日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2月の訪日外国人観光客数は前年同月比16.9%増の325万8,100人で、2月として初めて300万人を超えた。国・地域別では、韓国が3.5%増の84万7,300人と最も多かった。中国は春節(旧正月)休暇に伴い、57.3%増の72万2,700人と大きく伸びた。日本でスキーを楽しむオーストラリアや米国からの訪日客も増えた。
「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ
2月貿易収支5,845億円の黒字 2カ月ぶりプラス, 輸入減少
知事の告発者対応「違法」パワハラ10件認定 兵庫第三者委
大谷弾などドジャースが連勝 MLB東京シリーズ 観客魅了
米大リーグのドジャースとカブスによる開幕2連戦「MLB東京シリーズ」が3月18、19の両日、満員に膨れ上がった東京ドームで行われ、ドジャースが連勝した。ドジャースに大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、カブスに今永昇太、鈴木誠也が所属、日本人メジャー選手5人が顔を揃えた。戦前は、とりわけ初戦は山本、今永両先発投手の投げ合いが注目された。第2戦も、年齢制限によりマイナー契約でスタートした佐々木が1軍に昇格し、予定通り先発した。
初戦は山本が5回1失点で勝ち投手となり、今永も4回無失点と好投した。第2戦はメジャーデビュー登板となった佐々木が初回160キロ台を連発し上々のスタート。ただ、3回で56球を投げ、制球に苦しみ5四球で押し出しで初失点し、もろさも見せた。2試合とも2番指名打者として出場した鈴木は快音お預けで、2戦連続で無安打に終わった。大谷は初戦、チーム初安打を放ち、逆転の口火を切ったほか、第2戦で早くも今季1号アーチをかけ、2戦通算で8打数3安打だった。観客は日本人選手に、とりわけ大谷選手の一挙手一投足に注目、熱い声援を送っていた。
訪日客30年に6,000万人目標 首相 観光立国計画の策定指示
公示地価 4年連続上昇 全国平均2.7% バブル後最高
国土交通省が3月18日発表した2025年の公示価格(1月1日時点)は、全用途の全国平均が前年比2.7%上昇した。4年連続の上昇で、伸び率も前年の2.3%から拡大し、バブル後の1992年以降で最高となった。
全国の調査地点のうち67.6%で上昇した。用途別では商業地が3.9%、住宅地が2.1%上昇した。いずれも4年連続のプラスで上昇率も拡大した。地域別では東京、大阪、名古屋の3大都市圏の全用途平均が4.3%上昇した。地方圏の上昇率は1.3%だった。
全国の最高価格は19年連続で東京都中央区の山野楽器銀座本店で、1㎡あたり6,050万円。大阪圏の最高価格は大阪市北区のグランフロント大阪南館の2,430万円だった。外国人スキー客に人気の長野県白馬村、浅草のある東京都台東区など観光地の上昇率が高かった。一方、能登半島地震の影響で、石川県の被災地域が全国の下落率上位を占めた。
政府備蓄米放出開始 3月下旬にもブレンド米で小売店頭へ
OECD 25年世界成長0.2㌽下方修正 トランプ政権の関税で
球春センバツ高校野球開幕 花巻東, 健大高崎など勝ち上がる
いしだあゆみさん死去 76歳「ブルー・ライト・ヨコハマ」
「ブルー・ライト・ヨコハマ」のヒットで知られる歌手で俳優の、いしだあゆみ(本名・石田良子=いしだよしこ)さんが3月11日、甲状腺機能低下症で亡くなったことが分かった。76歳だった。告別式は近親者で執り行った。
大阪府池田市出身。中学生に時に芸能界入りし、上京後、1964年のテレビドラマ「七人の孫」で人気を得た。歌手としては1968年発売の「ブルー・ライト・ヨコハマ」で一躍スターになった。NHK紅白歌合戦には10回出場した。俳優としては映画「青春の門 自立偏」、「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋」のマドンナ役。「火宅の人」では無頼な作家の気丈な妻を好演。1987年の日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受けた。テレビドラマでは「北の国から」や「金曜日の妻たちへ」などの名作ドラマに出演。2021年に旭日小綬章を受章している。