理化学研究所は7月24日、科学研究向け人工知能(AI)モデルを開発するためのスーパーコンピューター「理究」と、量子コンピューターとの連携を担うスパコン「ROQUO(ろっこう)」を報道陣に公開した。
理究は、米エヌビディアの最新世代の画像処理半導体(GPU)を1,600基搭載している。10月に本格連携を始める予定。ROQUOもエヌビディア製の最新世代のGPUを540基搭載する。6月から運用を始めた。「富岳」を含めた複数のスパコンと、量子コンピューターを高速ネットワークで繋ぐ、スパン今単体ではできなかった計算の実現を目指す。
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アルツハイマー病の原因物質の蓄積促す”種”発見
国立精神・神経医療研究センターなど日米の研究チームは、アルツハイマー病の原因として最有力視されている異常なたんぱく質「アミロイドベータ(Aβ)」を蓄積させる”種(たね)”となる新たな物質を発見したと発表した。チームは、この物質がAβを蓄積させる種のような役割を果たすと特定し、「ピーク1Aβ」と命名した。
チームは、遺伝子改変によって加齢とともに脳内へAβが蓄積するマウスを使い、老人斑を構成する成分を分析。その結果、3種類の候補物質が浮上した。このうち1種類ずつを、記憶を司る脳の部位「海馬」に注射したところ、1種類のみで華麗に伴いAβの蓄積量が急増していくことを発見した。
この物資は、アルツハイマー病で亡くなった6人の患者の脳でも確認された。また、人の患者から取り出したこの物質をマウスに駐車すると、同様にAβの蓄積が始まった。一方、アルツハイマー病以外で死亡した5人からは検出されなかった。