パナソニックホールディングス(HD)は11月17日、住宅設備を手掛けるパナソニックハウジングソリューションズの株式の80%を2026年3月末までにYKKに売却すると発表した。売却額は非公表。
パナソニックハウジングソリューションズが扱う商材は、トイレや浴室、洗面台などの水回り製品、内装建材、宅配ボックスなど住宅関連製品。2025年3月期の連結売上高は4,795億円で、従業員数は約1万人。パナソニックHDは株式の20%を保有し続ける。
YKKは子会社YKKAPでサッシを中心に建材を手掛けている。今回の買収により、リフォーム事業を一段と強化する。パナソニックのブランドを維持し、人員削減やショールームは廃止しないという。YKKAPの2025年3月期の連結売上高は5,616億円。
パナソニックHDは、少子高齢化の進行で国内の新設住宅着工戸数が減少傾向にある中、自力で収益力を大きく改善するのは難しいと判断した。
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レガレイラG13勝目 女王決定戦制す
現役の最強牝馬を決める競馬の第50回エリザベス女王杯(G1,2200m芝、16頭出走)が11月16日、京都競馬場で行われた。1番人気に支持されたレガレイラ(戸崎圭太騎乗)は中団でレースを進め、最後の直線で力強く抜け出し、2分11秒0で危なげなくG13勝目を飾るとともに、1着賞金1億3,000万円を獲得した。戸崎騎手、木村哲也調教師ともこのレース初勝利。2着に4番人気のパラディレーヌ、3着に9番人気のライラックが入った。
レガレイラは昨年のこのレースで5着に敗れ、1番人気の支持を裏切っている。その後、牡馬混合の年末の有馬記念(G1)を3歳で制し、レース運びがうまくなった。次レースは有馬記念になるのだろうが、グランプリ連覇の偉業がかかる。