栃木県日光市の足尾銅山の歴史を伝える「足尾銅山記念館」が完成し、一般公開を前に6月9日、地元住民に特別公開された。同記念館は、銅山を経営していた会社などがかつてあった銅山の事業所を復元する形で建てたもの。
建物は2階建てで、明治時代に銅の生産量が日本一となり、近代化を支えた銅山で使われていた道具や当時の様子を写した写真などが展示されている。また、村名主・田中正造が明治天皇に直訴しようとした、同銅山からの鉱毒によって被害が出たことを伝えるブースも設けられていて、同日訪れた40人余の住民らは展示を見ながら、銅山の”光と影”の歴史を振り返っていた。
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トランプvsマスク 蜜月終焉! 透ける人間性 政財界に波紋
トランプ米大統領と、約420億円もの巨額の献金などで第2次トランプ政権誕生の最大の支援者であったイーロン・マスク氏の蜜月が終焉。不毛の、或いは醜い罵倒合戦が繰り広げられ、その波紋が政界・財界双方に広がる事態となっている。
ここで透けて見えるのは両氏の人間性だ。両氏とも我がままで、他人の言うことには、一切耳を貸さない傲慢さは共通している。それでもどちらに理があるかと言えば、わずかだがマスク氏か。彼は実業家として優れた手腕を発揮し、成功を重ねてきた人物だ。
トランプ氏が打ち出す①同氏肝いりの減税法案②マスク氏推薦のNASA長官人事の白紙撤回③移民の強制排除④ハーバード大への留学生の停止措置ーなど、いずれも決して、その目的や想定される影響や事態などに気を配り、熟慮したうえでの政策ではなく、感情的かつ短絡的な”生煮え”の施策の強行でしかない。それによって頻発する衝突や軋轢(あつれき)を武力で抑えつけ、断行する手法は、とても民主国家とは思えない。
様々な要素・要因があるにせよ、マスク氏を何のためらいもなく切り捨て、利用価値がなくなったと思ったら、あっさりと”恩を仇で返せる”のはトランプ氏ぐらいだろう。こんなトランプ氏に愛想を尽かし、マスク氏も反撃。同国の2大政党、共和党・民主党とは一線を画す新党「アメリカ党」を立ち上げる構想をぶちあげている。どこまでやる気があるのか、その本気度に注目だ。
世紀の”大愚策”高関税政策で海外ばかりか、肝心の国内の企業や国民の生活に多大の苦しみを負わせている中、とりわけトランプ氏の言葉には知性の欠片(かけら)も感じさせないもの言いに、米国民は何も感じないのか。「うんざりだ、もう辞めてくれ」とはならないのか?諦めているのか?米国の民主主義のレベルに?を付けざるを得ない。
そもそも”米国を偉大にする”などという評価は、当事者ではなく、後世の第三者が下すべき評価であって、この国を偉大にするなどという目標を掲げること自体、おかしいのだ。まともな神経の持ち主なら、とても気恥ずかしくて口にはできない言葉なのだ。
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阪大 妊娠マウス実験 鉄分の不足が子供の性別決定に影響
大阪大学大学院の研究グループは、鉄分の不足がマウスの性別の決定に影響するとの研究成果を科学誌『ネイチャー』に発表した。グループによると、マウスのオスの精巣は「Sry」という遺伝子が活性化することでつくられ、その活性化には鉄分を使う特定の酵素が関係しているという。
そこで実験では、あらかじめ鉄分が少ないエサを与え続けたマウスに、この酵素を半分に減らす遺伝子捜査を行った受精卵を移植し、その後も鉄分を少なくした状態で出産させた。
その結果、遺伝的にはオスのマウスにもかかわらず、43匹のうち2匹が精巣ではなく卵巣があり、メスの体として生まれたという。グループは、鉄分の不足がマウスの性別決定に影響を与えたとみている。