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総務省 万博入場券「地場産品」に認定 大阪市が申請

総務省は9月26日付で、大阪市画が求めていた2025年大阪・関西万博の入場券をふるさと納税の返礼品の条件となる「地場産品」と認めた。
ふるさと納税の返礼品は地場産品に限られ、同省は「当該地方団体の区域内で生産・提供されたもの」との基準を示している。市が対象とするのは、会期中いつでも使える「1日券」(超早割で大人6,000円)や、閉幕10日前まで繰り返し来場できる「通期パス」(大人3万円)など複数の券種を想定。申し込める時期や必要な寄付額は今後検討するという。

自民党総裁に石破氏 決選投票で高市氏を逆転 5度目の挑戦

自民党は9月27日、総裁選の投開票を行い、石破茂・元幹事長(67)を第28代総裁に選出した。決選投票で高市早苗経済安全保障相(63)を逆転し、勝利した。石破氏は5度目の総裁選挑戦で結実させた。10月1日に召集される臨時国会で第102代首相に指名され、同日中に新内閣を発足させる。総裁任期は2027年9月30日までとなる。

「ツーリズムEXPOジャパン」海外勢の出展が国内上回る

観光関連で世界最大級の見本市「ツーリズムEXPOジャパン」が9月26日、東京ビッグサイト(所在地:東京都江東区)で始まった。日本人の海外旅行回復への期待を見込み、今回初めて海外勢の出展規模が国内を上回った。一般公開は28、29日。日本はじめ世界の80カ国・地域から、1,000以上の企業・団体が参加している。
2023年の日本人の海外旅行者数は962万人で、コロナ禍前の2019年(2,008万人)の半数以下にとどまっている。だが、2024年1〜8月累計では828万人と6割超の水準に回復傾向にある。

東京ゲームショウ開幕 985企業・団体の半数超が海外から

国内最大のゲーム展示会「東京ゲームショウ(TGS)」が9月26日、千葉市・幕張メッセで開幕した。出展者数は昨年に続き2年連続で過去最多を更新し、全985企業・団体の半数以上が海外からで、日本のゲーム市場への注目の高さがうかがえる。TGSは27日までは企業向け、一般公開は28〜29日。4日間で計25万人の来場を見込んでいる。
ファミ通ゲーム白書によると、2023年の世界のゲーム市場規模は29.5兆円で、2019年から9割近く拡大している。

インドネシア TPPに加盟申請 輸出産業強化し成長加速

インドネシア政府は9月25日までに環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟申請した。アイルランガ・ハルタルト経済担当調整相が同日、TPP事務局の役割を担うニュージーランドに正式にTPPの加盟申請を行ったことを明らかにした。輸出産業を強化し、経済成長を加速させることが狙い。

静岡ガス インドで子会社設立 現地でエネルギー事業

静岡ガス(本社:静岡市駿河区)は9月25日、インド・ハリヤナ州グルグラムに子会社「シズガス インディア」を設立すると発表した。新会社の資本金は約2,500万円で、同社グループが100%出資する。2025年1月に設立する予定。
同社は2022年に現地企業と組み天然ガス供給事業に参入し、2024年7月にバイオガス生成・販売事業への参画も明らかにしている。現地に子会社を置くことで、ネットワークづくりや機動的な事業展開につなげる。

竹中工務店に「ダ・ヴィンチ賞」創業200年超 老舗企業団体

創業200年を超える老舗企業でつくる国際団体「エノキアン協会」(本部:パリ)は9月25日、今年の表彰企業として竹中工務店(本社:大阪市中央区)に「レオナルド・ダ・ヴィンチ賞」を授与した。ダ・ヴィンチ賞は、文化的価値や固有の技術を保持し、革新を通じて次世代につなぐと判断される企業に贈られるもの。
同協会の総会が9月24〜27日、京都市と奈良市で開かれている。海外企業の約40人を含め総勢約80人が参加。25日は文化庁長官の都倉俊一氏と奈良県出身の映画監督、河瀨直美氏による講演もあった。同協会の日本国内での総会開催は2014年の東京に次いで2回目。