介護人材の慢性的な不足を抜本的に改善することを目的に、業界事業者や関連業者に呼び掛け発足した「介護人材フォーラム」の発起人会合が6月6日、大阪市淀川区で開かれ、正式に立ち上げ、活動が始動することになった。同フォーラムは、海外からの介護人材の受け入れ・育成および、国内の主婦・学生・高齢者らを対象に地域ごとに地域の事情に合わせて様々な手法で、それぞれ育成することを目指している。発起人会合には、事務局の役割を担う一般社団法人 外国人介護留学生支援機構(所在地:大阪市淀川区)の呼び掛けに応じ出席したのは、社会福祉法人および医療法人含め3社の介護事業者と関連業者2社の5社だったが、時間的に調整がつかず出席しなかった介護事業者5社を合わせ、10社が発起人として名を連ねている。同フォーラムの最大の特色は、画期的な取り組みの方向にある。中長期的な到達目標として、海外における日本語学校併設の日本式介護研修施設による介護人材の育成を掲げ、そのうち希望者を日本の介護施設へ派遣するというものだ。また、外国人介護人材の現行制度のもとでの受け入れについても、海外諸国の人材送り出し関連団体および受け入れの管理組合を介さない独自ルートによる介護人材育成システムの構築を目指すとしている。外国人材受け入れ拡大に向け、4月からスタートした新在留資格「特定技能」制度に基づく外国人受け入れも、現状では問題点や課題が数多く指摘されている中、抜本的な解決策として今後の取り組みの行方が大いに注目される。
「介護」カテゴリーアーカイブ
幸和製作所 シルバーカーに韓国より3万台の大口発注
理研 アルツハイマー病の悪性化に関わるタンパク質を発見
理化学研究所脳神経科学研究センター神経老化制御研究チームは6月4日、「CAPON」というタンパク質がアルツハイマー病の悪性化に関わることを発見したと発表した。これにより、今後新たなCAPONの機能を阻害するような薬剤(手法)が開発されれば、アルツハイマー病の進行を抑制できると期待される。今回研究チームはCAPONがタウタンパク質と結合することを発見。ヒトのアミロイド病理を再現するモデルマウスの脳でCAPONを強制発見させると、タウ病理と神経細胞死に伴う脳の萎縮が促進されること、逆にタウ病理と神経細胞死を再現するモデルでCAPON遺伝子を欠損させると、脳の萎縮が抑制されることが明らかになった。この研究はアステラス製薬との共同研究、日本医療研究開発機構などの支援を受けて行われた。
グローリー 認知症疾患診断など産学連携共同研究に参画
幸和製作所 シルバーカーが歩行補助具としてISO規格認証を取得
神戸に来日外国人支援する交流施設オープン
20年度末までに介護職員の残業時間を縮減 厚労省が改革案
厚生労働省はこのほど、介護職員の残業時間の縮減、単位時間サービスの改善などを内容とする「医療・福祉サービス改革プラン」を公表した。AIやロボット、センサーといった新たなテクノロジーの活用、ICT化の加速、事務負担の軽減、業務の切り分け・役割分担などで実現を目指す。改革の骨子は①介護職員の平均労働時間・残業時間を2020年度末までに縮減する②2040年までに介護分野の単位時間サービス提供量(サービス提供量÷従事者の総労働時間で算出される指標)を5%以上改善させる-としている。このほか、2020年代初頭までにペーパーワークを半減させるとの目標も引き続き堅持している。2017年度の介護労働実態調査によると、介護従事者の1週間の残業時間は平均で2.0時間。職種によってバラツキがあり、生活相談員(3.4時間)、サービス提供者(2.9時間)、ケアマネジャー(2.6時間)らが相対的に長くなっている。
店舗流通ネット ベトナム・ドンド大学に在留資格取得のトレセン設立
セブン-イレブン 関西エリアで保育園初開園
セブン‐イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区)は6月1日、セブン‐イレブン京都千本今出川店の2階に、関西エリアで初となる「セブンなないろ保育園~京都千本今出川~」を、東京都町田市で「セブンなないろ保育園~町田成瀬台~」を同時開園する。対象年齢0歳~2歳、開園時間は月~土曜日、7時~20時。定員は京都が30名、東京・町田が33名。京都市の保育園開園は、同市と2018年3月に締結した「地方創生包括連携協定」に基づき、SDGsの実現に向けた様々な取り組みの一環。セブンなないろ保育園は、加盟店従業員、オーナー、地域住民が利用できる保育園として、2017年に東京都と広島県で開園し、取り組みを広げているもの。