2024年年齢別出生数で、20代前半(20〜24歳)より40代前半(40〜44歳)の出生数が上回った。20〜24歳の出生数4万2,754人に対し、40〜44歳の出生数が4万3,463人だった。40代前半の出生数が20代前半の出生数を逆転したのは初めて。
この背景には、年代別の人口の違いがある。2024年総務省の「人口推計」による日本人女性人口では、20〜24歳277万人、40〜44歳362万人となっている。つまり、40〜44歳の出生が増えたというより、20〜24歳の婚姻と出生(とくに第一子)が激減したための、逆転現象といえる。
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対ウクライナ戦争 ロシア軍で役割高まる北朝鮮の軍事支援
ロシアのウクライナ侵略戦争で北朝鮮の軍事支援による貢献、役割が急速に高まっている。北朝鮮による軍事支援は加速しており、ロシア・クルスク州に現在約1万5,000人の精鋭部隊が投入されている。また、軍事専門家によると現在戦火に投入されている砲弾の4割は北朝鮮製という。このほか、チェチュ砲と呼ばれる小回りが利き、自在な動きが可能な自走砲がロシアの主要戦力となりつつある。
北朝鮮兵士は、実戦を重ねる中で力をつけ、ロシア軍兵士よりはるかに優秀で、いまや機敏な動きと戦術でウクライナ軍のドローンを撃墜するなど、悩ませる存在となっている。
この結果、ロシア軍に占める北朝鮮兵士の存在や比重極めて大きくなっている。この点について、かつてプーチン政権を支えた軍事評論家は、「北朝鮮の支援なくしては、ロシアはウクライナとの戦争継続が難しくなっている」とまで証言する。
北朝鮮兵士の死傷者はすでに4,700人以上に上っている。それでも北朝鮮の軍事支援は強化・拡大の方向だ。今後、最大3万人の精鋭部隊を派遣する方針と伝えられる。
がん治療薬の効果高める腸内細菌”YB328”発見 がんセンター
国立がん研究センターなどのグループは7月14日、がんの治療薬の効果を高める腸内細菌を発見し、薬とともにマウスに投与することでがんを小さくする実験に成功したと発表した。グループは、薬の効果が低い患者に対する新たな治療法の開発につなげたいとしている。
同グループは免疫療法の薬で治療を受けたがん患者50人から便を採取し、薬の効果と腸内細菌の関係を調べた。その結果、薬の効果が高かった患者は「YB382」という腸内細菌が多いことが分かった。
そこで、がんのあるマウスから腸内細菌を取り除いたうえで、YB328と、薬の効果が低かった患者から採取した別の腸内細菌を薬とともに、それぞれ投与して比べたところ、YB328を投与したマウスではがんが小さくなった。これにより、グループはYB328が、がんの治療薬の効果を高めていると結論付けた。グループはYB328を使った飲み薬の開発につなげたいとしている。
アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」薬価15%引き下げへ
日産 追浜, 日産車体の湘南2工場の生産終了を発表
中国 アステラス製薬社員にスパイ罪で懲役3年6月の実刑判決
全国の恐怖の”クマ人身被害”に駆除を含めた抜本対策を!
全国各地でクマ(ツキノワグマ、ヒグマ)の人身被害が相次いでいる。環境省によると、2025年度の4〜6月までの人身被害件数は岩手や長野など13道府県で31件に上っている。それは7月に入っても続出。ほぼ連日、全国のどこかで被害者を生み出し、メディアを賑わすに至っている。その結果、傷ましい犠牲者も出ている。
これまでは山菜採りに山へ入って偶然、不運にもクマに出くわし事故に遭うケースが多かった。ところが、最近の人身事故は当事者が自宅で、或いは自宅周辺でクマに、襲われるケースが相次いでいる点で、事態は極めて深刻化している。クマが何の前触れもなく出没するエリアに居住する住民はまさに日々「恐怖」の連続だろう。もはや人命重視の立場から、動物愛護の範疇を超える徹底した対策を打つしか手がない。
全国各地で住民とクマとの居住域の間に、かつて存在した里山がなくなったことに大きな要因があるとはいえ、ここまでクマ被害が増大、拡大した以上、各地の自治体が猟友会メンバーとの連携で、駆除と、クマと人の居住域を空け、棲み分けを考える必要があるのではないか?今こそ、待ったなし、徹底した駆除を含めた抜本対策が求められる。
クマ(ツキノワグマ、ヒグマ)は全国34都道府県に恒常的に分布し、四国を除いたすべての地域で分布が拡大している。また、低標高域での分布の拡大は、クマが人の生活圏に近づいている。