「つなぐ」タグアーカイブ

マツダ 旗艦車種「マツダ6」の生産終了へ SUVを中核に

マツダは、同社のブランドを支えてきた旗艦車種の「マツダ6」の生産を近く終了する方針を明らかにした。マツダ6は現在、セダンとワゴンを展開しているが、ピークの2005年には27万台超を販売。全世界の累計販売台数は404万台以上に達している。今回の方針表明により、マツダ6のおよそ23年の歴史に幕を下ろす。これは、世界的に人気のSUV(スポーツ用多目的車)を中核に据える戦略の一環で、経営資源を集中させることが狙い。

東北新幹線また走行中に連結器外れ停車 原因究明の徹底を

JR東日本が運営する東京発新青森・秋田行きの、走行中の東北新幹線「はやぶさ・こまち21号」に3月6日、連結器が外れ、緊急停止するトラブルがあった。乗客640人にケガはなかったが、多数の新幹線に運休や遅れが生じ、約15万人に影響が出た。
この「はやぶさ・こまち」は昨年9月にも走行中に連結器が外れるトラブルがあった。半年の間に同じトラブルが2度も発生。これでは前回の調査、そして原因究明が甘かったといわれても仕方あるまい。多くの乗客を高速で輸送する新幹線が走行中に突然分離することなど、あってはならない。一歩間違えば、大事故に繋がりかねない。
日本の鉄道の技術力は、世界に高く評価されている。とりわけ新幹線については運行管理面を含めて突出している。そんな評価にあぐらをかいてはいないか、慢心はないか。効率やコスト優先で、現場に無理やしわ寄せが生じていないか。鉄道の生命線の安全のため、今度こそ徹底した原因究明に時間をかけ、再発防止に努めることが強く求められる。
同社は8日、当初9日までとしていたはやぶさ・こまち連結者の運転取りやめを14日まで延長すると発表した。

政府 洋上風力発電 EEZ内まで設置拡大 改正案を閣議決定 

政府は3月7日、洋上風力発電の施設設置が可能な海域を現行の領海内から排他的経済水域(EEZ)内まで広げる再生可能エネルギー海域利用法の改正案を閣議決定した。四方を海に囲まれた日本の特性を生かし、洋上風力発電の導入拡大につなげようというもの。ただ、EEZ内では着床式ではなく、風車を浮かべるため深い海域にも設置できる浮体式が主流になる見通し。

セブン 新社長発表 米事業上場計画など自力で価値向上へ

セブン&アイ・ホールディングス(HD)は3月6日、井阪隆一社長(67)の退任、社外取締役のスティーブン・ヘイズ・デイカス氏(64)を後任に充てる人事を発表した。人事は5月27日付。
同社はカナダのコンビニエンスストア大手、アリマンタシフォン・ㇰシュタールから買収提案を受けており、新体制のもとで自力での企業価値向上を目指す方針を明らかにした。
企業価値向上策は①主力の米国コンビニ事業について、2026年下半期までに米国で株式上場を目指す②祖業であるイトーヨーカ堂などを集約した中間持ち株会社「ヨークHD」を米投資ファンド、ベインキャピタルに8,147億円で売却する。ただ、セブン&アイは売却後も35%の株式を保有し、一定の関与を続ける③セブン銀行について、2025年度中に株式の保有比率を40%未満に引き下げ、連結対象から外す④上場液や事業売却益は自社株買いに充て、2030年度までに総額2兆円の自社株買いを実施する。

東日本大震災14年「震災」関連倒産累計2,064件 24年16件

2011年3月11日。未曾有の被害をもたらした東日本大震災から14年を迎える。東京商工リサーチのまとめによると、震災が一因の関連倒産は2011年に544件発生。その後も2012年490件、2013年333件と高水準で推移したが、2014年に175件に減少。2022年まで逓減傾向をたどり底打ち。2024年は16件にとどまり、初めて20件を下回った。
都道府県別では、最多は東京の594件。次いで宮城224件、福島99件、岩手97件、北海道85件、茨城84件、神奈川83件、千葉77件、福岡71件、栃木64件と、島根を除いた46都道府県に広がっている。
産業別ではサービス業ほか541件(構成比26.2%)が最多。このうち宿泊業126件と飲食店97件が4割(同41.2%)を占める。次いで製造業484件(同23.4%)、卸売業381件(同18.4%)、建設業235件(同11.3%)、小売業196件(同9.4%)、運輸業88件、情報通信業67件などと続く。

EU首脳「再軍備計画」推進で大筋合意 財政ルール緩和

欧州連合(EU)は3月6日、ベルギー・ブリュッセルで開かれた特別首脳会議で「再軍備計画」を推進することで大筋合意した。国防予算積み増しを可能にするため、各国の財政規律に関するルールを緩和するほか、1,500億ユーロ(約24兆円)の資金供給の枠組みを創設する。
EUのフォンデアライエン欧州委員長は首脳会議後の会見で、資金供給枠組みや財政ルール緩和などを通じ、防衛強化のために総額8,000億ユーロの資金確保を目指すと説明。トランプ米政権が欧州に求める抜本的な防衛増強に応える姿勢を示した。

24年全国生活保護申請25万5,897件と13年以降で最多

厚生労働省によると、全国で2024年に生活保護申請された件数は、速報値で前年比0.3%増の25万5,897件に上り、比較可能な2013年以降で最も多くなった。年代別の生活保護受給者数をみると、ここ数年50代と70代以上とともに、20代が増え続けていおり、具体的な対応策が求められる。
実数値として多いのが高齢者の単身世帯で、2024年12月時点の全国の生活保護受給世帯165万2,199世帯のうち、84万415世帯と半分以上を占めている。

島津製作所 誤差100億年で1秒「光格子時計」受注販売開始

島津製作所(本社:京都市中京区)は3月5日、誤差が100億年に1秒程度で、世界で最も正確な時計とされる「光格子時計」の受注販売を開始すると発表した。重さはおよそ200kg。価格は5億円からとなっている。販売目標は3年間で10台を見込んでいるが、すでに複数の問い合わせがあるという。
光格子時計は、東京大学の香取秀俊教授のグループが開発した時計で、ノーベル賞の受賞も有力視される技術として注目されており、高精度で時間を計測する必要がある次世代通信や、最先端の物理研究に使われることが想定されている。

大阪・関西万博「日本館」名誉館長に藤原紀香さん

大阪・関西万博で政府が出展する「日本館」の名誉館長に3月5日、兵庫県出身の俳優、藤原紀香さんが就任した。同日、経済産業省で武藤経産相から任命状を受け取った。
藤原さんは「しっかり日本館のテーマを学び、わかりやすい形で皆さんに発信して、一人でも多くの方に万博へ、日本館へ来ていただけるよう心して務めます」と話していた。藤原さんは万博の開催期間中、日本館で行われるイベントにも出席する予定。

米 メキシコ・カナダからの自動車への関税発動を1カ月延期

米国ホワイトハウスは3月5日、4日に発動したカナダとメキシコからの輸入品に課す25%の関税について「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)を通じて入ってくるあらゆる自動車について、1カ月除外する」とし、対象から1カ月除外すると発表した。ビレット報道官は、「この決断はトランプ大統領がフォードやGM(ゼネラル・モーターズ)など自動車メーカー3社から要請を受けた結果だ」と説明した。