月別アーカイブ: 2018年2月

ベトナム航空 Jリーグ横浜FCとスポンサー契約を締結

ベトナム航空 Jリーグ横浜FCとスポンサー契約を締結

ベトナム航空は日本のサッカー、Jリーグ横浜FCと2018年シーズンオフィシャルクラブスポンサーとして契約を締結した。これにより、2018年シーズンの横浜FCのホーム(ニッパツ三ッ沢球技場)での試合に、ベトナム航空のロゴ看板がフィールドに登場する。

和歌山・天王塚古墳 3月に54年ぶり石室を一般公開

和歌山・天王塚古墳 3月に54年ぶり石室を一般公開

2016年、国の特別史跡に指定された和歌山市の天王塚古墳で、3月に内部の石室が54年ぶりに一般公開されることになった。
同古墳は6世紀中ごろに築造された、全長88㍍の和歌山県最大の前方後円墳。石室は高さが全国で2番目となる5.9㍍あり、「石棚」と「石梁」と呼ばれる構造物を併せ持っているのは同古墳だけだという。
一般公開を前に行われた発掘調査では、54年前と同じようにめのうやガラス製の玉をはじめ、銀製の装飾品、水鳥をかたどった装飾付きの須恵器の一部などが見つかっている。和歌山県は3月3、4日、およそ500人を対象に現地説明会を開く予定。

大阪府 子ども支援「子ども輝く未来基金」創設へ

大阪府 子ども支援「子ども輝く未来基金」創設へ

大阪府は、経済的に恵まれない家庭の子どもを支援するため、民間からの寄付を募って基金を創設する方針だ。この基金は「子ども輝く未来基金」と名付けられ、民間企業や市民からの寄付を財源にするとしている。
「子ども食堂」のうち、学習支援も行っているところに教材費を補助することや、家計に恵まれない子どもの奨学金を支給することなどが検討されている。
大阪府では生活保護を受けている人の割合が平成27年度で3.38%と全国平均の1.70%を大きく上回っており、支援を必要とする人が多いとの見方もある。大阪府は関連の議案を2月開かれる定例議会に提案する予定で、3月中にも基金を創設し、府内の企業への寄付の呼びかけを始めたいとしている。

パナソニック インドの冷蔵庫工場3月から生産開始

パナソニック インドの冷蔵庫工場3月から生産開始

パナソニックは、インド北部ハリヤナ州ジャジャールの製造拠点「パナソニック・テクノパーク」内で建設を進めていた冷蔵庫工場で、3月からインド国内市場向けの生産を開始する。同工場の敷地面積は1万4000平方㍍。年間生産能力は50万台の予定で、4月から販売開始する。
新工場で生産する冷蔵庫は、今後インドで需要増が見込まれる300L-350Lの容量帯。インバータ技術を採用した省エネ性に優れたモデルで、生活リズムに合わせて自動で効率良く制御を行い、省エネを実現する同社独自技術の「エコナビ」や、庫内を清潔に保つ「Agクリーンフィルター」を搭載している。

SBIHD 中国の平安保険G子会社のフィンテック企業へ出資

SBIHD 中国の平安保険G子会社のフィンテック企業へ出資

SBIホールディングス(本社:東京都港区)と100%子会社でベンチャーキャピタルファンドの運用・管理業務を行うSBIインベストメント(本社:東京都港区)は、中国最大級の民間金融機関、中国平安保険(集団)股份有限公司の子会社、上海臺●通金融科技有限公司(本拠地:中国・上海市)および平安医●健康管理股份有限公司(本拠地:中国・上海市)の2社へ出資した。
出資先のうち、前者は2300社以上の金融機関(420の銀行含む)にフィンテックソリューションを提供、後者は中国の70%の都市の8億人をカバーする総合的なヘルスケアサービスを提供しているほか、テクノロジーを活用した保健管理サービスを250以上の都市で提供するベンチャー企業。

