政府は1月31日、外国人の在資格手続きの手数料を4月1日から引き上げる政令を閣議決定した。在留資格の変更許可など8種の申請で400〜2,000円程度値上げする。出入国在留管理庁によると、物価や人件費の上昇を考慮した。
在留資格の変更と在留期間の更新は現行の4,000円から6,000円に引き上げる。永住許可申請の手数料は8,000円から10,000円に変わる。オンラインでの申請は400〜500円低く設定する。資格の」変更許可や永住許可手続きは1981年以来「で戦後2度目のてすうりょ
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24年 東京への転入超過7万9,285人 3年連続増 一極集中続く
総務省が住民基本台帳に基づいてまとめた外国人を含む東京都全体の人口の動きを見ると、若い世代を中心に転入超過が目立ち、いぜんとして東京一極集中の傾向が続いていることが分かった。
2024年1年間で東京都への転入が前年より7,321人増えて46万1,454人、東京からの転出が同3,679人減り、38万2,169人だった。この結果、7万9,285人の転入超過となり、前年の6万8,285人から1万1,000人増え、3年連続で転入超過の人数が拡大している。転入超過の人数を年代別に見ると、15〜19歳が1万4,286人、20〜24歳が6万4,070人となっている。
転入超過となったのは東京都に次いで人数が多い順に神奈川県、埼玉県、大阪府、千葉県、福岡県など。
長野・飯山高校の”リケジョ”3人が快挙 世界大会で1位
2/1からカナダ, メキシコに25%関税, 中国に10%追加関税
核融合発電の国家戦略 今夏までに改定 城内科学技術相
大阪高裁 森友学園巡る財務省文書改ざん不開示取り消す判決
IOC会長選候補会見 渡辺氏 IOCを「世界スポーツ機関」に
国際オリンピック委員会(IOC)は1月30日、スイスのIOC本部で3月に行われる会長選挙に向けて、7人の候補者が非公開で投票権を持つIOC委員にプレゼンテーションを行った後、候補者が1人ずつ10分程度、記者会見した。
日本人として初めて立候補した渡辺守成氏は、IOCを、「政治からの独立を保ったまま、世界スポーツ機関に改め、活動の幅を広げる」考えを打ち出した。渡辺氏は2024年12月に発表した公約で、世界の5大陸の5つの都市で同じ時期に夏のオリンピックを共催する構想を掲げており、今回「それぞれのスポーツにとって最良の条件を提供し、開催国の財政負担を減らし、大会の放送や商業的機会のより大きな可能性を提供する」と述べた。
外国人労働者230万人余と過去最多 前年比25万人増
厚生労働省の最新の調査によると、2024年10月末時点で国内の外国人労働者数が230万2,587人となり、前年比25万3,912人増加し、過去最多を更新したことが分かった。
国別にみると、ベトナムが57万708人と最も多く、次いで中国の40万8,805人、フィリピンの24万5,565人などが続いた。前年からの増加率でみると、ミャンマー、インドネシア、スリランカ出身の労働者が著しく増加。とりわけミャンマーは前年比61%増え、11万4,618人となった。
在留資格でみると、「特定技能」や「技能実習生」が多かった。産業別では医療・福祉の分野での労働者が多く、前年からの伸び率が大きく11万6,350人となった。特に近年、国内で人材不足が指摘されている介護の分野で働く外国人が増えており、ミャンマーやインドネシアから「特定技能」の在留資格で介護の仕事に就く人が増えている。