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DIC, ユニチカ 次世代通信機器低誘電材のPPSフィルム開発

DIC(本社:東京都中央区)とユニチカ(本社:大阪市中央区)は10月10日、高周波領域で伝送損失を低く抑える特殊PPS(ポリフェニレンサルファイド)フィルムを開発したと発表した。このPPSフィルムはスマートフォンや小型電子機器などに使用される高周波対応のプリント配線板に求められる伝送損失を低く抑える(低誘電)素材。DIC独自のPPS重合・コンパウンド技術と、ユニチカが保有するフィルム化技術を融合することで生み出された。

阪神大敗しCS敗退, DeNA突破 ロッテ-日ハムはタイに

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)は10月13日、セ・パ両リーグの第2戦が行われ、せ・リーグはDeNAが10−3で阪神に圧勝し、2連勝とし、2017年以来のファイナルステージ進出を決めた。16日から巨人と日本シリーズ進出をかけて戦う。
パ・リーグは日本ハムが延長戦の末、3−2でロッテにサヨナラ勝ちし、1勝1敗とした。

セブン&アイ “非コンビニ”31社を分離「ヨークHD」新設

セブン&アイ・ホールディングス(HD)は10月10日、祖業のイトーヨーカ堂を含むスーパーマーケット事業や外食事業など31社を分離・統括する100%出資の中間持株会社「ヨーク・ホールディングス」(所在地:東京都千代田区)を11日付で新設すると発表した。採算が取りにくい事業を分離し、主力のコンビニエンスストア事業に注力する。これに伴い、社名を来年に「セブンーイレブン  コーポレーション」に変更する方針も発表した。
分離するのはイトーヨーカ堂のほか、ヨークベニマル、デニーズの運営会社、ロフト、赤ちゃん本舗など。

藤田菜七子 騎手引退 女性騎手でG1騎乗 重賞も制覇

日本中央競馬会(JRA)は10月11日、藤田菜七子騎手(27)(美浦)の現役引退を発表した。通信が禁じられている競馬場の宿泊施設のスマートフォンを複数回持ち込み使用していたとして、騎乗停止となっていた。JRAが10日、裁定委員会を開いて処分を検討する方針を伝えると、本人が引退の意向を示した。
藤田騎手は、2016年に16年ぶりのJRA新人女性ジョッキーとしてデビュー。中央通算166勝を挙げている。2019年にはG1レースにも騎乗し、女性で初めて中央競馬の平地重賞も制覇している。

”核廃絶は人類の課題”ノーベル平和賞受賞で被団協が会見

ノーベル平和賞に決まった日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の代表委員、田中煕巳さん(92)らが10月12日、東京都内で記者会見した。受賞決定の報から「一夜明けて、やはり本当なんだとうれしくなった」と田中さんは満面に笑みを浮かべ、受賞の喜びを口にした。一方で、被爆者らの減少や被団協のメンバーの平均年齢が85歳以上と高齢化が進む中、改めて「核兵器をなくすのは人類の課題」と訴えた。

大山のぶ代さん死去 90歳「ドラえもん」の声26年間

テレビアニメ「ドラえもん」で、ドラえもんの声を26年間務めた声優で俳優の大山のぶ代(本名・山下羨代=やましたのぶよ)さんが9月29日、老衰で亡くなった。90歳だった。告別式は近親者で済ませた。
東京都出身。俳優座養成所を経て俳優となり、テレビドラマに出演。声優としてはテレビアニメ「サザエさん」で初代・磯野カツオ役を演じた。ただ、一躍、声優として大きな飛躍となったのが「ドラえもん」との出会いだった。1979年の放送開始以来、2005年に水田わさびさんと交代するまで26年間にわたり、子どもたちに夢を与え続けた。

ドジャース リーグ優勝決定S進出, 山本 ダルとの対決制す

米大リーグ10月11日、ナ・リーグの地区シリーズ第5戦が行われ、大谷と山本が所属するドジャース(西地区1位)が、ダルビッシュと松井が所属するパドレス(同2位)を2−0で破り、対戦成績を3勝2敗として3年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。この結果、千賀が所属するメッツ(東地区3位)と対戦する同シリーズは13日、ロサンゼルスのドジャースタジアムで開幕する。
ドジャースとパドレスの第5戦は、ポストシーズンで史上初めて日本人投手が先発し、投げ合う息詰まる投手戦となった。山本は5回2安打無失点、ダルビッシュは6回2/3を3安打2失点に抑え安定したピッチングをみせたが、与えた3安打のうち2本がソロホームランだった。

首相「力による現状変更 許されぬ」東アジア首脳会議

日本、米国、中国、韓国や東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国などによる東アジア首脳会議(EAS)が10月11日、ラオスの首都ビエンチャンで開かれた。石破首相は、中国やロシアを念頭に「力や威圧による一方的な現状変更の試みを許容してはならない」と述べ、法の支配に基づく事由で開かれた国際秩序の維持・強化を訴えた。今回の一連の外交日程で、石破首相は岸田前首相の外交路線を踏襲する姿勢を示し、同首相の持論「アジア版NATO(北大西洋条約機構)」には全く言及しなかった。
同会議には石破首相のほか、中国の李強首相、米国のブリンケン国務長官、ロシアのラブロフ外相らが出席した。