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論外!有権者の民意を全く分かっていない自民党

3月12日、国会内で開かれた自民党参院議員総会で、あきれた議員の発言があった。先の衆院選挙で大敗した自民党だが、なぜこれほど議席を減らしたのか、全く理解できていないことが明らかになった。
自民の西田昌司議員は「参院選は今の体制のままでは全く戦えない。総裁選をやって、新たなリーダーを選び直さないといけない」と訴えた。そのうえで新たな総裁に誰がふさわしいかを問われ「この前の総裁選で、党員投票で一番多かったのは高市早苗・前経済安全保障相だ」と語った。
なんと、最もふさわしくないと思われる議員の名前を挙げたのだ。高市議員は先の総裁選で最も多くの旧安倍派の、いわゆる”裏金”議員の推薦を受けて出馬した人だ。党員投票で1位になりながら、石破氏になぜ決選投票で敗れたのかといえば、裏金議員との密着度が強いと思われるが人がトップでは、国民・有権者の幅広い支持は得にくいとの、他の3位以下の候補者陣営の土壇場での賢明な判断があったからではないのか?肝心要のそのことが、全く分かっていないのだ。
断っておくが、ここで現内閣や石破首相を擁護する気は全く無い。自民党政権そのものを嫌っている者のひとりだ。かといって、全面的に支持できる野党もない。ただ、有権者が今何を嫌っているのかという、その思いを全く理解しようともせず、はっきりいって自民党内で首をすげ替え、表紙を変えて参院選に臨みたいなどと考える議員の言葉など聴きたくもない。

天皇皇后両陛下 大阪・関西万博 4/12の開会式に出席へ

天皇皇后両陛下は4月12日に行われる大阪・関西万博の開会式に出席するため、前日から2日間の日程で大阪を訪問されることになった。両陛下は11日に万博会場を訪問。今回の万博のシンボル、大屋根リングや政府が出展するパビリオン「日本館」などを視察される。12日には万博の名誉総裁を務められている秋篠宮さまと紀子さまとともに、開会式に出席される。

カスハラ対策法案閣議決定 企業に相談窓口設置など義務付け

政府は3月11日、顧客らから理不尽な要求を突きつけられる「カスタマーハラスメント(カスハラ)」の防止策を企業に義務付けることなどを柱とした改正法案を閣議決定した。カスハラについて、「社会通念上、許容される範囲を超えた言動により、顧客や取引先などから従業員の就業環境が害されること」などと定義。企業に従業員向けの相談窓口の設置など、必要な体制整備を義務付けるとしている。

造幣局「桜の通り抜け」4/5〜 30万6,000人の来場見込む

大阪・造幣局(所在地:大阪市北区)は3月11日、春の恒例行事「桜の通り抜け」を4月5〜11日に行うと発表した。公開時間は平日は午前10時(土日は午前9時)〜午後7時30分。混雑緩和のため、入場時刻を30分刻みで設定、各時間帯で入場者数の上限を定める。期間中、最大で計約30万6,000人の来場を見込んでいる。見学希望者は事前の日時を決めた申し込みが必要。

外国人材「育成就労」基本方針決定 特定技能へ移行促す

政府は3月11日、外国人技能実習制度に代わって2027年までに始まる新制度「育成就労」の基本方針を閣議決定した。人手不足が申告な分野で外国人材を受け入れ、原則3年でより技能レベルが高く長期就労が可能な在留資格「特定技能」への移行を促すことを盛り込んだ。技能実習制度で認めていなかった転籍(転職)は、分野ごとに1〜2年の就労後に認める。
方針には地方に配慮し、大都市圏への人材の過度な集中を避けることを盛り込んだほか、技能実習制度の反省を踏まえ、適切な労務管理の実施や報酬の支払いを行うことも掲げている。

日産自 横浜でドライバーが乗らず自動運転車の実証走行

日産自動車は3月10日、交通量の多い横浜市街地で、ドライバーが乗らずに自動運転車の実証走行を報道陣に公開した。同社は2027年度の移動サービスの開始を目指している。
今回ミニバンをベースに開発した車両には、周囲を把握するカメラやレーダーなどのセンサーが29カ所に取り付けられており、時速40キロまで速度を上げて自動運転で走行した。緊急時に安全を確保するため、実証走行では車両を遠隔で監視するほか、助手席には非常停止ボタンを押すため乗員がいたが、開発した車両は街中を走るほかの車のスピードに合わせて、スムーズに車線変更したり停止したりしていた。

京都 嵯峨嵐山文華館 ”日本画と楽しむ小倉百人一首”企画展

京都・嵯峨嵐山文華館(所在地:京都市右京区)で、藤原定家が選んだ「小倉百人一首」に日本画を組み合わせ、名歌の新しい楽しみ方を知ってもらう企画展「アイラブ百人一首」が開催されている。4月13日まで。
飛鳥時代から鎌倉時代にかけて詠まれた100首の、貴族の暮らしぶりや男女の恋模様を詠んだ名歌と日本画を組み合わせ、よりリアルに、そしてより感動を深める展示会になっている。例えば、「花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせし間に」の小野小町の歌に、近代美人画の巨匠・伊東深水の作品を組み合わせるほか、在原業平朝臣ら有名歌人の姿を描いた屏風なども展示している。

トランプ政権 日本のコメ関税”700%”発言 猛抗議が必要!

トランプ米政権のレビット大統領報道官が3月11日、記者会見で貿易相手国が高関税を設定している代表的な品目として「日本のコメの関税は700%もある」と名指しで批判した。このショッキングな数値を含めたニュースは全世界に配信された。
さて、この報道に日本政府はどう対応するのか?引用した数字は、国が一定量を無税で輸入する仕組みを考慮せず、関税率も10年以上前の古い水準をベースにしているとみられる。ただ、だからといって、林官房長官談話の「米国政府関係者の発言の逐一にコメントは差し控える」としたうえで、「米側と意思疎通を図りたい」などの軽い、そして”超甘い談話”だけで済ませる問題ではあるまい。
国益を守る立場に照らして言えば、間髪入れずに、きちんと「どの部分が、どう間違っていますよ」と指摘し、釈明を求めないと、それが誤解を受けた国としてあるべき、いや取るべき対応だ。
そうしなければ、報道がそのまま流布され、他国には事実のように受け止められてしまうことを肝に銘じておくべきではないか。それでなくとも、トランプ政権に共通したことだが、実態や経緯を十分に把握せず、強引に、間違った主張を繰り返す場面が多いことを忘れてはいけない。1報道官の単純ミスとか、当事者を更迭したくらいでは決して済まされない”重い”問題だ。

日産社長にエスピノーサ氏 内田氏退任 経営立て直しへ

日産自動車は3月11日、内田誠社長(58)が3月末で退任し、後任に商品企画の最高責任者イバン・エスピノーサ氏(46)が4月1日付で就く人事を発表した。新たな体制で遅れているリストラ策の断行や、他社との提携を進め、経営の立て直しを図る。
内田氏は足元の業績悪化の責任を取る形で、6月の株主総会を経て取締役からも退く。坂本秀行副社長ら3人の副社長も退任する。