京都・石清水八幡宮(所在地:京都府八幡市)によると、室町幕府3代将軍の足利義満(1358〜1408年)が、同八幡宮の要職人事を任命したことを示す古文書が見つかった。本来、朝廷が持っていた同八幡宮の人事権に将軍家が介入していたとする史料はあった。だが、専門家は今回、義満の関わりが明確になったのは初めてで、重要な史料と指摘している。文書には、義満が南北朝統一を実現したのと同じ1392年に任命したことを示す記載も確認した。
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どうする訪日外国人客の放置スーツケース急増問題
インバウンドの増加に伴い、観光地の路上やホテル、空港で、中身が入っていないスーツケースが放置される事態が急増中だ。大量に購入した土産物が入らず、大型の新品に買い替えた結果、要らなくなった古いものをそのまま置いていく人など、そのほとんどが買い替えに伴う廃棄が多いとみられる。観光地、ホテル、空港、そして街中で、ところ構わず廃棄?され、放置されたおびただしい数のスーツケースの処分・処理を巡って社会問題化している。
成田(千葉)、関西(大阪)、中部(愛知)の各空港でも、ロビーなどに放置されるケースが多くなり、うち関空では昨年度、過去最多の876件に上った。現状、空港、ホテルでは、一定期間保管しているが、その増え方にスペースを取られ、その管理にも頭を痛めている。しかも引き取りに来るケースはほとんどなく、大半は放置された側が処分費用を負担している。
放置スーツケース問題を抜本的に解決するには、無償や有償で引き取るサービスや、新品を売る際に中古品を引き取る取り組みなどが必要だろう。インバウンドの中長期的な増加を歓迎しつつも、オーバーツーリズムと同様、放置スーツケースも念頭に置き、国として早急な対策を講じなければならない。
なお、空港ごとのスーツケースの放置事案は、成田が2021年度の338件から2024年度は1,073件に、中部は22件から85件に、それぞれ急増している。
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ユニチカ 繊維事業シキボウに売却 染色子会社清算
繊維事業からの撤退を決めたユニチカ(本社:大阪市中央区)は8月29日、企業や学校向けのユニフォーム、東南アジア、中国における一部の関連事業や株式を、繊維メーカー、シキボウ(本社:大阪市中央区)に30億円で売却する契約を結んだことを明らかにした。年内に手続きを終える予定。
また同日、ユニチカは子会社の大阪染工(本社:大阪府島本町)を清算すると発表した。これに伴い、本社工場はサントリーホールディングスに譲渡する。譲渡金額は非公表。
ユニチカは福井県の合繊事業については、福井市に本社を置く繊維メーカー、セーレンに売却することを先行して決めている。なお、同社は赤字が続く祖業の繊維事業から撤退、食品包装などに使われるフィルム事業に注力する。