滋賀県大津市で、国連が定めた「世界ダウン症の日」の3月21日、ダウン症の3人の作家が描いた油絵・書道、染め物などおよそ20点を集めた展示会が開かれた。ダウン症の人やその家族への理解を深めてもらおうと企画されたもの。
書道の中村毅さん(37)、油絵の山岡由佳さん(41)、染色作家の柏原正枝さん(59)の3人の作品展で、柏原さんは柿渋などで様々な模様が染め上げられた滋賀県伝統の綿織物「高島ちぢみ」などを出品。山岡さんは果物や窓辺の景色を色鮮やかに表現した作品、中村さんは印象的な「夏」「愛」などをそれぞれ1文字ずつ力強い筆致で書かれた作品をそれぞれ出品していた。
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仮設・復興住宅での「孤独死」東北3県10年間で計614人
警察庁のまとめによると、東日本大震災後、岩手、宮城、福島3県の仮設住宅や災害公営住宅(復興住宅)に一人暮らしをしていて亡くなった人が2011年から2020年までのおよそ10年間で614人に上ることが分かった。
3県警からの報告を警察庁が集計した。このほとんどが「孤独死」とみられる。集計には死亡当時、一人で住んでいた人で、外出先など自分の住宅以外で亡くなったケースも含む。多くは病死とみられるが、自殺も含まれる。
亡くなった614人の内訳は仮設住宅の居住者が273人、復興住宅の居住者が341人。65歳以上の高齢者が全体の68.4%で、仮設住宅の人で59.7%、復興住宅の人で75.6%をそれぞれ占めた。