石川県金沢市埋蔵文化財センターによると、発掘調査により鎌倉時代の領主らが土地や家屋を差し押さえしたことを示す「点定札(てんじょうふだ)」と呼ばれる木簡が、金沢市内の遺跡で見つかった。
今回見つかったの札は、長さ25.2cm、幅2.8cmのものと、長さ20cm、幅4.5cmのものの2種類。屋敷や集落があったとされる市内の別々の遺跡から出土した。墨で書かれた旧字体の「点定」の文字が確認された。
点定札、税の未納や住人の逃亡などにより荘園の領主らが土地や家屋を差し押さえる際、目印にしていたとされる木簡。札の存在は様々な文献で明らかになっていたが、実物が出土したのは初めて。
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エジプトで「最大かつ完全な」遺体ミイラ化の作業場遺構
エジプト観光・考古省は5月27日、首都カイロ南郊サッカラで発見された、遺体をミイラ化する紀元前4世紀ごろの作業場2カ所を報道陣に公開した。発掘調査を行った考古最高評議会のムスタファ・ワジリ事務局長は「最大かつ完全な状態で見つかり、当時の作業の様子が非常によく分かる」と話している。
今回見つかったのは作業場は第30王朝(紀元前380〜同343年)とプトレマイオス朝(同305〜同30年)時代に属し、最古とされる「階段ピラミッド」付近の丘陵地帯。サッカラは聖地だったため埋葬希望者が多く、遺体をミイラ化する作業場も多く存在したとされる。
ミイラは遺体から内蔵を取り出し、防腐処理を施して完成する。作業場からは処置の際に遺体を横たえる長さ約2mの石膏の寝台や、内臓を入れるつぼ、遺体をくるむ大量の布や防腐処置に使う塩や樹脂などが見つかった。