クボタは6月16日、発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)を分解する実証実験に成功したと発表した。国際基準が定める99.999%以上を分解することができたという。国内のほか、米国など海外での事業展開を目指す。
実証実験では溶融炉に投入したPFAS濃度と、処理後の固形物、液状物、排ガスのPFAS濃度を測定し、分解率を計算した。米国が定める方式でも分析し、同等の分解率であることを確認した。
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東大 サメの全ゲノム解析 長寿命生む進化に迫る
東京大学などの研究チームは、400年生きるとされるサメの全ゲノムを解析したと発表した。複数のたんぱく質が特徴的に進化していた。寿命が長い謎を解く鍵になる可能性がある。これらの研究成果は、米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された。
脊椎動物の中で最長の寿命を持ち、400年近くを生きる個体もいる「ニシオンデンザメ」の全ゲノムを調べた。
研究グループはカナダやノルウェーのチームの協力で北大西洋や北極海に生息するニシオンデンザメの皮膚の一部を取得した。試料の採取まで3年、ゲノムの解読に約半年を費やした。
東京大学によると、ニシオンデンザメのゲノム情報は高齢化社会におけるヒトの健康維持や老化に関わる疾患の予防などに貢献できる可能性があるーーとしている。
ニシオンデンザメは老化や寿命の研究で注目されていたが、試料を入手しにくく、ゲノムのサイズが大きいことなどから、全ゲノムの解析が難しかった。