。脳死下の臓器提供数の増加で、移植施設が人員や病床の不足などから臓器の受け入れを断念している問題などを受け、抜本的に見直す。
厚生労働省のまとめによると、2023年に人員や病床の不足など院内態勢が整わないことを理由に臓器の受け入れを断念した施設は26、そして移植が見送られた患者数は延べ803人に上っている。

中国人ビザ 要件緩和「数次」対象を拡大 政府方針

政府は中国人が日本を訪れる際のビザ(査証)発給要件を一部で緩和する方針を固めた。一定期間内なら何回でも来日できる「数次ビザ」の対象を拡大する方向だ。
数次ビザは「商用目的」や「文化人・知識人」向けのもので、有効期間は1〜10年間の4種類ある。緩和は10年間のビザについて、現在認められている配偶者や子ども以外の家族にも認めることを検討している。