月別アーカイブ: 2017年10月

ルミネ シンガポールに11/25海外初店舗グランドオープン

ルミネ シンガポールに11/25海外初店舗グランドオープン

ルミネ(本社:東京都渋谷区)は、シンガポールに海外初の店舗として11月25日にグランドオープンする。同店はシンガポールリバー沿いの有数の観光エリアClarke Quay(クラークキー)エリア商業ビル内に出店する。
店舗面積は約930平方㍍(約280坪)、営業時間は11時~22時。ルミネ100%出資の「LUMINE SINGAPORE PTE.LTD.」がショップを運営する。働く女性をメインターゲットに、ルミネ独自の視点で”TOKYO STYLE・CULTURE・DESIGN”を発信するコンセプトストアとして、ファッションを中心としたトータルライフスタイルの提案、発信を行っていく。

「本能寺の変」直後の秀吉の家臣宛て書状を新発見

「本能寺の変」直後の秀吉の家臣宛て書状を新発見

織田信長が天下統一を前に、明智光秀に討たれた1582(天正10)年の「本能寺の変」直後、羽柴(豊臣)秀吉が家臣に宛てた書状が愛媛県内の個人宅で発見された。書状の内容は、変後に横行した京都市中での略奪に対し、信長ゆかりの品々に限っては持ち主に返すよう命じたもの。
当時、略奪行為から守るため、安全面から武士や公家が寺社に財産を預ける慣行があった。東京大史料編纂所の村井祐樹准教授が現地で調査、筆跡や文面内容から新発見の書状と判断した。天正10年8月14日付で、秀吉が堀尾毛介(吉晴)ら3人の家臣に宛て、文末に「筑前守 秀吉」の名と花押がある。
天王山の戦いで明智勢を破って入京した秀吉は、横行していた略奪行為を目にして、略奪物の持ち主を確認するように家臣に命じたが、秀吉の家臣までもがこの略奪を始めたため、結局は容認する姿勢を示しつつも、主君・信長から賜った「上様御物」は返還を命じている。

日立化成 中国に異方導電フィルム試験・解析施設を開設

日立化成 中国に異方導電フィルム試験・解析施設を開設

日立化成(東京都千代田区)はこのほど、日立化成工業(蘇州)有限公司の開発センター内に異方導電フィルム(以下、ACF)のディスプレイ部材への実装、信頼性試験および解析を行う施設「インテグレーションラボ」を開設した。
これにより、実装から解析までACFに関する一連の評価を中国国内で行うことができるようになり、アジア地域の顧客(ディスプレイメーカー)のディスプレイ開発期間を短縮することが可能になる。

蝶理 台湾・台北市に現地法人設立 18年4月稼働

蝶理 台湾・台北市に現地法人設立 18年4月稼働

蝶理(本店:大阪市中央区)は、台湾・台北市に現地法人「台湾蝶理股份有限公司」を設立する。資本金は3000万台湾㌦(約1億1100万円)で、2018年4月1日から本格稼働開始する。繊維全般・化学品・機械設備関連の卸売、輸出入および仲介取引などを手掛ける。従業員は16名。現地法人設立に伴い、台北支店は閉鎖する。

日本特殊陶業 インドで工場増築 自動車部品生産増強

日本特殊陶業 インドで工場増築 自動車部品生産増強

日本特殊陶業(本社:名古屋市瑞穂区)はインドで工場を増築し、自動車用部品の生産能力を増強する。2018年にスパークプラグの生産能力を現在と比べ倍増するほか、インドで新たに酸素センサの生産を開始する。今回は総額約17億円の設備投資を見込んでいるが、需要拡大に伴い、今後追加投資も検討していく。
スパークプラグの補修市場における需要の拡大とインド国内の排ガス規制基準がバーラト・ステージ(BS-6)へ引き上げられることによる二輪車用酸素センサの需要増加に対応する。

