「つなぐ」タグアーカイブ

タイで同性婚が法制化 25年1月発効 東南アジア初

タイの官報は9月24日、同性婚を認める「結婚平等法」をワチラロンコン国王が承認し、公布されたと発表した。2025年1月に発効する。タイ政府としては、LGBTQなど性的マイノリティに寛容な国として国際的にアピールする狙いもある。
首相府によると。同性婚の法制化は台湾、ネパールに次いでアジアで3例目、東南アジアでは初となる。

OECD 24年世界成長0.1㌽上方修正 中銀の利下げ見込む

経済協力開発機構(OECD)は9月25日、2024年の世界の経済成長率が前年比でプラス3.2%になるとする最新の経済見通しを発表した。5月の前回予測から0.1ポイント上方修正した。長く続いていたインフレが和らぎ、各国・地域の中央銀行が利下げへ動くと見込んだ。2025年の世界の成長率もプラス3.2%と、引き続き堅調に推移する見通し。
2024年の国・地域別成長率見通しは、米国2.6%、ユーロ圏0.7%、中国4.9%で、日本は通年で0.1%マイナスになると見込んでいる

25年万博記念 1万円金貨と1,000円銀貨のデザイン発表

大阪・関西万博の1万円金貨と1,000円銀貨のデザインが9月24日発表された。1万円金貨は表の面に「ミャクミャク」と、政府が出展するパビリオン「日本館」が描かれている。1,000円銀貨はミャクミャクと虹がカラーでデザインされている。1万円金貨は3万枚、1,000円銀貨は5万枚それぞれ発行される。造幣局が販売する。申し込みは2025年3月6日から3週間程度となっている。大阪・関西万博の記念硬貨は、すでに1,000円銀貨が2度発行されている。

サンマ水揚げ好調5年ぶり1日1,000㌧近くに 根室・花咲港

2023年まで14年連続でサンマの水揚げ量日本一になっている北海道根室市の花咲港。その花咲港漁協関係者によると、近年は不漁が続いていたが一転、9月25日は1日の水揚げ量が5年ぶりに1日1,000トン近くになる見込みだという。
同日、花咲港には13隻のサンマ漁船が入港して午前2時ごろから水揚げが始まり、クレーンで岸壁のトラックに次々に移されていた。

8月PCの国内出荷台数19.5%増 モバイルノートPCが牽引

電子情報技術産業協会(JEITA)のまとめによると、8月のパソコン(PC)国内出荷台数は前年同月比19.5%増の52万3,000台だった。出荷金額は同24%増の643億円だった。台数・金額いずれも2カ月連続でプラスとなった。新型コロナウイルス禍で在宅勤務向けに導入された法人向けのノートPCの買い替えが進んでいる。
台数で全体の84%を占めるノートPCの出荷台数は19.1%増の44万台、出荷金額は28.3%増の536億円だった。中でも画面が小さく持ち運びできる小型のモバイルノートPCは29.5%増の23万2,000台となり、全体を牽引した。

「ボトムアップ五輪を」渡辺守成氏, IOC会長選へ意気込み

国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長が9月24日、2025年3月の国際オリンピック委員会(IOC)会長選挙に日本から初めて立候補した経緯や抱負を語った。東京都内で記者会見した渡辺氏は、FIG会長として160カ国以上を訪問して現場の意見を聴き取って来た経験を挙げ、「トップダウンでなく、ボトムアップの五輪をつくっていきたい」と所信を述べた。そして、「決して楽な戦いではないが、精一杯、努力して国内でのスポーツのプレゼンス、世界における日本のプレゼンスを上げるために、少しでも貢献できればと思う」と語った。

袴田さん再審無罪 確定死刑囚5例目「証拠は捏造」静岡地裁

静岡地裁は9月26日、1966年に静岡県で一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さん(88)のやり直し(再審)で、無罪判決を言い渡した。同地裁は証拠について、「3件の捏造がある」と認めた。
確定死刑囚の再審無罪は「島田事件」以来35年ぶりで、戦後5例目となる。検察側が控訴しなければ事件から58年を経て、袴田さんの無罪が確定する。これまでの4例は検察が控訴せず確定した。

斎藤兵庫県知事 9/30 失職・出直し選挙への出馬を表明

兵庫県の斎藤元彦知事は9月26日、県議会を解散せずに9月30日付で自動失職したうえで、出直しの知事選に再度立候補する考えを表明した。斎藤氏は「改革を進めていきたい」と述べ、強い続投意欲を示した。そのうえで、県政に混乱を招いた責任を認めつつ、不信任決議に対しては「知事が職を辞すべきことなのか」と疑問を呈し、「自ら辞職することは考えていなかった」と説明した。

山形大 ナスカの地上絵 AI活用新たに303点発見, 平均9m

山形大学の調査チームは、世界遺産「ナスカの地上絵」で知られる南米ペルーのナスカ台地周辺で、人や家畜をモチーフにした地上絵303点を新たに発見したと発表した。従来見つかっていた巨大な地上絵と比べると、全長が平均9mと比較的小規模。
同チームはこれまでの地上絵データを人工知能(AI)に学習させ、航空写真を分析し調査を効率化。可能性のある地点1,309カ所を絞り込んだうえで、2022年9月〜2023年2月に現地を調べ、303点を発見した。

万博”空飛ぶクルマ” 全事業者が商用運航見送り, デモ飛行のみ

2025年4月13日開幕の大阪・関西万博で運航が予定されている「空飛ぶクルマ」について、博覧会協会から指定を受けている4陣営の運航事業者が、旅客を乗せて飛行する商用運航を見送ることが分かった。機体の安全性の審査に時間がかかるなどとしており、日本航空、ANAホールディングスと米ジョビー・アビエーション、丸紅、スカイドライブの4陣営すべてがデモ飛行となる。空飛ぶクルマの商用運航は、今回の万博の目玉の一つとして実現が期待されていた。