参院選の女性当選者は42人(選挙区27人、比例区15人)で、全当選者125人に占める割合は33.6%だった。人数、割合いずれも過去最高だった前回(2022年)の35人、28.0%を上回った。
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日本列島に熱波襲来 7/23から帯広・北見で38〜40度も
参院選投票率58.51% 50%台後半は15年ぶり 6.46㌽上昇
自民党総裁 石破首相が続投表明 政策ごとに野党との合意形成
大阪府 万博アンゴラ館の建設業者に初の営業停止処分
”表紙を変える”手法はもう通用しない 自民党の再生は?
参院選で歴史的惨敗を記録した自民党。これで、昨年の衆院選、東京都議選、と合わせ3選挙連続で負けたことで、石破政権の退陣論が取り沙汰され始めている。
すでに自民党の最高顧問の麻生太郎氏が「もう続投は認めない」と周囲にもらしているほか、党内にも「今の石破体制ではやっていけない」の声が上がっていると伝えられる。また、地方の一部に「自民党はその役割を終えた」の声も。そして、一部に小泉進次郎氏や高市早苗氏らの後継候補者の声も口の端に上っているという。
しかし、今回の歴史的大敗はこれまでの選挙戦での敗北とは、少し意味合いが違うのではないかと思わせる。先進国の中でも自民党1党にこれだけ長い期間、政権を担わせる道を選択した日本人は世界でも珍しく、異例だ。半面、それは日本人の政治意識の低さでもある。
それをいいことに、自民党はその時の政権が失政や選挙で十分な支持を得られないときは、党総裁を変え、閣僚を入れ替え対応してきた。党総裁を変える=表紙を変えることで繋いできた自民党史=日本の政治史でもある。
ここで何より不幸なことは、この間、同党は本格的な政治課題や党改革に取り組むことなく、場当たり的に処理するケースがほとんどで、やり過ごしてきたことだ。そのことは同時に有権者の責任でもある。
今回の選挙では、溜まりに溜まった、こうした諸問題・諸課題が一気に噴出したということだろう。これまでの自民党政治に「NO」を突きつけたのだ。その意味では有権者は、麻生氏や党内の有力古参議員が声を上げて、その流れで人事が動き出すそのような、党のあり方そのものを嫌悪していることを強く認識すべきだ。
党を真に有権者に近い、あるいは有権者の意思を政策に反映できる組織体制とはなにかを考えるなら、自民党の今のすべてを変える覚悟が必要だ。表紙を変えるだけではもう通用しない。真の党の再生はそれなしにはあり得ないと知るべきだ。
はやぶさ2採取のサンプルから”太陽系最古の岩石”発見 北大
保育園倒産・廃業3年連続で増 25年上半期22件で最多パース
帝国データバンクによると、2025年1〜6月(上半期)に発生した「保育園」運営事業者の倒産(負債額1,000万円以上、法的整理)や休廃業、解散のよる施設閉鎖は計22件に上っている。前年同期の13件から7割増となり、これまで最多だった2024年(31件)の件数を上回って、通年で過去最多を更新する可能性がある。
2019年10月以降、政府による幼児の保育の無償化のスタートほか、「子ども誰でも通園精度」の実施により保育園利用のハードルが下がり、ニーズは高まっている。他方で9割近い自治体で待機児童数がゼロになるなど、直近では保育施設の増加や、想定を上回るスピードでの少子化により、入園を希望する児童の獲得競争が激化している。