ラオス・ビエンチャンで第4回ジャパンジャパンフェスティバル

ラオス・ビエンチャンで第4回ジャパンフェスティバル

ラオスの首都ビエンチャンで2月2~4日の3日間、「第4回ジャパンジャパンフェスティバル」が開かれた。在ラオス日本大使館などが主催し、文化交流ほか、ラオスでの販路開拓を目指す日本企業が自社製品を紹介した。前回と比べ出展企業数は1.5倍に増えた。
ラオスは、インフラ整備が十分ではないことからASEAN諸国の中では後発組に入るが、同国への進出日系企業は100社に迫っているほか、2017年は日本人5万人がラオスを訪れ、ラオス人4000人が日本を訪れている。

雪・氷の像の祭典「さっぽろ雪まつり」開幕

雪・氷の像の祭典「さっぽろ雪まつり」開幕

雪や氷の像で北海道札幌市を彩る、第69回「さっぽろ雪まつり」が2月5日、メインとなる大通会場とすすきの会場で開幕した。12日まで。
今回は両会場でおよそ200基の雪像や氷像が展示される。このうち大通会場では高さ15㍍もの大型の雪像が5基、氷像が2基展示される。これらの中には奈良の薬師寺の大講堂、大ヒットしたゲーム、ファイナルファンタジーの名場面を切り取り、モチーフにしたもの、世界中の若手音楽家が札幌に集まって毎年夏に開かれている音楽祭(PMF)の開催を呼び掛けた、アメリカの世界的な指揮者、レナード・バーンスタインが、今年で生誕100年となるのを記念して横顔をレリーフ調に表現した雪像、プロ野球界で今年最も注目される大型ルーキー、清宮選手(日本ハム)の雪像もある。
夜間には会場がライトアップされ、巨大雪像を背景にプロジェクションマッピングによる色彩豊かで華やかな世界が映し出され、これまでより一段とエンタテインメント性を高めている。

兵庫県篠山市で角竜類の化石新たに見つかる

兵庫県篠山市で角竜類の化石新たに見つかる

兵庫県立人と自然の博物館の発掘調査によると、兵庫県篠山市で、頭に角のある草食恐竜「角竜類」3体のあごの骨などの化石が見つかった。このうちの1つは子どものものとみられることから、恐竜の成長の過程を探る貴重な資料なると注目されている。
今回化石が見つかったのは、篠山市の大山下のおよそ1億1000万年前の前期白亜紀の地層。化石は角竜類の仲間の「ネオケラトプス類」のもので、上あごの骨1点と、下あごの骨2点などで3体のものとみられている。
この周辺では10年前にも、日本で見つかった初めての角竜類としてネオケラトプス類の化石が見つかっている。

保育所 市区町村の枠超え融通 待機児童対策で

保育所 市区町村の枠超え融通 待機児童対策で

政府が今国会に提出する子ども・子育て支援法改正案の骨格が分かった。認可保育所を利用しやすくするよう、市区町村の枠を超えて、都道府県が「待機児童対策協議会(仮称)」を設置できる規定を新設するのが柱だ。政府は近く改正案を閣議決定する方針で、今国会の成立と4月1日施行を目指す。
協議会は関係する市区町村のほか、保育事業者や有識者らでつくる。待機児童が多い市区町村を國が政令で指定する規定も設ける。指定を受けた市区町村を重点支援するため、厚生労働省など関係省庁が必要に応じて協議会に加わる。

JAXA 超小型衛星を最小級ロケットで打ち上げ成功

JAXA 超小型衛星を最小級ロケットで打ち上げ成功

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月3日、電柱サイズ(全長9.5㍍)のロケット「SS-520」5号機を内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県)から打ち上げ、東京大学の超小型衛星「たすき」(愛称)を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。
ロケット部品に家電に使う半導体などの民生品を用い、衛星を投入できるロケットでは世界最小級。打ち上げ費用は大型ロケットより大幅に安い約5億円。ちなみに、H2Aロケット(全長53㍍)の打ち上げ費用は約100億円。
今回の打ち上げは、民間の宇宙ビジネス拡大の契機になる。小型衛星は安く、短期間に開発でき、企業や大学にも手が届くものになる。小型衛星の打ち上げ需要は拡大が見込まれ、2023年に460基と2016年の4.6倍に膨らむとの予測もあるほど、これまでより格段に身近なものになるはずだ。
今回の打ち上げに参画したキヤノン電子はIHIエアロスペース、清水建設などと共同出資会社を設立。今後ロケットを自前でつくる方針だという。