「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

米競馬G1ブリダーズカップ 日本馬健闘も制覇ならず

米国競馬のブリダーズカップ(G1、BCターフ・BCクラシック・BCマイル)最終日は11月2日(日本時間3日)、カリフォルニア州デルマー競馬場で行われた。日本馬はG1・3レースに出走し、BCターフでのローシャムパークは優勝馬に首差の2着に健闘したが、、BCクラシックで快挙を目指したフォーエバーヤングは必死で追い上げたが、3着に終わった。
レース別に日本馬の成績を見ると、BCターフ(2400m芝)では、日本馬のローシャムパーク(5歳牡馬、クリストフ・ルメール騎乗)が2着、シャフリヤール(6歳牡馬、クリスチャン・デムーロ騎乗)が3着に入った。BCクラシック(2000mダート)では、フォーエバーヤング(3歳牡馬、坂井瑠星騎乗)が3着、ウシュバテソーロ(7歳牡馬、川田将雅騎乗)が10着、デルマソトカゲ(4歳牡馬、C.ルメール騎乗)は13着に終わった。BCマイル(1600m芝)ではテンハッピーローズ(6歳牝馬、津村明秀騎乗)が4着、ジオグリフ(5歳牡馬、横山武史騎乗)は5着だった。

DeNA 下剋上 セ3位から日本一 ソフトバンク失速, 4連敗

プロ野球の日本シリーズ第6戦は11月3日、横浜スタジアムで行われ、セ・リーグ3位のDeNAがソフトバンクに11−2で快勝し、通算4勝2敗で26年ぶりの日本一に輝いた。前身の横浜時代の1998年以来、3度目の頂点。この結果、日本シリーズの優勝回数はセ・リーグ38勝(パ・リーグ37勝)となった。DeNAの桑原がシリーズ記録の5試合連続打点、通算打率4割4分4厘をマークし、MVP(最高殊勲選手)に選ばれた。
ソフトバンクは、レギュラーシーズンで91勝を挙げぶっちぎりでパ・リーグを制覇し、日本シリーズでも初戦、第2戦に勝ち、楽勝ムードだった。ところが、本拠・福岡での第3戦から歯車が狂い始め、流れが完全に変わった。自慢の打線がチャンスこそつくっても、タイムリーが全くでなくなった。打線の停滞が、大舞台の経験者が少ない投手陣に重圧をかけ悪循環、チームの勢いは尻すぼみに終わり、予想外の4連敗でシーズンの幕を閉じた。

23年に暑さが原因で死亡 世界の高齢者41万人 過去最多

国際医学誌「ランセット」などの国際研究チームがまとめた報告書によると、2023年に暑さが原因で死亡した世界の高齢者は、過去最多となる推計41万人で、1990年代の年平均の2.67倍に増えたことが分かった。これは熱波や熱中症などで死亡した65歳以上の高齢者を推計したもの。
地域別にみると、日本を含む西太平洋地域が14万人と最多で、欧州は13万5,000人、南東アジア5万5,000人、米州4万8,000人などと続いている。
同チームは、気候変動による健康への脅威は記録的なレベルに達しているとして、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラ  ルを迅速に実現するよう求めている。

大阪・関西万博”タイプA”全47カ国の着工にメド 吉村知事

大阪府の吉村知事は11月1日、2025年大阪・関西万博に自前で建設するパビリオン「タイプA」で出展する47カ国すべてで着工のメドが立ったことを明らかにした。47カ国のうち、最後の国のマルタも着工し、2025年1月に建物の外観が完成予定という。建設着工の遅れから、これまで開幕には間に合わないとか、出展を諦め撤退するケースも出てくるのではないかなどの指摘されていた。

米WS 日本の1試合平均視聴者数 過去最多の1,210万人

米メジャーリーグ機構は11月1日、43年ぶりの名門チーム対決となり、ドジャースがヤンキースを通算4勝1敗で破り、4年ぶり8度目の制覇を果たしたワールドシリーズ(WS)の日本国内の1試合平均視聴者数が、過去最多の1,210万人に上ったと発表した。中でも山本が先発し、勝ち投手となった第2戦の日本国内の視聴者数はポストシーズン史上最多の1,590万人に達した。
なお、米国内の1試合平均視聴者数も1,580万人で、2018年以降では最多となった。

「ダート競馬の祭典」第24回JBC11/4佐賀競馬場で初開催

「ダート競馬の祭典」第24回JBCが11月4日、九州・佐賀競馬場で行われる。今回はレディスクラシック、スプリント、クラシックの3競争を佐賀競馬場で、第20回JBCから加わった2歳優駿が恒例の北海道門別競馬場で施行される。
JBCは北米の祭典、ブリだーズカップ(BC)に範を取り、2001年に創設。第1回は東京・大井競馬場でクラシックとスプリントの2競争で開始された。以後、地方競馬場、中央競馬が開催されている敬慕場を含めて転戦。これまでに平地競走が行われている14の地方競馬場のうち9カ所でJBCが開催されている。

改正道交法 酒気帯び運転と”ながら”運転, 酒気帯びで初摘発

11月1日施行され、罰則が新設された自転車での酒気帯び運転と、走行中にスマートフォンを使う”ながら”運転で、取り締まりの結果、大阪府内で酒気帯び運転が初めて摘発された。酒気帯び運転は3年以下の懲役または50万円以下の罰金となる。自転車を運転すると知りつつ酒を提供した場合も罰則対象になる。
ながら運転も、6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金。事故など危険を生じさせた場合は、1年以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられる。

兵庫知事選に最多の7氏が立候補 争点は混乱の県政再建

兵庫県知事線は10月31日告示され、再選を目指す前知事と新人の計7人が、いずれも無所属で立候補した。立候補者数は過去最多。
立候補したのは届け出順に、清水貴之(50、元参院議員)、稲村和美(52、元尼崎市長)、斎藤元彦(47、元兵庫県知事)、大沢芳清(61、病院長)、福本繁幸(58、レコード会社長)、立花孝志(57、政治団体代表)、木島洋嗣(49、情報分析会社長)の7氏。前知事に対する内部告発を発端に浮上したパワハラ疑惑など、混乱した県政の立て直しなどが争点となる。投開票は11月17日。