ラオスの中等教育への無償資金協力で書簡交換

ラオス中等教育への無償資金協力で書簡交換

日本の外務省によると10月23日、ラオスの首都ビエンチャンで日本の引原毅駐ラオス大使とラオスのサルムサイ・コンマシット外相との間で、13億6900万円を限度とする無償資金協力「中南部地域中等学校環境改善計画」に関する交換公文の署名が行われた。
この計画は、ラオスの中南部4県(カムアン県、サバナケット県、サラワン県、チャンバサック県)において、中等学校の施設および設備を整備することにより、中等教育へのアクセス・教育環境の改善を図り、中等教育の質の向上および教育現場の整備と人材育成に寄与するもの。

25年万博の大阪誘致へ個人会員が11万人超に

25年万博の大阪誘致へ個人会員が11万人超に

大阪府万博誘致推進室によると、2025年に開催される万博の大阪への誘致に向けて、大阪府、経済団体などでなどでつくる誘致委員会が募集している個人のサポーター会員数が11万人を超えた。
同会員は10月13日時点で3カ月前と比べて5倍以上に増え、11万4700人余に達したという。一方、法人の会員数も3カ月前と比べて2倍以上の3600社まで増えたとしている。
25年万博誘致の最大のライバルになると目されているフランスの公式ホームページでのサポーターの登録人数は、11万1000人余となっている。

島津製作所 環境センサの実用化へシンガポール大学と共同研究

島津製作所 環境センサの実用化へシンガポール大学と共同研究

島津製作所(本社:京都市中京区)は、7月にシンガポール国立大学(以下、NUS)と締結した包括共同研究契約の一環で、環境センサ技術の実用化に向けた共同研究開発を開始する。
この契約におけるテーマの一つとして、シンガポール子会社SHIMADZU(ASIA PACIFIC)PTE LTD(略称:SAP)は、河川や湖など淡水中のリンや窒素をppbレベルで検出するための環境センサ技術の開発にNS環境研究所と共同で取り組む。
島津製作所が2017年内にSAPで開設予定の「イノベーションセンター」を共同研究の拠点とし、本社の技術者や設計担当者、製品企画担当者も随時携わりながらプロト機の開発を進めるなど、製品化および実用化を念頭に置いている。2019年6月30日までの研究期間に両者合わせ約150万シンガポール㌦の投資が計画されている。

流行発信ショップ 中国・上海地下鉄駅構内に海外初出店

流行発信ショップ 中国・上海地下鉄駅構内に海外初出店

東急レクリエーション(本社:東京都渋谷区)が首都圏に4店舗を展開する流行発信ショップ「ranking ranQueen(ランキンランキン)」が、中国・上海地下鉄の「徐家●(シュージャーホイ)」駅構内に海外初出店する。
ランキンランキン初となる海外店舗は、上海急線企業管理有限公司(本社:中国上海市)とライセンス契約を締結し、10月30日に中国の上海地下鉄シュージャーホイ駅構内に開業する駅直結型商業施設「LINE plus(ラインプラス)シュージャーホイ」内にグランドオープンする。

三井化学東セロ 台湾で製販新会社 19年9月稼働

三井化学東セロ 台湾で製販新会社 19年9月稼働

三井化学(本社:東京都港区)の100%子会社、三井化学東セロ(本社:東京都千代田区)は、台湾に半導体製造工程用テープ「イクロステープ」の製造・販売会社を設立する。
新会社の名称(英名)はTaiwan Tohcello Functioal Sheet,Inc.で、所在地は台湾・高雄市路竹区南部サイエンスパーク高雄パーク(申請中)。資本金は5億5000万台湾㌦(約20億円)で三井化学東セロが100%出資する。生産能力は年間380万平方㍍。2017年11月設立、2019年9月に営業運転を開始する予定。
イクロステープは半導体製造工程に用いられる保護テープで、とくにシリコンウエハーの裏面研削工程用として世界トップシェアを持つ。