ベトナム航空 Jリーグ横浜FCとスポンサー契約を締結
ベトナム航空は日本のサッカー、Jリーグ横浜FCと2018年シーズンオフィシャルクラブスポンサーとして契約を締結した。これにより、2018年シーズンの横浜FCのホーム(ニッパツ三ッ沢球技場)での試合に、ベトナム航空のロゴ看板がフィールドに登場する。
大阪府 子ども支援「子ども輝く未来基金」創設へ
大阪府は、経済的に恵まれない家庭の子どもを支援するため、民間からの寄付を募って基金を創設する方針だ。この基金は「子ども輝く未来基金」と名付けられ、民間企業や市民からの寄付を財源にするとしている。
「子ども食堂」のうち、学習支援も行っているところに教材費を補助することや、家計に恵まれない子どもの奨学金を支給することなどが検討されている。
大阪府では生活保護を受けている人の割合が平成27年度で3.38%と全国平均の1.70%を大きく上回っており、支援を必要とする人が多いとの見方もある。大阪府は関連の議案を2月開かれる定例議会に提案する予定で、3月中にも基金を創設し、府内の企業への寄付の呼びかけを始めたいとしている。
SBIHD 中国の平安保険G子会社のフィンテック企業へ出資
SBIホールディングス(本社:東京都港区)と100%子会社でベンチャーキャピタルファンドの運用・管理業務を行うSBIインベストメント(本社:東京都港区)は、中国最大級の民間金融機関、中国平安保険(集団)股份有限公司の子会社、上海臺●通金融科技有限公司(本拠地:中国・上海市)および平安医●健康管理股份有限公司(本拠地:中国・上海市)の2社へ出資した。
出資先のうち、前者は2300社以上の金融機関(420の銀行含む)にフィンテックソリューションを提供、後者は中国の70%の都市の8億人をカバーする総合的なヘルスケアサービスを提供しているほか、テクノロジーを活用した保健管理サービスを250以上の都市で提供するベンチャー企業。
雪・氷の像の祭典「さっぽろ雪まつり」開幕
雪や氷の像で北海道札幌市を彩る、第69回「さっぽろ雪まつり」が2月5日、メインとなる大通会場とすすきの会場で開幕した。12日まで。
今回は両会場でおよそ200基の雪像や氷像が展示される。このうち大通会場では高さ15㍍もの大型の雪像が5基、氷像が2基展示される。これらの中には奈良の薬師寺の大講堂、大ヒットしたゲーム、ファイナルファンタジーの名場面を切り取り、モチーフにしたもの、世界中の若手音楽家が札幌に集まって毎年夏に開かれている音楽祭(PMF)の開催を呼び掛けた、アメリカの世界的な指揮者、レナード・バーンスタインが、今年で生誕100年となるのを記念して横顔をレリーフ調に表現した雪像、プロ野球界で今年最も注目される大型ルーキー、清宮選手(日本ハム)の雪像もある。
夜間には会場がライトアップされ、巨大雪像を背景にプロジェクションマッピングによる色彩豊かで華やかな世界が映し出され、これまでより一段とエンタテインメント性を高めている。
JAXA 超小型衛星を最小級ロケットで打ち上げ成功
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月3日、電柱サイズ(全長9.5㍍)のロケット「SS-520」5号機を内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県)から打ち上げ、東京大学の超小型衛星「たすき」(愛称)を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。
ロケット部品に家電に使う半導体などの民生品を用い、衛星を投入できるロケットでは世界最小級。打ち上げ費用は大型ロケットより大幅に安い約5億円。ちなみに、H2Aロケット(全長53㍍)の打ち上げ費用は約100億円。
今回の打ち上げは、民間の宇宙ビジネス拡大の契機になる。小型衛星は安く、短期間に開発でき、企業や大学にも手が届くものになる。小型衛星の打ち上げ需要は拡大が見込まれ、2023年に460基と2016年の4.6倍に膨らむとの予測もあるほど、これまでより格段に身近なものになるはずだ。
今回の打ち上げに参画したキヤノン電子はIHIエアロスペース、清水建設などと共同出資会社を設立。今後ロケットを自前でつくる方針だという。